祈る
宗教に関する本をたくさん読んだ。
心理学に関する本も、
スピリチュアルな本も。
そしていろんなお祭にも参拝した。
聖人と呼ばれるひとたちにも会った。
そうしてやっと気がついた。
最高・最善の神様がいるということ。
どんなに宗教同士で争っても、
どんなに派閥同士で争っても、
どんなに国同士で争っても、
いつか統合してくれる神様。
その神様に名前はない。
その神様はどういうものと
言っても仕方ない。
宇宙を運行している神様。
生命を生み出した神様。
神様という名前は
古くさいかもしれない。
宇宙を生み出した理のようなもの。
それは僕を動かしている。
あなたも動かしている。
それは僕のビジョンであり、
あらゆる人のビジョンでもあり、
地球のビジョンでもあり、
宇宙のビジョンでもある。
それをねじ曲げて利己的に使うと
間違った宗教が生まれる。
どれだけあらゆる存在を正当に扱い、
至福をもたらし、
この生を充実させることが
できるのか。
そのためにいる神様。
僕の能力でそのすべてを
知ることはできない。
人類の英知でも正しくは
把握できない。
宇宙のように神秘に満ちた神。
その存在に感謝するとともに、
その存在に少しでも近づこうとする。