3月

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世界宗教史

ちくま学芸文庫ミルチア・エリアーデ著の『世界宗教史』を再読している。
いま四巻まで読んだ。
全八巻なのであと四巻。
一度読んだだけではスルーしていたことがやっとはっきり理解できるようになった。
きっと読めば読むほど発見があるだろう。
これら八巻を読んでわかったことは、宗教は急には発達しないと言うこと。
ある宗教が台頭したとき、そのすぐ前にはその宗教のベースとなる考えがすでにあり、それが何かのきっかけで広まると言うこと。
新興宗教が広まるということは、その直前に何かその宗教のベースとなる考えが、または、その宗教が必要とされる状況が、すでに暗々裡に広がっているということ。
聖人が急に出てきて人々に影響を与えるだけではないということ。

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