10月

31

多次元的認識

相方と喧嘩をする。
自分の主張を思いっきりする。
一方で、相手の立場にも立ってみる。
怒りたくなる気がわかる。
そして自分の立場に戻ってくる。
僕も怒りたいが、
相手の怒りたい気持ちがわかると
ただ怒ってもしかたないので
どうしたらいいのかと悩む。

仕事で理不尽な要求をされる。
それは無理と思うが、
相手の立場に立つと
無理だと言ってはねつけるのも
どうかなと思う。
その要求に
答えるか答えないかだけではなく
別の提案ができないか考える。

世界ではいろんなところに
対立がある。
それらを感じて
どちらが正しいかを
考えるだけではなく、
第三、第四の道を考える。

目の前の「右か左か」や
「善か悪か」や「私かあなた」
だけを考えるのではなく、
そこにはまだ見えていない可能性を
創ってみる。

それをするために与えられた
僕たちの想像力。

いま外で鳥が鳴いたら、
それも目の前の問題と
関係があるのかもしれない。
ないのかもしれないのはもちろん。
もしないとしても
僕たちの想像力はそれを作れる。

Comment Feed

No Responses (yet)



Some HTML is OK

or, reply to this post via trackback.