12月

30

新たな認識

あることに対する新たな認識を得ると、かつての認識とは違うものに見えてくることがある。
よくあるのは「老婆の絵です」といわれてそれを見ると確かに老婆が見えるが、「少女の絵です」といわれてそれを見ると、確かに若い娘の絵に見えるという絵。
ネット上でも「少女と老婆の絵」でググると出てくる。
同様なことが実は僕たちのまわりにもよくある。
幼い頃に聞かされた怖い幽霊の話は、大人になって聞くと怖い話と言うよりは、悲しい話に聞こえたりする。
このような認識の変化は新しいメディアが生まれるたびに現れてくる。
1996年頃から活発になってきたインターネットによって作り出されてきた新たな認識が定着することによって、世界中でものの見方がひっくり返りそうだ。

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