7月

31

サナト・クマーラ

30年くらい前、京都の鞍馬寺の奥の院で金星人が降り立った場所が記された碑を見た。
変わった碑があるものだと思っていたら、それからしばらくして知人がそこに行き、その金星人はサナート・クマラという名前だと言い出した。
どうやってそれを知ったのかは教えてもらえなかったが、印象に残った。
クマラという名が鞍馬寺の名の由来だとも言われた。
そんなことはすっかり忘れていたが、久しぶりに本の中にその名を見つけた。
中村元著『思想の自由とジャイナ教』に登場する。

ジュャイナ教哲学はサナトクマーラに帰せられる『マハーバーラタ』に言及されている。

と書かれていた。
しかし、その前後にサナトクマーラがどういう存在で、「サナトクマーラに帰せられる『マハーバーラタ』」という意味がわからないので検索してみた。
なんとサナト・クマーラのことがウィキペディアに書かれていた。
日本では「サナト・クマラ」「サナート・クマラ」とも表記されると書かれている。
しかし、「サナトクマーラに帰せられる『マハーバーラタ』」の意味はまだわからない。

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