3月

13

複雑な多次元の渦

生命は複雑な多次元の
渦のようなものと僕は考えている。
たったひとつの渦ではない。
いくつもの渦が
複合的に絡まったもの。
渦と渦が絡まり合うと
とても複雑な流れができる。
その複雑な流れがまた絡まり合うと
次第にそれは渦のようには
見えなくなっていく。
生命の中心には化学反応の渦があり、
その渦が別の化学反応の渦をつくり、
複雑化することで細胞が生まれる。
細胞が安定するために
化学反応の渦が必要であり、
化学反応の渦があるために
細胞が成り立つ。
細胞の要素は渦のようには見えない。
でも、渦のように生まれ、
渦のように消えていく。
身体には物質やエネルギーが必要だ。
取り込まれた物質やエネルギーは、
体内でいろんな渦に取り込まれ、
いろんな渦を回し、
いろんな渦とともに排出される。
まるで渦だらけの
宇宙を模しているかのように。
宇宙のどこに渦があるのか?
太陽系は円を描いているように
思えるけど、
銀河系の中で移動しているから、
実は渦を描いているのだよ。

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