各党のマニフェストがそろった。どの党のマニフェストにも「天下りを禁止する」が必ず含まれていると、朝のニュースショーで言っていた。そこで質問。天下りできなくなった人はどうなるのだろう?
きっと政治家たちは、きちんと受け皿を考えますと答えるのだろうけど、どんな受け皿が可能なのだろうか? 民主党は友愛を謳っているが、天下りできなかった人への友愛はどのように示されるのだろうか?
官僚になった人たち、またはなろうとした人たちは、自分の人生の安全が確保されるから身を粉にして働いているという部分があるはずだ。もちろん、理想的には、国に忠誠を果たすのに見返りなんて求めるなと言う人もいるだろうが、いまの現実を考えれば、働ける時期に仕事に忠誠を尽くしたら、その見返りは何かあるはずと考えても不思議ではないと思う。そういう人たちが、どの党が勝っても必ず「天下り禁止」されるのだ。反乱を起こさない方が不思議だと思う。
だいたい官僚になるような人は幼い頃から勉強をして、すいすいと入った人もいるだろうが、じりじりと努力してやっとその地位を掴み取った人もいるだろう。そういう人たちが「はい、天下り禁止」と言われて、素直に従うとは思えない。もししたがったら、それこそ日本の官僚の質は高いということだろう。国民は元官僚の人たちに最敬礼すべきだ。
やっとはいつくばって地位を得た人たちが、どうやって彼らが人生を賭けて得ようとしたものに適う地位なり収入なりを保証できるのだろう? それに対しての解答がない限り、「天下り禁止」は絵に描いた餅でしかないと思う。天下り禁止のためには、道を断たれる人たちに対して何かの花道が必要だろう。その花道がいったい何になるのか。楽しみにしていたい。政治家が全員嘘つきだとは思いたくない。自民党のように20年間、ずるずると先延ばしにすれば、嘘つき呼ばわりされないのかもしれないが。
花道はかならずしも政府が用意したり、税金でまかなう必要はないかもしれない。官僚と言われる人たちはすでにいろいろなノウハウを持ち、人脈も広いだろうから、そのひとたちが楽しんでできる仕事と、それまでに費やした労力に見合う収入が見込まれる、まったく新しいビジネスが考えられてもいいと思う。(言うのは簡単だけど)
すべてのひと、またはより多くの人が幸せになるためには、いままでにはないたくさんの工夫が必要になるだろう。それをどうやって作り上げるのか、まずはそれを作り上げるための仕組みを作るだけでもいいかもしれない。ま、反対する人ももちろんいるだろうけど。現状維持では済まないのだから、とにかく次善の策でも積み上げないことには、どこにも行けない。
全政党が天下り禁止を訴えている。どこが勝っても絶対天下りは禁止されるはず。もしされなかったら、政治家には嘘つきしかいないと言うことになる。







[...] れてどうなるかがちょっと心配だったのでこれを書いた。 [...]