4月

29

SPARKLEのMusic video

山下達郎をはじめて聞いたのは大学浪人をしていた頃。
高校のブラスバンドの先輩のうちに遊びに行って「ON THE STREET CORNER」を聞いた。
CMでは「RIDE ON TIME」がかかっていたので、存在を知ってはいたが、きちんと聞いたのはその時がはじめてだった。
その頃の曲「SPARKLE」のミュージック・ビデオが、昨日公開された。
40年前の曲に新たな映像が付くって、とても珍しいことでしょう。
しかも、そこに出てくるダンスは、40年前には存在していなかった様式です。
でも、それがいい。
水の艶かしい動きも好き。

4月

28

PLAN75を見て何を思った?

前にも出た「昼間でも聴ける深夜放送KombuRadio」に出てきました。
今回のお題は「PLAN75を見て何を思った?」。
去年公開された「PLAN75」という映画はご覧になりましたか?
それがテーマで話し合おうというので、見ました。
アマゾンプライムにあります。
すごい映画ですね。
あなたは何を思うのでしょう?
https://youtu.be/59QMebWRfJ4

4月

27

須原一秀

映画「PLAN75」を知り、須原一秀を思い出した。
哲学者だったが、『〈現代の全体〉をとらえる一番大きくて簡単な枠組』という著書で「哲学の不成立」を主張し、以来社会思想研究家を名乗る。
哲学的事業として自死について考察し、宣言通り自死し、その後、残された原稿が「自死という生き方」というタイトルで出版されました。
論旨が明確で潔い人でした。
はじめて出版した『超越感覚』を読み始めました。
これで須原氏の著作は全て読んだことになります。

4月

26

ラマヌジャン

映画「奇跡がくれた数式」を見た。
きっかけはTwitterに流れてきた数式。
ラマヌジャンの円周率公式と書かれ、複雑な級数が書かれていた。
なんだこれ? と思い、ラマヌジャンを知る。
インドに育ち、母親から厳格な宗教教育を受け、その結果、ナーマギリ女神から数式を与えられたそうだ。
なぜラマヌジャンがインドで正式な教育も受けず、複雑な数式を生み出すのか誰も理解できない。
だから彼の生み出す数式はたわごととしか思われなかった。
第一次世界大戦の直前、当時の偉大なる数学者たちに手紙を送るが、みんな無視された。
ところがゴドフリー・ハーディがその手紙を読み、はじめは共同研究をしているリトルウッドのいたずらだと思うが、リトルウッドが否定するのでよく読むと、自分が証明した未発表の内容などが含まれていて、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに招聘する。
大学で認められるためには証明が必要だ。
ところが、ラマヌジャンの数式は神から与えられたもの。
それを証明するのに苦労する。
この前後の状況に心動かされた。

4月

25

理解の残渣

僕たちはいろんな理解をしている。
もちろん理解し合えて得られた解は貴重なもの。
だけど、理解しきれなかった残渣のようなものの中にも大切なものはある。
それを表現するのは難しいけど感じ育てたい。

4月

24

極太アスパラガス

極太アスパラガスをいただいた。
きっと大味なんだろうと思った。
見た目はぶっとい。
スジが硬いのではないだろうか?
頭をよぎる。
水っぽくて味はしないのではないだろうか?
口には出せない。
そもそもアスパラガスは、細くて繊細な味。
こんなにでっかいとどうなるのだろう?
大きいのは硬くて食べられないとどこかで聞いたような気がする。
細いアスパラガスも、茎の太い部分は硬かったりする。
でも、これはおいしいんだと説明される。
本当かよ?
一口齧る。
思ったよりずっと柔らかいし、みずみずしさの中に浮かび上がる味も香りも良かった。
またいつか食べたい。

4月

23

芝生に寝転ぶ

芝生にピクニック用のシートを持ち込み寝転ぶ。
枕はショルダーバッグ。
青い空に白い雲。
鳥が飛ぶ。
風が吹く。
日に照らされて暖かい。
まどろむ。
いい夢を見る。

4月

21

海辺に行くと、波を見つめる。
波を見つめているだけで無になれる。
いろんなことを忘れてぼうっとする。
なんかいいよね。

4月

19

小出裕章講演会

自民党は原発を再開させようとしていますが、普通の感覚の人には信じられないのではないでしょうか?
しかも、トリチウム水は海に放出するつもりです。
とんでもないと思う。
マスメディアではなんとなく「仕方ない」という感じですが、呆れてしまいます。
そういう状況の中で、小出裕章氏が福島で公演なさいました。
タイトルは「汚染水はなぜ流してはならないか」。
日本人なら聞くべきです。
知るべきです。
現実をお知らせいただき、ありがとうございます。
https://www.youtube.com/live/rrXxlQuR8io

4月

18

バシャール

1987年に「バシャール」という本が出版された。
不思議な本だった。
日本に与えた衝撃は小さなものではなかったと思う。
このバシャールをチャネリングしているダリル・アンカ氏がこの2月に飛んでもないことを言い出した。
2026年の中盤から2027年にかけて、地球上にいるすべての人が認識できる宇宙人とのコンタクトが起きるというのです。
そのためには、より自分自身であることが重要であると話していました。
その様子をYouTubeで見ることができます。

4月

13

木製のれん

昔、うちに木製ののれんがあった。
玄関から廊下に入るところにかけられていた。
人がそこを通るとカラカラと音がした。
最近はあまり見ないな。
ネットでは売っているので使っている人もいるんだろうな。

4月

12

バリ島のオードトワレ

昔、バリ島のスーパーに行くと、有名なオードトワレが安い価格で売られていた。
匂いを嗅ぐと、本物とは微妙に異なる気がした。
国ごとに価格を変えて売っているのか、それとも偽物なのかよくわからなかった。
いまでもネットで安い価格でオードトワレが売られていると、あれかな? と思う。
実際のところはよくわからないけど。
そういうことを思い出すと、妙に懐かしい。

4月

11

春の祭典

ふと春の祭典を思い出した。
ピエール・ブーレーズとクリーブランドのが名盤だと聞いてそれを買ったが、スコアを見ると聞こえない音がたくさんあった。
オーケストラの音が全て聞こえたらどうなるのか興味を持って、いろんな演奏の春の祭典を聴いた。
全ての演奏を聴いたわけではないけど、ズービン・メータとニューヨークフィルの演奏が一番好きだった。
最近聞いてないな。

4月

10

ウグイスの声

ちょっと山あいに入ってウグイスの声を聞いた。
春の喜びを歌っていた。

4月

4

本当の中立とは何か

本当の中立とは、立場によって違う。
そのことをよく肝に銘じておかないと、判断を間違う。
スイスにとっての中立と、日本にとっての中立は違うし、アメリカにとっての中立も違う。
それは僕にとっての中立と、あなたにとっての中立が違うように違う。
だから、誰かにとっての中立とは何かを知りたいのであれば、その誰かについてよく理解していないと判断できない。
マスメディアの中立について知りたければ、マスメディアのことをよく知らないとならない。
「中立なんてない」と声を上げる人の気持ちもわかる。

4月

3

麻ひしお

昔、もう30年以上前。僕が会社員だった頃、サンフランシスコへワークショップに参加しにいった。
6日間山にこもり、いろんなことをする。
高い崖からロープ一本で降りたり、何キロもの距離をワイヤーを張った滑車にぶら下がって滑り降りたり、普段できできないようなことをした。
そのワークショップでは食べるものにほとんど調味料が使われず、結果として塩分がほとんど入ってなかったし、味も素材自身の味しかしなかった。
そういう食事を6日間してサンフランシスコに戻ったとき、街で食べる食べ物の味がきつかった。
味の付けすぎ、香りの付けすぎ、コーラは飲もうとして吹いてしまった。
それ以来、僕の味覚に以前とは別の枠組みができた。
味が美味しいというよりは、からだに良さそうという区別。
それを感じることは滅多にない。
次にそれを感じたのは、キヨズキッチンがオープンしたとき。
久しぶりの感覚が嬉しかった。
その感覚をひさしぶりに思い出した。
それが「麻ひしお」を食べたとき。
「手打ちそば くりはら」でそれを食べた。

4月

1

桜吹雪を泳ぐ

桜がハラハラと散り出した。
散った桜の花びらが、風に吹かれ道の上を波のように流れていく。
上からは桜吹雪が降り注ぐ。
その中を自転車で走った。
流れの中を泳いでいるよう。
なぜか笑顔になる。