階層を生み出す力
物質を分割して行くと
これ以上分けられない最小のものを
見つけた。
それを原子と呼んだ。
「最小のもの」という見方をすると
それだけのものであるが、
ものの見方を逆転すると
面白い見方もできる。
つまり、それは
「万物の構成要素」という見方だ。
原子は寄り集まって分子を作り、
原子や分子の寄り集まりで
いろんなものを作り出す。
鉱物や液体はもちろん、
ある特定の集まり方をすると
生命まで生み出す。
そう考えていくと
宇宙に存在する神秘の多くは
実は普段接している
物質を構成している
原子や分子にあると
考えてもいいのではないか?