8月

17

ケルトの魂

『ケルトの魂』という本をいただいた。
鶴岡真弓の対談集。
20年以上も前にアイルランドに行った。
また行きたいなと思う。
キリスト教が入る前のアイルランドは多神教だった。
その影響がキリスト教が入っても残り続ける。
一神教というのは政治的にはいい宗教かもしれない。
人民を統一しやすいから。
でも、暮らしている人にとっては多神教のほうが暮らしやすいように思う。
いろんな視点が混在することが許されて、それでなんとか折り合いをつけていくから。
宗教学では多神教が進化して一神教になるというような説があるようだが、それがまた多神教に戻るのがいいように思う。
せめて戻らなくても、ケルトのように混在するとか。

8月

5

古いアイルランドのCD

98年だったかな、アイルランドに行った。
そのときに買ったCDをひさしぶりに聴く。
そのCDを買ったお店の雰囲気を思い出す。
トリニティ大学のそばだった。
そこでケルズの書を見て、有名な図書館に行った。
芝生の緑が美しかった。
小学生たちが社会科見学に来ていて写真を撮ったらはしゃいでいた。
音楽の中に記憶が閉じ込められていたようだ。

2月

5

ボーラン

アイルランドの民族楽器にボーランがある。
でっかいタンバリンのような楽器だ。
それを一本のバチで叩く。
そのバチは鉛筆のように持ち、
もの凄く早く振り回して
細かいリズムを叩く。
ドラタタ、ドラタタ、ドラタタ、ンタンタ
みたいに、アクセントを付けたり
休符が入ったりして複雑なリズムを産み出す。
かつて練習してできるようになったけど、
もうきっと無理だろうな。
叩けたときは楽しかった。

1月

13

アランセーター

かつてアイルランドの
アラン諸島に行ったとき、
アランセーターを買った。
ダボダボな大きなセーターを選んだ。
二十年近くたつが、
いまでもよく着る。
暖かいと風が通って涼しく、
寒いと保温がいい。
漁師たちが防寒・防水のために
着ていたというのがよくわかる。
二十年着てこの状態なら
一生ものと言ってもいいだろう。
買ったとき、編んだ人のサインが
タグに入っていた。
あと二十年も楽にもちそうだ。