「地球の未来への対話」が終わり、許可をいただき私は楽屋に行った。竹村真一さん、星野克美さん、そして清水博さんにご挨拶できた。
竹内さんは同時通訳に問題があり、最初の質問が法王に届かなかったことを嘆いていた。「残念でしたね」と問いかけると、「法王の最後の言葉は、僕の最初の質問と重なっているんだよ。あれがちゃんと届いていたらそこから対話が始められたのにね」と残念がっていた。
星野さんとは「夕焼け小焼け」の話をした。星野さんのパートで最後に語った「夕焼け小焼け」が印象に残ったと伝えると、星野さんはあの話は最後に何を言おうかずっと悩んでいたけど、すっと降りてきたんだよねと言っていた。
最後に清水さんに挨拶し、「二重生命について興味があります」と言ったら、いろいろとお話ししてくださった。一番知りたかったのは二重生命とホロンの違いだ。会場から出て行く途中でその質問をしたのだが、清水さんのおっしゃったことはあまりよく理解できなかった。
「ホロンとの違いは、二重生命には役者と舞台が必要だと言うことだよ」
こう言ってもらったが、ホロンにも舞台のような場と役者のような存在が認められている。より大きなホロンは小さなホロンの舞台のようになっていることが多い。そのことについて詳しくお話しする前に別れてしまった。
もし二重生命がホロン階層の一部であると認められるのなら、ケン・ウィルバーが「進化の構造」で規定したことをそのまま使って考えることができる。しかし、もし違うのであれば、その違いを明確にしないと考えようがない。
翌朝、なんと清水さんからメールをいただいた。そこに今回の「地球の未来への対話」の法王と清水さんの対話のひな形が添付されていた。このような書類を作り、登壇者とは何度も打ち合わせされたようだ。これを私一人で独占してしまっては社会の損失なので、清水さんにお願いして許可を頂きPDF化し、ここに設置する。興味のある方はぜひ読んでください。
この書類を頂いて以来、私は清水さんを勝手に先生と呼ばせていただいている。清水先生にとっては迷惑かもしれないが。
地球の未来への対話 ダライ・ラマ法王と清水博先生の想定ダイアログ







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