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バージョンアップはさせられるもの

このBlogはWordpressを使っているが、Wordpressが2.7.1にバージョンアップしたので、このBlogもインストールし直してアップグレードした。毎回アップグレードの作業はひやひやする。何しろコンピューターは専門分野ではないので、専門用語が出てくる度にその言葉を調べる。一度失敗すると取り返しがつかなくなったりするので慎重にならざるを得ない。できればアップグレードせずにそのまま使っていればいいのだが、あまり放っておくとあとでいろいろな機能が使えなくなったり、アップグレードする手間が大きくなったりするのでやっかいだ。

ついでにこのBlogのデザインもバージョンアップ版が出ていたのでアップグレードした。rssにフィードバーナーが簡単に使えるようになって便利。rssやフィードバーナーがどういうものかわからない方はBlogの右上にある「Subscribe to our Feed via RSS」をクリックしてください。ジャンプしたページにrssとフィードバーナーの説明へのリンクが示されています。ますますグローバルブレインは密に細胞間をつなぐようになってきた。

いくつかの出版社からGoogleの著作権問題に関する文書が送られてきた。特に訴えない限り、Googleによって著作物はデジタルテキストにされ、検索が可能になるようだ。資料を探す立場としては楽になるが、資料になる本を書く人間としては印税が入らなくなるかもしれないのでどうしたものかと心配。しかし、ものは考えようで、現在ある蔵書が全部デジタルになったら、場所が食われなくていいので便利だろう。あとは本への書き込みなどをどうするか、技術的な解決がされればうちの書斎もすっきりする。

きっと内容の薄い、簡単な本はほとんどネット上で読めるようになり、ステップを踏んで理解を積み重ねないとある解釈や感慨にたどり着かないような書物だけが本として残るのかもしれない。

かつて聖書が印刷機によって印刷されるようになったとき、安易に聖書を作るのは神への冒涜だと言われたが、いまではそれはナンセンス。現在はただで本を配布するのはけしからんと怒らないと著作者は食べていけなくなるが、それもいつかはナンセンスになるかもしれない。多くの人がより簡単に著作物にアクセスできること自体はいいことだ。それによって多くの人たちの知的レベルが上がることになるだろうから。たとえばBlogに書かれたことはたくさんの人がそのページで読むのと同時に、rssによってばらまかれ、Blogに来なくてもある程度読むことができる。本より簡単に著作者の考えが流布できるようになってきている。喜ぶべきことだ。問題は、著作者が時間をかけて調査し、考え、書いた作品にどのように報酬を与えるかだ。それさえ確保できれば人類は全体的にバージョンアップしつつあり、旧態然とした考えからいかに脱却していくかが大切なことになるのだろう。人間は常に働き報酬を得なければならないという考え方も変わってくるかもしれない。肉体労働はその多くがロボットに替えられ、多くの人の仕事は考えたり企画したりすることに集中するのだろう。そのとき、人のライフスタイルは大きく変わっていくはずだ。

人間は動物と同じような生存競争を繰り返していかなければならないのだろうか。それとも、テイヤール・ド・シャルダンが言ったように、愛を育て合うことでオメガポイントに行くことができるのだろうか? もしオメガポイントに到達するにしても、その前に一悶着起きるだろう。すべての人がキリストのようになるのは、まだ難しいから。しかし、少しずつまわりの人がキリストのようになっていったら、自分もキリストのようになるのは容易になる。ひとりだけ古いバージョンでいるのは難しいから。

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