6月

4

内面のヴィジョン

二十代の頃にはじめて瞑想をした。
その時に「ヴィジョンを見ろ」と言われたが、何のことやらさっぱりわからなかった。
ヴィジョンなどというものは見えなかった。
以来瞑想を続け、見れるようになったが、最近は歳のせいか、ヴィジョンを見ながら寝てしまうことがある。
ヴィジョンがそのまま夢になってしまう。
気持ちいいからいいんだけどね。

6月

3

手水

あれのおかげいで二年ほど、神社の手水舎には水が張られていなかった。
それが再開された。
よかったと思う。
神様の力もあれにはかなわないと神社側が考えていたことに疑問を持つが。

6月

2

アンディ・ウィリアムスの歌声

中学生の頃、よくアンディ・ウィリアムスの歌を聴いていた。
今でもときどき街中などで聞こえてくると、聴いたことのない曲でも声ですぐにわかる。
アメリカン・ドリームが素直に信じられていた頃を思い出させてくれる声。

6月

1

大雨

「人心乱れて災起こり難来たる」と言われます。
天から降る大量の雨で人心を清め、災いが払われますように。
無縁社会を終結させ、灼熱の欲望を鎮める力を人類に与えたまえ。
正しき政がなされるように清明な感覚を与えたまえ。
子供がたくさん生まれ、笑って暮らせる社会となりますように。

6月

1

もうすぐ5000回

日刊 気持ちいいものが、もうすぐ5000回になる。
普通に考えれば嬉しいところだが、あまり嬉しくないのが本心だ。
5000回の頃に何か個展のようなイベントをおこなおうと思っていた。
その準備を四年くらい前から始めていたが、一昨年の末に体調を崩して入院してしまった。
個展の準備は頓挫した。
ここ数日、日刊 気持ちいものが書けない理由はそこにあると思い、ここに吐露する。
自分がやると言っていたことができないことはとても気持ちが悪い。
これからも気持ちいいものを書き続けるためにこれを書いた。
失敗の宣言だ。
5000回を超えて、一万回を目指す。
精神の変容を見つめるために。

5月

27

アスパラガス

北海道から届いたばかりのアスパラガスをいただいた。
軽く炒めて食べた。
柔らかくて香り高くて美味しい。
鮮度が大切。

5月

26

マイケル・ジャクソンのBehind the Mask

YMOの「Behind the Mask」が、マイケル・ジャクソンの大ヒットアルバム「スリラー」に入る可能性があった。
「スリラー」の40周年記念版にデモレベルの「Behind the Mask」が収録されている。
それはYMOのトラックにMJが歌を被せているような代物だった。
ところが、誰が編集したのか知らないが、4年ほど前にきちんと編集されたテイクが作られYouTubeに存在する。
昨日知って驚いた。
リミックスも映像もいい感じ。

5月

24

進化の途中

あらゆることが進化の途中だと考えられる。
今の科学も進化の途中。
人間の思想も進化の途中。
あらゆることが進化の途中。
だから、いつか訂正される。
訂正されることを知った上で、最善を考える。
この考えも進化の途中。

5月

21

生まれ続ける言葉

生命が生まれ続けるのと同じように、言葉も生まれ続ける。
一人の人の中で。
その言葉を話す人々の中で。

5月

17

海鳴り

久しぶりに茅ヶ崎に行った。
少し海が煙っていたけど烏帽子岩が見えた。
波の音とともに低い海鳴りを聞いた。
媒体を通すと聞こえないような音。

5月

15

Try Jah Love

今朝、雨が強く降っていた。
窓を閉めても雨音が聞こえた。
「すごいジャージャー雨」
と思ったら、なぜか「Try Jah Love」という歌を思い出した。
Third Worldというバンドが歌っていた。
ネットで検索して、久しぶりに聞いた。

5月

15

山形のだし

「山形のだし」が何を意味するのか、十年ほど前に知った。
ご飯にのせるととてもうまい。
健康にもきっといいだろう。
でも、きちんと作るのはちょっと大変。
がごめ昆布をどうやって入手するのかがわからない。
なので代用品を使うことになる。
先日、カルディ・コーヒーに寄ったら、「山形だしの素」が売られていたので早速購入。
美味しかったけど、がごめ昆布のぬるぬる感はなかった。

5月

13

ゆらゆら揺れるキャンドルの火

バリ島では足元を照らした。
アイルランドの教会では、礼拝に来た人たちが祭壇に命を吹き込んだ。
震災後の福島では、祈る人たちがグラウンドに並べて文字を書いた。
どれもゆらゆらと揺れるキャンドルの火で。
そこには何かが宿る。

5月

12

ダラスの熱い日

中学生の頃に映画館で見た。
JFKの暗殺に関する映画。
当時は「これは本当の話かな?」と思って見ていたが、今見直してみると、かなり信憑性があるように思う。
なんとこの脚本を書いていたのは、あのダルトン・トランボだ。
映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』はまだ見てないが、見てみようと思う。
RFK.Jrの大統領選出馬表明の意味が見えてくるかも。

5月

11

ウィンカー

LEDが何灯も点き、流れるように光っていく車のウィンカーがあるが、あれを見るたぴ思い出すのは、小学生のころ流行っていた自転車のウィンカー。
当時の自転車用ウィンカーは豆電球だったが、何灯かで流れる光を演出していた。
今見ると、やりすぎで重くて走らないのでは? と思うが、当時は憧れていた。
あの自転車に乗りたかったが乗れなかった。
そんなことを今も気にしているのが笑える。

5月

9

配牌前の雑音

夜にベランダで静寂を聞く。
昔の夜はもう少し雑音があったような気がした。
どんな雑音かと思い出す。
夜に住宅街を歩いていると、どこかから麻雀の牌を混ぜるジャラジャラという音が聞こえた。
最近は聞いてないなと思う。
自動で静かに配牌されてしまうからかな?

4月

29

SPARKLEのMusic video

山下達郎をはじめて聞いたのは大学浪人をしていた頃。
高校のブラスバンドの先輩のうちに遊びに行って「ON THE STREET CORNER」を聞いた。
CMでは「RIDE ON TIME」がかかっていたので、存在を知ってはいたが、きちんと聞いたのはその時がはじめてだった。
その頃の曲「SPARKLE」のミュージック・ビデオが、昨日公開された。
40年前の曲に新たな映像が付くって、とても珍しいことでしょう。
しかも、そこに出てくるダンスは、40年前には存在していなかった様式です。
でも、それがいい。
水の艶かしい動きも好き。

4月

28

PLAN75を見て何を思った?

前にも出た「昼間でも聴ける深夜放送KombuRadio」に出てきました。
今回のお題は「PLAN75を見て何を思った?」。
去年公開された「PLAN75」という映画はご覧になりましたか?
それがテーマで話し合おうというので、見ました。
アマゾンプライムにあります。
すごい映画ですね。
あなたは何を思うのでしょう?
https://youtu.be/59QMebWRfJ4

4月

27

須原一秀

映画「PLAN75」を知り、須原一秀を思い出した。
哲学者だったが、『〈現代の全体〉をとらえる一番大きくて簡単な枠組』という著書で「哲学の不成立」を主張し、以来社会思想研究家を名乗る。
哲学的事業として自死について考察し、宣言通り自死し、その後、残された原稿が「自死という生き方」というタイトルで出版されました。
論旨が明確で潔い人でした。
はじめて出版した『超越感覚』を読み始めました。
これで須原氏の著作は全て読んだことになります。

4月

26

ラマヌジャン

映画「奇跡がくれた数式」を見た。
きっかけはTwitterに流れてきた数式。
ラマヌジャンの円周率公式と書かれ、複雑な級数が書かれていた。
なんだこれ? と思い、ラマヌジャンを知る。
インドに育ち、母親から厳格な宗教教育を受け、その結果、ナーマギリ女神から数式を与えられたそうだ。
なぜラマヌジャンがインドで正式な教育も受けず、複雑な数式を生み出すのか誰も理解できない。
だから彼の生み出す数式はたわごととしか思われなかった。
第一次世界大戦の直前、当時の偉大なる数学者たちに手紙を送るが、みんな無視された。
ところがゴドフリー・ハーディがその手紙を読み、はじめは共同研究をしているリトルウッドのいたずらだと思うが、リトルウッドが否定するのでよく読むと、自分が証明した未発表の内容などが含まれていて、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに招聘する。
大学で認められるためには証明が必要だ。
ところが、ラマヌジャンの数式は神から与えられたもの。
それを証明するのに苦労する。
この前後の状況に心動かされた。

4月

25

理解の残渣

僕たちはいろんな理解をしている。
もちろん理解し合えて得られた解は貴重なもの。
だけど、理解しきれなかった残渣のようなものの中にも大切なものはある。
それを表現するのは難しいけど感じ育てたい。

4月

24

極太アスパラガス

極太アスパラガスをいただいた。
きっと大味なんだろうと思った。
見た目はぶっとい。
スジが硬いのではないだろうか?
頭をよぎる。
水っぽくて味はしないのではないだろうか?
口には出せない。
そもそもアスパラガスは、細くて繊細な味。
こんなにでっかいとどうなるのだろう?
大きいのは硬くて食べられないとどこかで聞いたような気がする。
細いアスパラガスも、茎の太い部分は硬かったりする。
でも、これはおいしいんだと説明される。
本当かよ?
一口齧る。
思ったよりずっと柔らかいし、みずみずしさの中に浮かび上がる味も香りも良かった。
またいつか食べたい。

4月

23

芝生に寝転ぶ

芝生にピクニック用のシートを持ち込み寝転ぶ。
枕はショルダーバッグ。
青い空に白い雲。
鳥が飛ぶ。
風が吹く。
日に照らされて暖かい。
まどろむ。
いい夢を見る。

4月

21

海辺に行くと、波を見つめる。
波を見つめているだけで無になれる。
いろんなことを忘れてぼうっとする。
なんかいいよね。

4月

19

小出裕章講演会

自民党は原発を再開させようとしていますが、普通の感覚の人には信じられないのではないでしょうか?
しかも、トリチウム水は海に放出するつもりです。
とんでもないと思う。
マスメディアではなんとなく「仕方ない」という感じですが、呆れてしまいます。
そういう状況の中で、小出裕章氏が福島で公演なさいました。
タイトルは「汚染水はなぜ流してはならないか」。
日本人なら聞くべきです。
知るべきです。
現実をお知らせいただき、ありがとうございます。
https://www.youtube.com/live/rrXxlQuR8io