9月

11

一人称単数

村上春樹の最新短編集を読んだ。
読み心地がいい。
村上春樹の作品はどれも面白いが、すぐに再読したいとは思わない。
何年も、何十年も経って読み直したものはある。
でも、実際にすぐまた読みたいとは思わなかった。
今回は、読み終わってからもう一度ときどき読み直している。
一度に全部ではなく、気が向いた箇所を少しずつ。
なぜか?
もどかしい思いのする短編ばかりだが、そのもどかしさがいい。
そのもどかしい感じが、すぐに言語化できないのもいい。

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