4月

13

可能性を与える

選択をするとき、間接的にではあるが、いろんな人に可能性を与えることになる。
自分にかもしれないし、親しい人にかもしれないし、まったくの他人にかもしれないし、人間ではない存在にかもしれない。
人はそれを意識できれば、多くの存在に可能性を与えようとするだろう。
しかし、選択によって生まれる利益が明確で、それが自分のものになるというとき、人はそれを自分のものにするよう教え込まれている。
それは社会が未熟だったときには必要な考えだが、社会が成熟してもそこに留まっていていいものだろうか?
たとえば、大金持ちが10万円もらえるとする。
誰でもそれは正当だから、大金持ちがもらえばいいと思う。
でも、大金持ちが10万もらっても、たいして可能性は増えない。
すでに莫大なお金を持っているのだから。
それよりは、お金に困っているひとに与えた方が、可能性は広がる。
政治家は、こういうモノの考え方をしないのかな?

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