1月

8

犬のうんちを踏む

小学生のとき、ガキ大将とよく遊んだ。
そのガキ大将はときどき理不尽なことを言うので鬱陶しかったが、喧嘩するのも厄介なので、いい距離で付き合っていた。
あるとき何人かで帰る道すがら、ふざけあっていてつい犬のうんちを踏んでしまった。
ここぞとばかりガキ大将が「エンガチョ」と大声を出して逃げていったのでみんなもそれに従った。
このまま引き下がれば「エンガチョ野郎」に落ち着いてしまう。
ここは攻めるしかないと思い、ガキ大将を追いかけた。
「こっち来るな」といいながら逃げていくガキ大将。
袋小路に追いつめた。
「近寄ったら殴るぞ」というので、「わかった」と言った瞬間、僕は足を蹴り上げた。
靴に付いていたうんちがガキ大将の服や顔に飛んだ。
「お前何やってんだ」といいながらガキ大将は泣き出した。w
いい思い出だ。

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