12月

3

1枚の布

僕は鞄に大きめの布を一枚入れておく。
1999年からバリ島に通い、大きな布を腰に巻くことを覚えてから。
行くたびに一枚ずつ買っていたら、何枚か集まった。
しかもその布は、いろんなデザインが施されている。
年に一度だけではもったいないので、何かに使えないかと思うようになった。
そこで、いつからか一枚持ち歩くようになる。
するといろいろと便利であることがわかった。
あるとき友人宅でテーブルクロスとして敷いてみた。
なかなかいい。
雨がパラパラと降ってきたときに傘をもってなかったら、広げて頭にかけた。
これもいい。
ちょっと肌寒いとき肩にかける。
ありがたい。
芝生で寝転がるとき広げてみた。
とてもいい。
誰かと一緒にベンチに座るときに敷く。
相手はビックリ、感動してくれる。
誰かに急に何かをもらったとき、風呂敷代わりになる。
最高だ。
それで1枚の布の虜になった。
1枚の布はきれいにたためば荷物にならない。
鞄のポケットに平たくしていれれば普段はまったく気にならない。
気にならないどころか、鞄の外側のポケットに入れておくと、ポケットチーフのように鞄がちょっとおしゃれになる。
いざというときいろんな役に立つ。

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