10月

22

満足する

現代の人にとって、満足するというのがとても大切な課題になってきた。
どんなに技術力をあげても、どんなに環境負荷の低い商品を作っても、環境破壊は止まらない。
今の文明で満足し、物資が足りない国や地域、資源が足りなくて困っている人たちに、一緒に生きていくために何ができるのかを考え、自分の利益や楽しみや消費が過剰にならないように考えなければならない。
それは、自分の身の回りの状況を考えて何が過剰かを考えるのではなく、飢餓や飢饉、戦争や難民の状況を考えた上で、何が過剰かを考える。
日本のような先進国は、どう考えても過剰だ。
もう今の状況で満足するべきだろう。
国内においてもヒエラルキーの下にいる人たちからの過剰な搾取はもうやめよう。
特に資産をたくさんお持ちの方は。
不満足な人を満足させてあげよう。
そしたらきっと、新たな不満足の循環は生まれてこなくなる。
もう十分に与えられているのだから。

Comment Feed

No Responses (yet)



Some HTML is OK

or, reply to this post via trackback.