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ミネラル・ウォーターを輸入する必要があるの?

水資源が将来的に大切になると多くの人々が言っている。そのために外国が日本の水源地を買収しようとしているという話しもある。なぜそんなことが言われるのか。それは「水」が商売になるからだ。

文明の生まれる場所は必ず水資源のそばである。少し昔は人が集まる場所は必ず水資源のそばだった。ところが、輸送手段が大がかりになり、水資源から多少離れても暮らすことができるようになる。そのとき生まれたのが水の商売だ。

水の商売は、水に不自由している場所にはとても効果的だった。しかし、いつか市場が飽和してくると、水資源が豊かにある場所も、そこにどうやって水を売るかが水の商売をしている人たちの問題となる。そのターゲットのひとつが日本になった。

僕が幼い頃は、みんな水道の水をそのまま飲むのが普通だった。それがいつしか飲み水は買う物になった。その過渡期には浄水器が売られ、水道水がいかに危険かが訴えられた。もちろんそれが嘘だったとは思わない。しかし、その話しは少々過剰だったかもしれないといまでは思う。ボトルド・ウォーターがおいしいものを求める人たちに売れるという程度ならよかった。しかし、最近では飲み水がほとんどボトルド・ウォーターになった。しかも、海外のミネラルウォーターがたくさん入ってくる。

そもそも水は日本の場合、わざわざ海外からもってくる必要のないものだ。水はたくさんあるのだから。わざわざ持ってくると言うのは、エネルギーのロスである。しかもそれを安く売らなければならない。普通に考えればとても割の合う商売ではない。地球温暖化で二酸化炭素の排出を抑えなければならないのなら、海外のミネラルウォーターを輸入しなくなるだけで、かなりの効果が出るのではないだろうか。日本には日本産のボトルド・ウォーターがあれば、それでいいのではないだろうか。

水の足りないところに水を売るならいい。それは困っている人を助けることになるから。しか、水が豊かにある日本が、水を買う必要があるのだろうか?

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