7月

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新しい社会とは?

資本主義の考え方を内面化することで、僕たちは間違った道にはまりこもうとしている。
でもそれは単に資本主義が悪かったということを意味しない。
社会が成熟して別のフェーズに入りつつあるということだ。
僕たちは成人前の年齢なのに、まだ小学校で勉強しているようなものではないか?
きちんと中学と高校を作らなければ、大学に行くこともできない。
では、中学や高校はどんなものになるのか?
地方自治に今より大きな権限を与え、様々なトライ&エラーをしてもらえばいいと思う。
ネット社会になっていいことと悪いことがある。
それをうまく利用するとはどういうことか、それをトライ&エラーしていく。
これからももっと便利なものがどんどんと生まれるだろう。
それを社会が適正に使うためにはどうしてもトライ&エラーが必要だろう。
いろんなトライ&エラーができるように、地方自治でいろんなパターンの実験をすればいいと思う。
もちろんそこには利害が生じるので、無理な実験は誰もしたがらないだろう。
だから、いいアイデアに基づいたトライ&エラーが生じるはずだ。
それを各地方同士で学び合えばいい。
今はどうもどこかの誰かの権力を大きくするための歪みが見えてきたような気がする。
そうならないための中学なりの、今より高い倫理観が必要だろう。
中央政府はそのトライ&エラーがうまく行くためのバックアップとなる。
そこでのトライ&エラーがある程度できたら、またいつか中央政府と地方自治について、社会のデザインについて、高校になるための試論を繰り返せばいい。
権力を保持するためだけに作られた決まりとはおさらばだ。
そのためには個人の内面にある所有欲や執着について深く考えないとならない。
その上で、社会が生命体のように自らを保持し発展する可能性を与えよう。

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