ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ(The Cove)」について

僕はイルカやクジラが好きだ。御蔵島やハワイで一緒に泳いだことがある。とても楽しかった。イルカがこちらに興味を持ってくれたときのなんとも言えぬ感動は、なんとも言えないのでとても書きにくい。スピリチュアルな雰囲気で書けば「癒される」みたいな感じ。(笑) 犬がしっぽを振って寄ってきてくれたときの感じに似ていた。自分のことを好きになってくれた犬が、自分のことを見つけてしっぽを振りながら全速力で走ってきて、ハッハと息を吹きかけながら顔のまわりをなめまわされるときの、あの勢いと犬の「うれしいぞ」というエネルギー、あの感じだ。

もちろんイルカとはたいてい初対面なのだけど、御蔵島には何回か行ったので、僕には認識できなかったが、イルカは認識していたかもしれない。確か三回目くらいに行ったとき、二頭のイルカにはさまれてしばらく泳いだ。たいていイルカは一緒に泳いでも人間が息継ぎをするときに離れてしまうものだが、そのときはなぜか一緒に二、三回息継ぎをしてくれた。二頭にはさまれて深く潜り、僕の息が続かなくなると一緒に海面に上がってきてくれて息継ぎするのだ。このときの感動はきっと死ぬまで忘れないだろう。

クジラもハワイに何度か見に行った。あの巨体がノッソリといるだけで、なんかニマニマとしてしまう。息をブーッと吹くだけで歓声を上げてしまう。尻尾を持ち上げて海に沈んでいく瞬間なんか、WBCで日本が優勝したときのようにガッツポーズを取ってしまう。まだブリーチングを見たことがないのだが、そのときにはいったい自分がどうなってしまうか心配なほどだ。

そんなにイルカやクジラが好きなものだから時々人に「じゃあクジラは食べられないんですか?」と聞かれる。そんなことはない。おいしいものはペロリと食べてしまう。それが日本の文化だから。

ソウルオリンピックの一週間後、僕はソウルに行った。当時韓国では目抜き通りにあった犬肉鍋屋さんを見えないところに移転させたと話題になっていた。幸運にも見つけられたら食べてみようと思っていたが、あまり熱心でもなかったので食べる機会には巡り合えなかった。犬は好きだが食べるか食べないかは別問題だ。それが人間だと思う。

何ヶ月か前、ドキュメンタリー映画「The Cove」の予告編を見た。またやってるなぁと思った。和歌山県太地町のイルカ漁についての映画だった。そのときに見たのとほとんど同じものがここにある。(この映像は現在削除されています)

これを見たときにはまったく気がつかなかったが、もし下のトレーラーを見せられていたら、きっと驚いただろう。リチャード・オバリーが登場するからだ。

リチャード・オバリーはかつて「わんばくフリッパー」という、イルカが主人公のテレビドラマに調教師スタッフとして参加した。使ったイルカは何頭か彼が捕獲したものだった。テレビドラマが終わり、イルカたちはあちこちに引き取られていく。しかし、もともと引き取られることなど考えずに撮影のために捕まえたイルカたちだったので、ひどい扱いを受けて次々と死んでいく。リチャード・オバリーが捕まえた一頭のイルカはオバリーが訪ねていったときに彼の腕の中で死んだ。それ以来オバリーはイルカの解放運動を始める。このときのいきさつについては「イルカがほほ笑む日」という本に詳しく書いてある。彼の運動は過激で、入り江に囲ってあるような場所では囲いを切って逃がしてしまう。それがもとで逮捕され、ニュースになり、アメリカでは英雄扱いされた。アメリカ海軍を相手に訴訟を起こし、兵器として育てたイルカを引き取りリハビリして海に返そうともした。そんな頃、1995年前後に僕は彼をシュガーローフに訪ねた。マイアミからキーウェストに向かう途中にある。そこのリゾート施設のオーナーに許可を取り、海軍から引き受けたイルカのリハビリをしていた。

リチャード・オバリー(以下リックと略す)とは寿司も食べたし、ビールも飲んだ。リックはとても繊細で、普通に会っているとあんな過激なことをするようには思えない。暇なときは自分のアトリエでイルカの絵を描いている。可愛いイルカの絵を描いて売るのだそうだ。そんな彼だから、日本人がクジラを食べることについて、僕の前でははっきりとした態度は取らなかった。その話をすると困った顔をしていた。しかし、彼の側にいたボランティアは違った。シュガーキーリゾートのカウンターでビールを飲みながら二、三人のボランティアと談笑していたのだが、「日本人はイルカを食うんだよな」と言われた。たぶん僕がイルカの保護に興味を持っているので「イルカを食うなんて飛んでもない」という同意を求めるつもりでそう言ったのだと思う。しかし、僕はこう答えた。

「イルカは食べたことないけど、クジラならあるよ」

その場の雰囲気が固まった。そのあとのやりとりはよく覚えてないが、最後にこういった。

「君たちは牛を食べるだろう。なぜ牛はいいのにクジラはダメなんだい?」

すると期待していた答えが返ってきた。

「イルカは知性があるからよ。人間並みの頭脳があるからダメなの」

酔いも手伝って僕はこう答えた。

「じゃあ、君たちは頭のいい人間は生かすけど、頭の悪い人間は殺すのかい?」

雰囲気が険悪になったのはいうまでもない。それ以来ボランティアの人たちとはうまく会話ができなくなった。

ボランティアは誰も話をしてくれないので、イルカのいる入り江の端に座って黙ってイルカを見つめていたときリックがやってきた。

「どうかしたの?」と言うので、「Fine.」と答えた。たぶんリックはボランティアと僕が言い争ったことを聞いたのだろう。僕の肩に手を置いて「It’s OK」と言って去っていった。

そんな彼だから、日本人の心情は重々承知しているのだと思う。それでもなお「イルカを自由にしろ」が彼の主張だ。

かつて農業系の雑誌に書いていたとき、牛を飼育している農家に取材したことがある。そこは肉牛を育てていた。一泊して翌日、ちょうど牛を市場に送り出す日だった。市場に送られる日には牛は普段とは違う声を出すという。どうやら牛たちは何かを感づいているらしい。農家の人に「情が移ったりしないのですか?」と聞いてみた。すると「情が移らないように番号で呼ぶんだ」と言っていた。その声を聞いて「情が移らない訳はないな」と感じた。それが人間の感情だ。

しかし、人間は動物を食べる。食べないではいられない。動物でも魚でも草でも木の実でも食べるから人間になったのだと思う。もし人間が雑食にならなかったら、いまのような人間にはなれなかっただろう。それが人間だ。

「イルカを食べるな」という運動はそのうち加速して「動物を食べるな」「命を食べるな」「人工のものだけ食え」なんて、ならなければいいのだが。

写真は二枚とも僕が撮影しました。

このエントリーの続き「The COVEへの反論」

“ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ(The Cove)」について” への37件の返信

  1. こんにちは

    「わんばくフリッパー」は僕も見ていました。
    リチャード・オバリー氏は日本人の心情を理解した上で
    「イルカを自由にしろ」と主張しているのは分かりました。

    でも、なぜ日本だけが非難の対象になるのでしょうか?
    日本以外の捕鯨国や、イルカ漁をする人々は非難される
    ことは無いのでしょうか?

    日本では、日本に対する非難しか報道されないからそう
    感じるだけなのでしょうか?ご存知でしたらご教授ください。

    URLはタイトルが「Re:太地イルカ猟の映画:The Cove(予告
    編)」なのに、内容が”Dolphin & Whale Massacre in
    Denmark”という、酷いものですw

  2. 環境保護派さん、ようこそ。
    正解であるかどうかはわかりませんが、日本人には言えば通じるとアメリカ人は思っているのではないでしょうか。言っても通じないところには言うだけ無駄。日本人ならわかるかもしれないから言っておこう。そんな感じなのではないでしょうか。人にもよるでしょうけど。
    それから、日本にはイルカを大切に思っている組織や人たちがたくさんいることを知っているので、その人たちをターゲットに映画を上映しようとしたというのもあるかもしれませんね。マーケットが大きい方が影響も、稼ぎも大きくなりますからね。
    でも、これらはあくまでも僕の推測です。誤解のないよう。

    「Re:太地イルカ漁・・・」はデンマークでのイルカやクジラの殺戮をもって、白人も同じことするぞと訴えたかったのでしょうかね。

  3. 同感です。
    きっと私も同じ場面にいたら同じ事をいうでしょう。
    脳の大きさで判断するなんて、肉眼的現実主義者の限界ですよね。
    草にだって命が有るのに、そうは思えない人達は感謝もしないでしょう。
    牛にも感謝してないんじゃないかな?
    焼き加減にはうるさそうですがね^^
    殺す事に心を痛めるだろうか?
    いつまでも神が作ってくれると思ってないでしょうか?
    日本人よりイルカの方が大切だと考えているのではないでしょうか?

    聖書では解けない問題だと思います。

  4. 大翔さん、ようこそ。
    そうですね。この騒ぎのお陰で、食べ物たちへの感謝というのが思い出されましたね。
    僕の友達に何人か菜食主義者がいるのですが、ご本人は好きでやっているから構わないのですけど、お子さんにもそれを勧めるのはどうかなって、心配になることがあります。
    子供は成長のために動物性タンパク質が必要だと思われますから。
    僕は身長が179cmあるのですが、このように大きくなれたのは母親が幼い頃にいろんなものをたくさん食べさせてくれたお陰だと思っています。
    大人になって、同じ食べ方ではうまくいかないことがわかり、少し食べる量と動物性タンパク質を控えるようになってきました。この歳になれば、菜食主義でも平気だろうなと思います。
    イルカを無理に食べる必要はないでしょうけど、食べる習慣のある地域では食べてもいいと思います。それを食べることがきっとその地域の何かの知恵にもなっているでしょうから。
    この映画のパロディとして、牛の屠殺シーンがたくさん入った映画でも作りましょうか。牛がどれだけ頭いいかを検証し、世界中でどれだけの数の牛が屠殺されているかを調べるのです。牛がみんないなくなるとどれだけの二酸化炭素が排出されなくなるかを計算し、どれだけの林がつぶされずに済むかを訴えるのです。(笑)
    環境をつかさどっているあらゆる存在に感謝しないとならないですね。

  5. Tsunabuchi Yoji さん

    res ありがとうございました。
    日本人はきっとカモなんですねw
    お金があって(昔は)文句は言わないし、
    おとなしいですからね。

    NOと言える日本人でなければと思いますw

    YouTube では、re The Cove などのタイトル
    で、外国での牛の屠殺動画があるようです。
    かなりこわいものでした。

  6. 環境保護派さん、ようこそ。
    牛の屠殺動画がすでにありましたか。
    でも、できれば楽しそうに、ユーモア交えてやって欲しいですね。
    見ていて気持ち悪くなるようなのはねぇ。。。

  7. 私は最近映the coveを見た者ですが、正直その内容ににショックをうけました
    これが普通の感覚だと思います
    貴方はイルカと一緒に泳いだ経験もあるのに、あのシーンやあの漁師達を見ても普通にイルカを食べたいと思うんでしょうか?
    それが一番疑問に感じました
    もちろん貴方の言いたいことも理解できます
    牛や豚もそうです
    私は、牛や豚なんかがあんな残忍な殺され方をするのか疑問ですし、農場で食肉用の牛なんかでも、飼育に問題がある場合も心を痛めます
    韓国の食肉に関しても殺し方が残酷です、だから傷つくんだと思います
    せめて殺し方を考えて欲しいです
    それとここでは書かれてませんが、水銀の問題もあるのにどうして学校給食に出すんでしょう?
    あの映画でも言ってますが、日本の文化というなら隠さず堂々と漁をすればいいし、イルカの肉として売ればいいと思います
    人それぞれいろんな考えがあって、何が正しいとは言い切れないと思いますが、彼がしていることを犯罪者として書きたてるのもどうかと、人間の見世物の為に犠牲になってるイルカの為にしたことでしょ
    だから英雄になるんじゃないでしょうか?
    分かりますよね
    自分を犠牲にしてまで、イルカのことを考えられる方ということです
    それをそんな荒いことをするような人なんて書き立てるのもどうかと
    「イルカを食べない運動から食肉を食べないという方向に行かなければいい」なんて、とても極端な考えで、屁理屈だと思います
    人間には知性があります、だから区別するんです
    だから牛にしてもウサギにしてもワニにしてもみんな同じ動物でも違う認識を持ちます
    貴方の書いてることは、筋が通ってるようで素直じゃない感じがします
    自分が鯨を食べるからそういう風に書くのかもしれません
    この映画は、イルカの保護を主とした内容になってますが、欧米ではいるか漁に限らず、フォアグラや子牛の肉などいろんな食肉の飼育方法に問題があるものに関しても多く抗議してます
    日本だけが非難されてるわけではありません
    アメリカは動物保護が日本よりもかなり盛んです
    海外にもいかれてるようなのにご存知ないんですか?
    この映画は日本のことを取り上げてるからと言って目くじらを立てる人は視野が狭いんだと思います
    アメリカという国は世界の問題にも積極的に介入する国です
    自分達が世界のリーダーであるということを感じ、リーダーシップを取れる唯一の国だと思います
    アメリカ自体にも多くの問題があります
    多くの問題点をドキュメンタリーにして、抗議する方でマイケルムーアがいます
    それと同じことだと思います
    日本人は日本の問題にも積極的に動くような団体や人があまりいないから、他国から言われるんだと思います。

  8. kimikoさん、ようこそ。
    書き込みありがとうございました。
    これからもいろいろとご意見お聞かせ下さい。

    まずは一番の疑問にお答えしましょう。
    僕はイルカをまだ食べたことがありません。これからもわざわざイルカ肉を探して食べに行くようなことはしないでしょう。だけど宴会などで「これがイルカ肉です。ぜひお召し上がり下さい」と出されれば、きっとぺろりと食べるでしょう。それは「The Cove」を見る見ないにかかわらず。それが僕です。もっとも今なら水銀の問題で食べるのをお断りするかもしれませんけど。その問題さえなければ食べてしまいますね。

    kimikoさんはリチャード・オバリー氏のことを「犯罪者として書きたてる」と書いていますが、その話は彼の自伝のなかにも出てくる事実なので、別にことさら彼が悪者だという風に印象づけるつもりはありません。彼は確かに「自分を犠牲にしてまで、イルカのことを考えられる方」ではありますが、同時にイルカを飼っている人から見れば「飼っているイルカを勝手に逃がしてしまう人」であり、その立場から言えば犯罪者なのです。そう書かれても仕方ありません。さらに言えば、オバリー氏はそれを承知でやっている確信犯ですから、イルカの立場に立つ人からすれば英雄ですが、イルカを飼っていた人の立場からすれば別の表現になるでしょう。

    kimikoさんは動物を残酷に殺すのではなく、安楽死させれば食肉にしてもいいとお考えですか? 

    ご返信お待ちしてます。

  9. 安楽死させれば食肉にしてもいいとはおもえないでしょうね
    大体イルカを食べたいとは思いませんし、食べる必要性もないと感じる人がほとんどだと思います
    どうしてわざわざイルカなのかそちらに疑問に感じます
    同じ漁でも、魚を大量に取ってるのをみても心が痛んだりしません
    ただ、槍で刺されてもがきながら死ぬイルカには胸を痛めます
    それは貴方が言うように馬鹿な人間が殺されてもいいのか?という考えもあるかもしれません
    私には話がずれてるように感じます
    人間は人間と他の動物を区別してます
    それと同じように、動物でも知能が高いものにより愛情を感じることは普通のことだと思います
    自分のことを認識もしてくれない鳥よりも、自分のことを飼い主として認識し、友達になれる犬だからこそペットとして可愛がられるんでしょう
    どんなに頭が良くても凶暴な動物とは友達になれません
    イルカはいろんな動物の中でも、その性格や知性で人間から人気のある動物になったんだと思います
    それは牛には無理でしょう
    ただ、欧米では牛でも飼育方法に問題がある食肉には抗議があります
    例えば、子牛の柔らかい肉を作る為に身動きもできないような小さな折の中で特殊な餌を与えられて、生後数ヶ月で殺される飼育方法も問題視されてます

    あと、イルカを飼ってる人の立場からすれば確かに犯罪者でしょうね
    ただ、逃がされるイルカの映像を見ましたか?
    とても小さな囲いに、とても汚い緑色の水の中で泳がされてました
    あれがアメリカだったら、イルカを管理してる方が罰っせられてます
    もっとイルカのことを考えられる人が飼ってればあんなことにはならなかった思います
    私もあのイルカは可哀想、逃がしてあげたいと思いました
    そういう普通の感覚だと思います
    多くの人がそう感じても行動に移せません
    だから彼は英雄になるんだと思います
    隠しカメラにしても少し過激かもしれませんが、そうでもしないとイルカを救えないというのが現状だと思います
    日本政府がどうしてそれを隠そうとしてるのか?
    それも大きな問題だと思いました
    おそらくあの映画が日本全国で上映することは今は無理だと思います
    いまだに私の周りの人でイルカが食肉にされてる事実を知ってる人はいません
    問題にすらならないと思います
    日本という国は本当にすばらしい国だと思います
    非難されるのがイルカくらいですから
    アメリカでは、日本は評価されてることのほうが多いです
    医療システム、治安のよさからファッションまで・・・・
    ただこの映画で、イルカが可哀想とそのことばかりクローズアップされがちですが、日本のメディアや政府などいろんなことが見えてきて、そちらの方も重要な問題だと思いました
    多くの日本人も見て欲しい映画です
    返事ありがとうございます。

  10. このブログを読んで映画が間違った解釈をされる可能性があると感じましたので、私なりの意見を書き込ませてもらいます
    まず「なぜ日本だけが非難されるのでしょうか?」と質問されてる方がいますが、あの映画を見れば分かりますが、オリバー氏は日本を批判してません
    本当にほんの一部の人たち、本当に少ない数の漁師達が隠れてこういうことをしているというのを強調してますし、映画の中でそういってます
    むしろ、日本は一部の数少ない漁師たちの犠牲なっていることを強調してます
    まず、イルカの肉が鯨として売られている事実を多くの日本人が知らない
    イルカが食肉として売られていること自体も多くの日本人が知らないというのを、一部の都市で一般人に聞きながら証明してます
    それと大きな問題が、水銀に汚染されているイルカの肉を学校給食に出し、全国にまで広げようと考える人達
    それは結局水銀による影響を懸念した人達によりその土地の学校給食の廃絶にまで至ります
    映画の中で、イルカの水銀の量が基準値の20倍とか話していました
    それがどれくらいの影響を体に及ぼすか分からない人も多いと思いますが、深刻な数字のようです
    もちろん子供が口にするのは危険という認識をもったほうがいいと思います
    その事実を知りながら国民にそのことを隠す政府
    これだけ世界で話題になってるのに、それの事実をしらない日本人
    それは政府がこの事実を国民に知られることを懸念し、メディアも操っているということ
    このことが私には一番ショッキングでした
    北朝鮮じゃあるまいし、信じられないという感じです
    イルカ漁に関してはいろんな論議があると思います
    体に深刻な影響があるイルカの肉をこのまま鯨として売る行為や、イルカ肉の危険性は日本国民が知るべきことだと思います。

  11. kimikoさん、いるかさん、書き込みありがとうございます。
    お二人ともに日本政府が隠蔽をしていると書いてますが、それはとても微妙です。
    僕は日本政府の肩を持つつもりはありません。週刊金曜日の779号を読んでいただけばわかると思いますが、その記事では「The Cove」を日本で上映するように示唆しています。しかし、事情を把握すれば、一部の役人や政治家が困っているだろうことも理解できます。
    もしマグロなど、食連鎖の高位にあるものが水銀汚染で人を病に追い込むことになると科学的に証明できるのであれば、政府もきっとそのことを公にして、すぐにそのような魚を食べることを禁止するでしょう。しかし、安全基準というものはあくまでも基準であって、その基準を満たさなければすぐに人間にとって有害かどうかはまだ誰もよくわからないのです。そのわからない状態でもし食べることを止めてしまえば、今度は漁師たちの生活に大きな影響を与えてしまいます。その責任を取るのがきっと怖いのでしょう。だからこそ、この事実を公にし、正しい理解を多くの人にしてもらうことが大切だとは思いますが、マスコミなどの取り上げ方によっては、急に水産業界に打撃を与えるような状況が生まれないとは限りません。かつてPCB汚染で水産業が大打撃を受けたことがありますが、同じような状況を生み出したくはないのだと思います。
    僕は、別のエントリーでも書いたように、マグロを食べないようにしています。しかし、宴会などで出されて目の前で勧められれば食べてしまいます。もしかしたらあの映画が訴えるように、将来水俣病のような症状になるのかもしれません。しかし、実際に水銀がどの程度の量で発症するのか、実験したわけではないので詳細にはわかりません。
    政府が研究予算を付けて研究すべきだとは思いますが、まさか人に水銀を投与して人体実験をするわけにもいかないのです。だから水銀の許容量はどこまで行っても推論でしかなく、その推論に政府は責任が取れないのです。何かいい打開策はないですかね。

  12. >この映画は日本のことを取り上げてるからと言って目くじらを立てる人は視野が狭いんだと思います
    >アメリカという国は世界の問題にも積極的に介入する国です
    >自分達が世界のリーダーであるということを感じ、リーダーシップを取れる唯一の国だと思います

    香港在住のものです。Kimikoさんのこの考え方はアメリカ至上主義に聞こえ少し恐怖を覚えます。オバマ政治になってもあまり変わってない部分だとおもいます。これからじょじょに変わるでしょうし変わっていく、つまり時代の流れについていくことだと思います。新興国(インドや中国に代表する)の台等、今回の英・米主導の経済破壊。

    その中において日本は少なくとも、人の文化を取り上げてそれを嫌い、挙句には辞めさせそうとしたりましては変えようとしたりする映画は、好く名とも作らないし作っていないと思います。日本の対・中国の姿勢に当方は疑問を多いに感じますけど、この鯨問題については、欧米の主張に多いに疑問を感じます。香港でもフカヒレを対象に欧米(というか英・米)から批判を受けています。(まだSea Shepderdsまではきてなかったと思うが?)

    アメリカは中東でも似たような批判されて戦争まで行ってますけど、そういう政界情勢は変わるべきだとわたくしは思います。

  13. TGさん、ようこそ。
    香港ではフカヒレが批判されているのですか。知りませんでした。
    先日フカヒレの姿煮を食べました。美味しいですよねぇ。あれが食べられなくなったら悲しいです。

  14. tsunabutchiさん返信ありがとうございます
    水銀が体に与える影響がまだはっきりしないかもしれませんが、映画を見たならお分かりだと思いますが、水俣病は水銀が原因というのは歴史的にも認識されているのではないでしょうか?
    それと私もそうですが、妊婦や子どもが水銀の影響を恐れて刺身、特にマグロなどの数値の高い魚介類を避けるのは今では常識です
    いるかはそのマグロなどとも比較にならないほど高い数値です
    これを問題視しないのはどうでしょうか?
    一部の数少ない、いるか寮をされる方の生活の為でしょうか?
    食の添加物についても体に影響がある程度の薬品は指定表示されているのが現実というのに

    映画の公開についてですが日本でも公開になるといいと思います
    ただ、日本ではあまり認識されていないというのも事実です
    実際このことを知ったのもアメリカでですし、日本人の知人で知ってる人はいませんでした
    鯨を食べる方にいるかの可能性を示唆しましたが、『いるかはまずいんやで』と笑われてしまいました
    それに映画はまだ公開されていないのでなんとも言えません

    それとTGさんへ、私はアメリカ至上主義ではありませんし、戦争には疑問を感じてる者です
    中国はふかひれに限らず、熊などいろいろ批判されてます
    それはアメリカだけからではありません
    ふかひれがどうして問題視されてるかご存知なんでしょうか?
    サメのふかひれに使われる部分だけ切りサメの体はそのまま海に捨てられることはご存知なでしょうか?
    サメはもちろん泳げませんからそのまま沈んで死ぬのでしょう
    熊については、熊の手が高い漢方薬になるので捕獲されます
    立つこともできない小さな檻の中で殺されるまで保管されます
    そういう映像を見てもなんとも思わないのでしょうか?
    TGさんの>日本はすくなくとも、人の文化を取り上げてそれを嫌い、挙句にはやめさせそうとしたりましては変えようとしたりする映画は少なくとも作らないし、作ってないと思います
    TGさんにとってはいるか寮は日本の文化なんでしょうか?
    私も含め多くの日本人が知らなかったのに文化といえるんでしょうか?
    日本人は他国の文化をすべて受け入れる国なんでしょうか?
    どんな問題があっても、他国だからですますんでしょうか?
    戦争にはいいイメージはありませんが、ナチスドイツをそのまま放置していて、ユダヤ人の虐殺も文化として受け止めて、そのまま黙認すべきだったんでしょうか?
    話はずれましたが、文化、戦争と書いてこられたので。。。

  15. kimikoさん、書き込みありがとうございます。

    水俣病は確かに水銀が原因ですが、どのくらいの濃度の水銀をどの程度摂取したら発病するのかはあまりはっきりしてないようです。もし低濃度の水銀を少量摂取するなら害はないのかもしれません。もしそうだとすると、現在魚に含まれている水銀濃度では、発病しないかもしれません。その可能性があるということです。
    しかし、kimikoさんは何か勘違いなさっているのかもしれませんが、僕は水銀を摂取すると健康を害する可能性があることを多くの人に知ってもらうために雑誌に書いています。ただし、「イルカやマグロを食べると水俣病のようになる」と書くわけにはいきません。何度も書いているように、現在の魚に含有されている濃度では発病しない可能性があるからです。「発病するか発病しないかはっきりとはしてないけど、注意した方がいいよ」というのが僕の主張です。
    さらに、水俣病を研究している学者は水銀が脳に蓄積する可能性があるようだと推測していることも伝えました。しかし、それは公に認められたこととして扱うにはまだ微妙な状態にあるようです。
    さらにあの映画では「イルカを食べると水俣病になる」とはっきりとは主張していなかったように思います。その関係が示唆されていただけだったような気がします。たった一回しか見てないし、すでに見てからかなりたつので僕の記憶が曖昧です。もし「イルカを食べると水俣病になる」と主張していたとしたら、その根拠はどこにあるのか、あの映画を作った人たちはそれを証明しなければなりません。その証明は現在まだできないので、映画の中ではその可能性を示唆していただけで、断言はしていなかったのではないかと思います。

    僕は個人的にイルカ猟に反対はしていません。人間は動物を狩猟するものです。狩猟に反対する理由は何もない。では、なぜ「The Cove」を上映しろと主張しているのかと言えば、ほかの意見にも耳を傾ける機会が必要だと思うからです。イルカ猟に反対する人たちがなぜ反対するのか、その理由を知る機会を持つべきだからです。その理由を知った上で、反論すればいいと思っているし、理由をつぶさに知ったらイルカ猟に反対するようになるかもしれません。それでいいんじゃないですか?
    フカヒレに関してもkimikoさんは「サメがかわいそう」と思ってらっしゃるようですが、残念ながら人は動物を食べるのです。サメのヒレを食べる人は、ヒレだけ取ってサメを海に返すでしょう。多くは確かに死ぬかもしれませんが、生き残るのもいるかもしれません。その認識で海に返しているのではないでしょうか。確かにサメに感情移入すればかわいそうだと思うかもしれませんが、食べ物に感情移入していたらデパート地下の食料品売り場を歩くことはできません。
    こちらに書いたように、どんなに可愛い豚でも人間は食べてしまうのです。
    http://www.tsunabuchi.com/waterinspiration/?p=1463

    仏教で殺生はいけないと主張しているのは知っています。大人になったら確かに食べない方がいいのかもしれない。その可能性については考えています。しかし、子供は食べるべきだと思う。成長期にある子供が動物性のタンパク質を食べないのは、栄養学的に問題があるのではないかと思うからです。
    前にも書きましたが、人間は雑食だから人間になれたのです。

    kimikoさんが動物を食べないのは否定しません。食べたくない人は食べなければいい。でも食べたい人が食べることを禁止する理由はないでしょう。もし理由があるとするなら、その理由がきちんとわかるようにしなければならないと思います。その理由を知った上で本人が「食べない」と判断するなら、それはいいことでしょう。その理由が伝えられない状況が問題だと思うのです。食べている人に理由が伝わってないのにただ食べるなと禁止するのはおかしいことだと思います。
    もちろんその理由に本人が納得できなければだめですね。頭が良いから食べてはいけないとか、かわいそうだから食べてはいけないという理由では、動物を食べる人は納得できないでしょう。もちろんその理由では僕自身も納得できません。

  16. 誤解があったようなので最後に書かせてもらいます
    私もいるかを食べれば、水俣病になるといってるのではありません
    水銀が人体に何かしら影響を与える可能性があるというのは事実なんですから、いるかの肉はかなり数値が高いというのは知るべきだといってるんです
    いるかはいるか肉として売ればいいと思うんです
    そうすれば、一般の大人がわざわざ自分の子供には与えないでしょう
    自分自身食べるにしても、回数を減らすかもしれません
    鯨を食べる人ですら、いるかの肉だといえば嫌な顔をするというのも現実ですし、この事実をしれば、鯨を食べる方も水銀を懸念し始めると思います
    多くの人が水銀を気にしている現実があるなか、学校給食で広めようというのは、自分達の利益しか考えてないと受け止められてもおかしくないと思います
    サメに関してですが、サメがかわいそうというよりも、こちらも自分達の利益しか考えないやり方に批判しています
    サメの肉も食べれますが、サメの巨体を船に上げるよりも、ふかひれだけ取ったほうが利益になるということでしょう
    どちらも共通しているのが、自然の恵みを利用して自分達の利益のことしか考えてないところです
    いるかもあの土地の人だけのものではありませんし、もしこのままいるか寮を続けるにしてもみながいるかの水銀や、鯨肉として売られていることを公開すべきでしょう
    先にも述べましたが、食品添加物でも体に影響を与える可能性があるから表示しているんです
    こちらもアレルギー反応を示す人、何の変化も見られない人それぞれ個人差があります
    そういうことです
    貴方の言いたいことも理解できます
    食べたい人に」食べるなというのもどうかと思います
    ただ、この現実を知らない人がそれでもいるかの肉を食べたがるか?
    そのことです
    私自身が映画で気持ちが変わりましたので、うちの地方でも鯨をたまに口にしますが、もう食べたいとは思いません。

  17. シカゴに留学中の華系日本人です。今さっき映画の「The Cover」を見終えて、ま〜びっくり!!!日本でもあーいう中国くさいことやってたんだねー。Stop Killing Dolphinさんがおっしゃてたように、人が悲しんでいるとこを背後でくすくすと笑っているのは許せない。捕鯨の正当性を議論する前に今の時代を生きる日本人の人間性について考える必要があるのでは?ずっと日本人が素養が高き比較的に高尚な民族だと思っていたが、映画を見てその思いが覆された(悲)やっぱどこの人間も皆同じだね。
    漁師さんたちの辛労も分かる。私自身、山あり海ありの田舎町で少年時代を過ごしたが、農家や漁師の方々のライフスタイルは実に素朴で謙虚だった。人間として彼らの生き方から学ぶべきものも実に多いと思う。しかし、古き良き時代の日本の伝統を守ることとは何でしょう?単に文化を守るだからといって村社会になっていないか?そもそも、日本の文化自体が折衷主義に基づくものではないでしょうか。その時代に最も適する文明を取り入れ、今まで自分たちで蓄えた知恵と統合して日本は資源の少ない島国でも、今日のような経済大国という地位を勝ち取ったのではなかったでしょうか。世界が急速にグローバル化している今日、国境を越えて何か争論が起きた場合、ただ人種差別だのナショナリズムだの次元では問題を説明できない。視野を広げ、世界市民のひとりとして、自分または自国が果たすべき責任はなんなのかを真剣に熟考する必要がある。

  18. S.H.さん、ようこそ。
    「視野を広げ、世界市民のひとりとして、自分または自国が果たすべき責任はなんなのかを真剣に熟考する必要がある。」
    と書いていらっしゃいますが、まったくその通りですね。
    ただ、世界市民であるというのはどういうことなのでしょうか?
    アメリカの価値観をそのまま受け入れることではないと思います。
    日本の価値観の押しつけも違うでしょう。
    いろいろな地域にいろいろな考え方や価値観があります。
    世界市民でいるとはいったいどういうことなんでしょうね?
    きっとこれからそれがどういうことであるのか、作っていかなければならないのでしょうね。

  19. 「文化」について一言、言い忘れました。

    kimikoさんは言いました:
    >TGさんにとってはいるか寮(ママ)は日本の
    >文化なんでしょうか?
    >私も含め多くの日本人が知らなかったのに
    >文化といえるんでしょうか?

    文化でなければ何であるとおっしゃるのか?
    あなたの発言に同様なものをどこかで聞いたことがあります。
    マイナリティだからとあるいは「野蛮」であるという断定の下に、実に多くの人々や彼らの生活が抹殺されてきた事実やその行為を、まるで肯定するのに等しい発言だと思います。少数であってもそれと共存して生活してきた人々がいるという事実、その歴史や生活スタイルそのものが文化ではないのでしょうか?よく知らないあなた・他人がそれを「文化」ではないなんて断定し否定できることではないと思います。

  20. 捕鯨問題は欧米にとって、”ジャパン・バッシング”のひとつに過ぎず、日本人が日本固有の文化を捨てて、欧米文化に同化するまで終わらない。ほんの半世紀前まで、欧米の常識は、近代化=欧米化であり、社会や文化を欧米化することで産業や経済も近代化すると信じていたんだ。それが植民地で欧米文化を押し付け、原始固有の文化を滅ぼしてきたわけだ。オーストラリアの”奪われた世代”で、タスマニアの先住民の子供を誘拐してきて、女は白人に妊娠させられ、男は奴隷にされた。そうして、純血のタスマニア先住民はいなくなったわけだ。文化帝国主義で、このような残虐な行為が近代化という指名の元行われたことがよく分る。
    日本は、文化や社会に固有のものを残して、産業や経済で欧米を脅かし手しまったので、彼らから見ると不気味で、彼らの近代化に対するアンチテーゼなので、本能的に嫌っている。

  21. ednakanoさんへ、
    何ですぐに人種やナショナリズムに繋がるのだろうか。「日本は、文化や社会に固有のものを残して、産業や経済で欧米を脅かし手しまったので、彼らから見ると不気味で、彼らの近代化に対するアンチテーゼなので、本能的に嫌っている」とおっしゃているが、本当にオリジナリティを出したいなら、まず取り掛かるべき課題は日米安保条約の撤廃と軍備でないでしょうか。別にそれらのことが日本にとって良いとは言ってないが、ednakanoさんの主張を受け入れると、欧米文化に対して二重基準を設けたこちになる。
    映画の本意は動物保護なので、動物保護団体が欧米各国の政府と一丸なって、ジャパンバッシングをすると連想するのに並大抵の想像力では足りないですね。

  22. 初めまして。

    非常に活発な議論が取り交わされているようなので、私にも少々書かせてください。

    先ずは水銀値等について過去に書いた投稿を貼っておきます。↓

    http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=5354
    http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0116-4.html

    ↑を観ていただければ判りますが、マグロの最高値が総水銀値・メチル値共にイシイルカを超え、バンドウイルカに迫ってますが、消費量を考慮すれば「マグロ漁反対」になる筈ですよね?

    因みにバンドウ漁獲は全イルカ肉の1割以下で残りは太地流通分を含めて汚染の少ない岩手などのイシイルカが殆どです。
    更に付け加えると、日本人年間一人当たりのマグロ類消費量は4キロとも7キロとも言われていますから、より多くの人達に高い健康リスクを与えてるのはマグロという事になります。
    よって、よりアナウンスを徹底されるべきはイルカではなくマグロ、という事ですね。

    一番汚染度の高いハンドウイルカは全イルカ肉生産量の1割程度ですから、肝臓等の危険部位以外ならば、妊婦以外の一般人がそんなに気にするレベルではないかと思います。

    なんだかんだ言って、マイナーな食材であるイルカ肉で大騒ぎするぐらいならばやはり個人あたり消費量が平均でも4~7キロ、殆ど食わない人も居ますから多い人だと年間20kg以上消費する人が数十万人単位で居るであろう、大人気食材・マグロ類の消費に注意喚起するのが順当でしょうね・・・

    事実イルカ肉には何にも問題が無いから「異常が出た」というハナシも御座いません。
    総流通量・消費量共にマグロより遥かに少なく、生産量の大半を占めるイシイルカの水銀量が大型マグロ類より低い、という現実がある以上、イルカさんのお肉の水銀については尚更心配する必要などアリマセンね♪

    つまりキミ等がイルカさんを守る為にイルカを消費する人の健康を気にするそぶりでやるネガキャンペーンは全く意味が無い、という事です(^ω^;;;;

    ついでに「暫定規制値」について♪↓

    まず、実験動物に食品汚染物質の一定量
    を長期間(ラット、マウスは一生涯のほと
    んどすべての期間)にわたって毎日食べさ
    せ、生涯にわたって動物になんら悪い影響
    が認められない最大の量(最大無作用量)
    を求めます。次に、最大無作用量を人にあ
    てはめるため、この最大無作用量に通例100
    の安全係数(最大無作用量の1/100)を掛
    けて、人に対する安全な量が決められます。
    これを『一日摂取許容量』といい*ADI と略
    されます。このADI に食品別の摂取量を参
    考にして、暫定的規制値が決められていま
    す。

    http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/syoku_anzen/14/p03_food_osen.pdf

    「生涯、毎日その量を摂取し続けても悪影響が現れない」という値から更に安全率を見込んで1/100をかけた数値から導き出していますので、この場合ハンドウイルカの筋肉部位の最大値が「最大無作用量」に迫っているとしても、極端なハナシ「毎日食わないならば作用は出ないよ?」という検査結果がある、という事ですね。

    一番汚染度の高いハンドウイルカは全イルカ肉生産量の1割程度ですから、肝臓等の危険部位以外ならば、妊婦以外の一般人がそんなに気にするレベルではないかと思います。

    反捕鯨ちゃん達がよくやるこの「他人の健康を気遣うポーズで自分の目的を達成しようとする」所謂

     
     『 お た め ご か し 』
     

    にはウンザリですねェ・・・

    ttp://blogs.yahoo.co.jp/toripan1111/8929831.html
    ttp://blogs.yahoo.co.jp/toripan1111/8985694.html

    <補足>

    ハンドウイルカが占める割合の少なさ(1割程度)を証明するソースを貼っておきますね。

    http://homepage1.nifty.com/IKAN/news/070718.html

    捕獲数だけで言えば最も水銀値の高いハンドウイルカは全体の1/20しにかなりません。
    ハンドウはいるかの中でも比較的大型の種にはなりますが、日本沿岸回遊種は精々3メートル程度ですので、肉量の大きいゴンドウ等の歯クジラが「イルカ」の収量に計上されている事を考えれば肉生産量の1割程度にしかならないでしょう。

    ハンドウイルカの水銀値が他種に比べ大きいのは寿命の長さが影響してるからで、内臓蓄積100ppmなどというサンプルは高齢の個体だったのではないかと推測されます(遠藤教授の調査では市販肉からのサンプリングなので年齢までは調べられてない)。

    さて、これでイルカ肉消費が盛んな地方に於いても汚染度の高いハンドウ消費の割合が低く、マグロ等と殆ど変わらない水銀値のイシイルカ等がその主力である、という事は理解されると思いますが、コレでも尚イルカの水銀だけ論う理由があるとすれば、何なんでしょうか・・・?w

    現実を受け入れ難いイルカ愛護ちゃん達の為に具体的な数値を書き出してあげると、

    ・イシイルカのメチル水銀 『 最 大 値 』 が0,67ppm。
    http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0116-4.html

    メカジキの・メチル水銀 同じく『 最 大 値 』 で 1.0ppm。
    http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=5354

    更に↓

    『なお今回調査対象になったキハダ、クロマグロ、ビンナガ、ミナミマグロ、メバチ、クロカジキ、マカジキ、メカジキの8魚種50検体のうち、総水銀ではクロカジキで最高9.3ppm、メチル水銀ではメカジキで最高1.0ppmを検出したほか、暫定規制値にあてはめると超過しているケースが総水銀については約60%、メチル水銀では40%以上の検体で確認された。』

    という事です。

    さて、マグロ・メカジキ等の消費人口も消費量も共にイルカ肉とは比較にならないほど大きい訳ですが、

    「食の安全」を根拠にイルカ漁に反対してる「the Cove」製作者や反イルカ漁ちゃん達が本当に日本人に健康を心配しているのならば

    「マグロ漁反対!!」の映画を作ったり、マグロ漁師さん達に抗議したりするべきでしょうに、

    何故か一向に「食の安全」を根拠にしたその様な動きは無いんですよねェ・・・w

  23. イルカやクジラと実際に泳くという夢のような時間を過ごしたり、リチャード・オバリーやボランティアの人たちとの人間的なやり取りをされた方だからこそ、ここに書かれている文章に”重み”を感じました。

    簡単には答えの出せるテーマでは無いことも実感できました。

    特に最後の”人間は動物を食べる。食べないではいられない。動物でも魚でも草でも木の実でも食べるから人間になったのだと思う。もし人間が雑食にならなかったら、いまのような人間にはなれなかっただろう。それが人間だ。”という言葉の中に、「いのちをいただく」ということの意味を解く”鍵”があるように感じました。

  24. それからkimiko様、イルカ漁が隠されてきた、というのは完全な誤解です。

    http://www.nicovideo.jp/watch/sm1573400

    ↑の0分36秒あたりからほんの1秒ぐらいと、2分30秒~から数秒間、小学生一クラスぐらいが見学してるのがハッキリ映ってるよね。

    小学生児童の服装からして80年代の後半ぐらいかな?

    つまり「食文化なら何故隠す?堂々とやれば?」とかしたり顔で抜かす愛護ちゃんが沢山居るけど、海外の基地外イルカ愛護団体が勝手に映像撮って

    「日本人は残酷だ、悪魔だ」

    みたいに大袈裟に騒ぐ(特にネットによる動画配信が普及した後)前は

     『 全 然 隠 し て な ん か な か っ た 』

    という事ですね。

    シーシェパードやらその他のイルカ基地外が肖像権もナニもお構い無しに漁師の顔を含めた映像を撮って、さも極悪非道な行いをしているかのように編集・演出してyoutube等に流す。

    それを観た世界中の中二病が太地町や和歌山自治体に非難メールを送りつける、観光客のふりしてガイジンが勝手に写真を撮りに入ろうとする、挙句漁に使う網をナイフで切ったりする・・・

    その様な馬鹿を今以上増やさないように立ち入り禁止にしたら今度は「隠してる!!」と騒ぐ・・・。

    仮に上の動画にある様に今でも全く隠さずにやってたらやってたで、「日本人はこんな非道な事を隠そうともしない、鬼だ!!」と言って騒いでるだけだろうねェ・・・w

    因みに、これと同じ動画の短いバージョンが「IKAN」や「エルザ自然保護の会」などの「クジラ・イルカだけ保護団体」のHPにもあるんだけど、小学生の見学シーンだけはあざとくカットしてるんだよね。

    勿論それは「食文化と言うくせに隠してる!!」と非難する為の布石でしゅ♪

    今回映画を撮った屑監督も、それを持て囃してる愛護も、そいつ等が言う事を鵜呑みにしてるアタマの悪い一部の日本人も、まともに相手なんかしてられるような連中じゃないんだよ。

    ・・・まぁ、少なくとも小学生に見学させてた以上「残酷だという自覚が有るから、隠してる」というのは完全にイルカ愛護ちゃん達の捏造、という事ですね。

    因みに↓は小学生の子供やもっと小さい子にツチクジラの解体現場を見せている所。

    http://www.google.com/hostednews/afp/media/ALeqM5hWsJqGw8I2T1i-vmOLoEJhkh7IIw?size=l
    http://daddytips.com/wp-content/uploads/2009/08/little-japanese-girl-and-some-whale-guts.jpg

    牛や豚の解体をこんなオープンスペースでやってる例って、先進国じゃあ無い筈だけど、日本人にとって所詮が「サカナ」であるイルカやクジラの解体ならば問題が無い、という証拠です。

  25. さて私がkimiko様に代表される様な反イルカ漁、或いは反捕鯨さん達に一番言いたい事は、イルカやクジラが捕殺されるべきではない動物、或いはその捕殺が「残酷」で、家畜の屠殺よりも「苦痛が大きい」と一体誰が決めるのか?という事です。

    ほぼ全ての野生動物は「狩られて食われ、殺される事」を想定しているので「殺される事を防ぐ為の形質」・逃げ足が速くなったり、甲羅を持ったり、群れで生活したり、その中で見張り・斥候の役を果たす個体が居たり、或いは兎や山羊・羊の様に捕殺の瞬間に苦痛を感じない様に仮死状態に陥ったり・・・etc,etc・・・

    という、「殺されない為」或いは「殺される時に苦痛を感じないで済む為」のワザを何千万年という永い時間を掛けて得てきました。これは「殺される事」の意味を「知ってる」からこそ、それに対応してきた結果です。

    なので、彼等野生動物が「狩られて食われ、殺される事」は遺伝的に想定済み、の

      「  ア  タ  リ  マ  エ  の  事  」

    だという事です。

    「狩られて死ぬ」「苦痛を感じながら食い殺される可能性」というモノが何千万年の生物進化の過程でずうっと「想定され続け、それに対応するべく遺伝子に刻まれてきた」という事。

    地球生命進化に↑の現実があるからといってその様な生を生きてる野生動物を「不幸」「可哀想」「不憫」などとは誰も言いません。

    「アタリマエ」の状態を指して不幸だなんて言わないのが「アタリマエ」ですよねw

    しかしながら反捕鯨・反イルカ漁ちゃん達に言わせると、クジライルカの捕食者であるシャチがやれば「アタリマエの事」なのに、

    「 シ ャ チ で は な く 人 間 が や る (捕鯨・イルカ漁)」

    事によって、何故か初めてイルカクジラちゃん達が「不幸で、不憫で、可哀想」
    になっちゃうそうです・・・w

    そして「だから捕鯨・イルカ漁は残酷で不倫理だから止めるべきである」と。

    シャチの歯で即死もさせられずに噛み殺されるのは「アタリマエの事」なのに、シャチの歯が同じ「刃物」であるハープーンや手銛・鉈に変われば「アタリマエの事」じゃなくなるの?

    シャチの歯で噛み殺されるのは痛くないから残酷じゃないけど、ハープーンの刃だと痛いから残酷だ、と?w

    一方、工場畜産は人間の関与無しでは行われ得ませんが、この数十年で効率化を求めた結果、畜産動物達は↓

    「人工授精」
    「新生児引き剥がし」
    「ケージ飼育」
    「栄養効率化の為の極端な運動制限」
    「濃厚飼料肥育(消化が容易過ぎて余った胃酸で腹の肉にまで穴が開く)」
    「(鶏の場合特に)雄は生まれた時点で殺処分」
    「肉質を良くする為に去勢」

    という、生命として「アタリマエの事」ではない、地球生命がこの数十年で初めて対応する苦痛「奴隷の生」を強要されています。

    ・・・と、書くと今度は「動物であるシャチが残酷な殺し方をするのは仕方が無いけど、人間がその様な事をするべきではない」と返される場合があります。
    「イルカやクジラの苦痛」を問題視してた筈なのにねェ・・・?

    食糧生産をする時、道具を使える人間が、その道具を使って「アタリマエの苦痛」しか与えない場合と、道具を使って尚「アタリマエでない苦痛」を与える場合、どちらがより倫理的でしょうか?という事を問うている時に、ただ単にイルカさんを守りたいだけの人達はそれに対する回答を避けて「作法の問題」にハナシを持って行請うとするワケですw

    つまりこの人達が「動物並みにするべきじゃない、という理由で捕鯨に反対する、或いは私の投稿内容を否定するのならば、それは「イルカの苦痛」などは本当はどうでもよく、

     『 人 間 と し て の 作 法 』

    の良し悪しで判断していている、という事になります。

    そしてその場合貴方の言ってる事は、↓の様な『畜産という作法』ならば赦されて、『捕鯨という作法』は赦されない、という訳です。

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    工場畜産は人間の関与無しでは行われ得ませんが、この数十年で効率化を求めた結果、畜産動物達は↓

    「人工授精」

    「新生児引き剥がし」

    「ケージ飼育」

    「栄養効率化の為の極端な運動制限」

    「濃厚飼料肥育(消化が容易過ぎて余った胃酸で腹の肉にまで穴が開く)」

    「(鶏の場合特に)雄は生まれた時点で殺処分」

    「肉質を良くする為に去勢」

    etc,etc…

    という、生命として「アタリマエの事」ではない、地球生命がこの数十年で初めて対応する苦痛「奴隷の生」を強要されています・・・。

    なんだか一旦西洋人の目線になって「残虐」「残酷」だとか「倫理的扱い」だとかを考えるようになった日本人が増えた所為で国内でもイルカ漁批判なんかが出てるんだと思うけど、素直な気持ちで見れば「サカナ」の漁・解体なんだよ、「The Cove」で反捕鯨ちゃん達が問題にしてる営為って。

    http://blogs.yahoo.co.jp/toripan1111/9097990.html
    http://blogs.yahoo.co.jp/toripan1111/9098349.html

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    ハイ、この時「畜産という作法」は良くて「捕鯨という作法」は悪い、と認定するのは「誰」でしょうか?

    ・地球生命がこの数十年で初めて対応する苦痛『奴隷の生』を強いる畜産は「良い作法」

    で、

    ・野生動物がその生の前提として想定済みの「狩られて食われ、殺される事」という「アタリマエの事」⇒狩猟・捕鯨は「悪い作法」

    である、と一体誰の権限で決めるのでしょうか・・・?西洋人?倫理学者?

    それともまさか愛護反捕鯨ちゃん達が勝手に決めるわけじゃないよねェ?w

    ・「野生動物にとってアタリマエの苦痛」しか与えない捕鯨は畜産などよりも遥かに倫理的な食糧生産である、

    という価値観を否定して

    ・「畜産の方が人間として『良い』作法である」

    という価値観を押し付けても良いのかな?w

    ・・・食用対象動物の「苦痛」が「屠殺・捕殺時に感じるもの」だけだと単純に割り切れちゃうような想像力の貧困がこの様な事態を招いてるんだろうねェ・・・(^ω^;;;

    mikakoさんは「何故わざわざイルカを獲って食わなければならないのか?」という事を言ってましたが、何故貴方達に配慮してイルカを獲ったり、売ったり、食ったりするのを止めなければならないのか、説明できますか?

    だってその文化圏(敢えて日本全体とは言いませんよ?)に於いてはイルカは食用動物としての認識しかない、その様な価値観の中で人々は生きているワケですよ?

    頭がいい、可愛い、友達になれる、というのは貴女やその他のイルカ愛護さん達の価値観に過ぎません。

    イルカ漁やそれを売ったり料理店で出したりする事で生計を立てている人達、或いはそれのサービスを受けたいと思ってる人達に貴方達の価値観を押し付ける事が正しいと思いますか?赦されると思いますか?

    その文化圏の人達にとってはただの単なる食材に過ぎない物を別各扱いせよ、と言ってる事の異常さに思い至りませんか?

    コレを言うと今度は「太地でもイルカショーやってるじゃないか!!」と返ってきそうですが、オーストラリアでもカンガルーと触れ合わせる観光スポットがありますし、日本でも牛豚のふれあい牧場は存在しますので・・・w

    イルカ漁や捕鯨についてよく言われる「食文化の侵略だから赦せない」というのは実は少し違うと思ってます。
    日本人の多くがクジラを食わない(供給が少ないので食えない)、イルカは尚更限られた地域でしか食されない、自分には殆ど関係無い「食文化」なのに何故この映画に対する反発がコレほど強いのか?

    これは日本人が食用にするか否かとは別として、動物に対する価値観を共有してるから、という事だと思います。
    だから食文化云々以前に、ココで私が説明したような「価値観の侵略」を敏感に感じ取ってそれに対する対する怒り・反発、というのが正確なんです。

    mikakoさんは「イルカは頭がいいから愛されるんだ」と言ってますが、それは嘘で、単に貴女がイルカという動物を好きなだけ、です。

    「私はイルカが好きだ、イルカは特別だ、だからイルカ漁止めろ」

    と言っても受け入れられないのを知ってるからこそ「賢さゆえに愛される動物だから、魚や家畜とは違う、殺してはいけない」という理屈を用意しなけりゃならなかったワケです。

    そしてその様な嘘に敏感な人達が多いので更に反発を高めてしまってる、というのが現状でしょう。

    ブログ主様、ココに書き込んでいる人達はかなり面白い意見が多かったので私も自分の意見を開陳してみたくなり、結果非常に長くなってしまいました。
    申し訳ありません。

    mikako様が読んでくれるかどうかは判りませんが、一つの意見としてお目汚しさせて下さい。

  26. つなぶち様、お久しぶりです。
    このブログへの感想やTwitterなどで日本人の皆さんの反応を観ていて、ちょっと感じたことを書かせてください。
    最初に、私はイルカは大好きで、肉も食べたことはありませんが、イルカ猟については、反対、保護どちらに対しても強い感情は持っていません。どちらの言い分も分かるけれども、「どっちでもいいことだし、自分の生活についてさほど重要な問題ではないから感情的な問題に関わりたくない」というのが本音です。
    ここで私が言いたいことは、これが多くのアメリカ人の立場でもあるということです。

    日本の方の反応を観ていると、「アメリカvs.日本」の形式になっていて、「米国人の価値観の侵略を日本人として許すわけにはゆかない。Noと言うべきだ」という反論が目立つのですが、イルカ猟や鯨漁に反対しているのは、ほんの一部分の米国人です。

    マジョリティの米国人は、ベジタリアンに対しても偏見を抱いていますし、鯨漁やイルカ猟に反対している人々に対して「クレイジーな環境保護主義者」程度にしか思っていません。アメリカ合衆国というのは、それほどバラバラな国なのです。オバマ大統領にしても、多くの難問が山積みなのに、鯨やイルカなんてどうでもいい話なんです。自国で人気取りできない問題に首を突っ込むはずがありません。

    それより私が気になるのは、日本人のtouchyさです.
    下記本についてのコメントへの私の返事を読んでいただきたいのですが、ハリウッドは自国の歴史(日系人の強制収容や原爆投下、ベトナム戦争)に対して問題提起する映画を作りますが、日本人がアジアの隣国に遺した傷跡について問題提起するような作品は作らないし、出版や上映もしないですよね。
    http://watanabeyukari.weblogs.jp/youshonews/2010/03/last-train-to-hirohima.html

    愛国心っていうのは、「少しでも欠点を責められたら、責め返す。他国が母国に対して行った悪事については語りたいが、自国の犯した罪は決して認めない」というものではないと思うのですよ。
    つなぶちさんのアプローチはその点、バランスを取ろうとしているところが素晴らしいと思います。
    そういうわけで「どっちでもいいことだし、自分の生活についてさほど重要な問題ではないから感情的な問題に関わりたくない」が本音の私ですが、ちょっと書いてみました。

  27. 渡辺さん、ようこそ、おひさしぶりです。
    日本人のtouchyさが気になるとの指摘、確かにそうですね。
    日本人は議論を好まないんですね。だから対立する意見があると双方が引いていく。
    唯一議論というか、怒声の浴びせ合いになるのが酔っているとき。
    だから思っていることをズケッと言うと、あとで「あいつは変」とか言われているかもしれません。(笑)
    意見が対立したときにどちらが正しいか言い合いをすることが少ないように感じます。
    正しいかどうかで判断するのではなく、どちらが目上かとか、どちらが利益が出るかとか、そんな基準で話がなされることが多い気がします。
    ところがネット上では自分が誰かを隠した上で発言できるので、普段我慢している分エネルギーが大きくなるのかもしれません。
    僕や渡辺さんのように、どこの誰だかわかる状態で言い合うひとは、多くの場合自著を持つひとですね。(最近はTwitterでその傾向が少し崩れつつあるのかもしれませんけど)
    でも、それは仕方ないのかもしれません。企業が自分の会社に勤務しているひとが変なことを発言しないように牽制していますから。どこかの誰かがそれに対して真っ向から反論してくれないですかね。表現の自由を奪うなと。
    日本の会社には会社名をサーチにかけていて、社名が出るとその内容を必ずチェックしているところがいくつかあるようです。そういう会社は社員のメールアドレスのIPをチェックしておけば、ネット上の書き込みも誰がしたのかわかるので、きっと変なこと書いたりしたら呼び出されるのだろうなと思います。または上司がやんわりと諭すとか。
    そういう風に考えると、水産関係の人たちは鯨について書くとき、ある方向に書くことが無言の強制になっているのかもしれないなと思うのです。この部分、僕の勝手な推測ですが。
    なんにせよ、自分の立場に固執して、いつも同じ角度からばかり発言するのではなく、いろんな立場の人になったと仮定して、ある現実について話し合えるようになりたいです。そうならない限り何かの問題についての最善の解決法は見えてこないと思います。

    自国を批判するような内容の本を出すのは勇気がいるでしょうね。しかし、そのような作品が目立たないというのも不思議です。まったくないという訳ではないでしょう。ただ、あまりそのような作品はヒットしないので目につかないのではないですか。

    また気が向いたら書き込んでください。

  28. S.Hさん

    私の意見をダブル・スタンダードとおっしゃるが、安保の問題と欧米の持っている潜在的文化帝国主義とは、一向に関係ない問題であり、
    自分自身は特に愛国主義者でもなく、日本の社会や政治にも怒ることもあります。安全保障に関しては、誰と同盟するかの問題であり、かつての軍事帝国主義ならば、話は別です。現在のアメリカ政権が帝国主義といっているわけでもありません。
    私もアメリカでの生活の経験が3年半ありますが、この映画を見て大半のアメリカ人は、”Remenber Pearl Horber”だとか、”Another Atmic Bomb”とか言っているわけです。言わなくても心の中で快哉を叫んで知るわけです。これは心の中の問題であり、簡単に解決しない問題です。そして、このような映画が、潜在的なこの風潮を加速させ、そうやって金儲けを、正義の味方づらして押し付けてくることが 、問題だと思います。人は誰もそういった卑しい心に一面を持ってはいますが、それを克服するのが倫理であり理性だと思います。
    他人の文化を尊重しない欧米文化については、歴史が正目おいしているので、いちいち例は挙げません。

  29. 本日アメリカでこの映画を見ました。
    日本人の方の意見を知りたいと思い調べていて、ここに行きつきました。

    日本人にとっては、嫌になる映画です。日本人(特に漁師さん)が批判的に描かれているからです。私はダイバーなので漁師さんとも付き合いがあります。彼らは誰よりも海の生物に敬意を払う人達です。
    それでも、イルカ漁には疑問を持たずにいられません。本当にあんなに食用として必要とされているんでしょうか?害獣駆除のためでしょうか?ショー用のイルカの捕獲が主目的で、その犠牲になっているだけではないでしょうか?(この映画にはその視点も描かれていますが、途中で食文化・水銀論争にすり替わっています。)

    私は、食生活のために必要な量であれば(直接の食用であれ駆除であれ)、生物を殺すことは止むないと思います。ただ、無駄な殺生は避けるべきです(文化というなら、それこそが日本の文化ではないでしょうか。)

    この映画は日本で公開されるべきだと思いました。見た上で、さらに事実が明らかにされた上で、論議がなされるべきです。

  30. >>ASさん

    アメリカの方ですか。わざわざご苦労様です。

    捕鯨及びイルカ漁についてはいろんなところで議論されてますが、
    現実社会と違うネット上でいろいろ話をしたところで無駄だなって
    最近感じてます。
    いくら長文で真面目に自分の意見を述べても、
    結局無機質な文字を言い合いしてるだけで、
    心の入った会話などは皆無です。
    それは当然で、素性だけでなく顔も分からないような人間と
    まともに話なんかできるわけないんです。

    また、情報もいろんなところから発信され、主観と客観とが
    入り混じって何が正しいか自分でも不安に思うほどです。
    国の言うことならともかく、マスコミやネット上の内容などは
    ほとんど信用できません。
    映画の内容も現実ではなく「映像」として写しているだけで、
    全部を信用なんかできません。必ず主観が混じっています。

    なので自分は一度太地町に向かおうと思ってます。
    直接現地の風土を知り、現地の人と話すことでイルカ漁がどういう
    ものなのか理解できると思ってます。
    自分は日本人で、住所も現地に近いです。
    ASさんは国外の方で大変でしょうが、もし日本に来られる機会
    があれば行ってみてはどうでしょうか。

    逆に言えば、それぐらいの気概がないとこの議論をする資格
    はないのかな、って気もします。
    正義感という机上の空論だけで話をするのではなく、
    現実をもっと知りたいです。

    まあ、まだ意見を言うだけなら大したことはないんです。
    シーシェパードみたいに問答無用で実力行使するのは
    止めてくださいね。

  31. >>グレートシング様
    返答ありがとうございます。
    誤解されてしまったかもしれませんが…アメリカ在住の日本人です。

    私も同じ思いです。真実を知りたいのです。現地に行ける状況ではないので、ネットを調べています。信用できないことも多いのは百も承知ですがほかに手段がなかったので。(ここは中立だと思ったので、書かせてもらいました。)

    漁師さんが、イルカ漁を続ける理由は何でしょう?
    害獣駆除(漁場保護)?ショー用イルカの捕獲?国からの奨励?
    映画ではっきり描かれてないと思ったのはその視点です。(意図的に描いてないのかもしれません。)
    捕鯨に対する誇りがあるのは理解しますが、単に文化の保護のためにあそこまで頑なになるでしょうか?何か経済的、政治的な背景があるのではないでしょうか?
    日本の漁業は厳しい状況だと理解しています。伝統の保護のために続けるのは困難ではないでしょうか?

    実は映画の製作関係者の一人から名刺をもらっています。「感想を聞かせて」と言われたので、日本人としての疑問を伝えたいと思っています。
    是非、現地に行って調べてきて下さい。期待しています。

    PS. シーシェパードみたいに…というのは悲しい指摘でした。
      むしろ欧米の友人に真実を伝えたいと思って調べていたので。
    私の書き方が悪かったんですね…。

  32. AS様、

    >漁師さんが、イルカ漁を続ける理由は何でしょう?

    単に食材としての需要があるから、ですね。↓

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    http://kentnk.blog.ocn.ne.jp/photos/foods/20080503iruka_shufu_no_mise_kumano.jpg

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    http://s-dog.net/archives/20070128/IMG_0007.JPG

    http://www6.shizuokanet.ne.jp/usr/mas_yos/cook03-2.jpg

    http://www5f.biglobe.ne.jp/~makkura/mkr/syasin/irukaniku2.jpg

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    所謂「鯨肉」とは別に「イルカ肉」としての需要があるのは和歌山・静岡・岩手・沖縄等日本国内でも数箇所ですが、其々の地元では欠かせない食材となってます。

    文化がどうの、という事以前に需要があって、それを満たせる資源が存在しており、漁業者がそれによって商業的採算性を合わせられるから続いている、というだけの事ですね。

    採算が合わなければ自然に止めるでしょうが、イルカ肉生産量の8割を占める岩手県では水族館用のイルカなどはほとんど捕獲せずに食肉用目的だけで存続してますから。

  33. 素晴らしい文章で感激致しました。
    私も全く同じ意見です。
    私もイルカや鯨は食べたことないのですが、これはひどい。
    別に野蛮だろうと、何とでも言って頂いて結構ですが、私は太地町の方々は間違ってないと思います。

    どこの国でもその土地特有の文化があります。
    それは大抵たかだか人間一人の自命程度の歳月で片付けられる様なものではなく、壮大であり、そこには必ず必然性が伴っていると思います。

    例えば、オーストラリアでカンガルーを食べたりするのも、日本人からすると、ぞっとしますが、その文化がその土地で根付くには、長い歴史があり、その歴史と共にその土地の人達は暮らしています。

    それを、ちゃんと勉強もしないで、「カンガルーはかわいいから食うな」なんて、そんな事オーストラリアの方々に失礼ですし、そんな事したくもない。

    同じ様に、太地町の方々だってイルカ漁、鯨漁には、文化と言える程の歴史があります。
    もし太地町の方々のイルカ漁に根本的な問題があるならば、400年も続くはずがない。
    確かに可哀想ですよ?でもそれは牛、馬、鳥、豚、植物も、皆可哀想です。人間とは、そういう残虐な生き物であり、大昔から、他の生物の犠牲の元に成り立っており、そしてその姿はこれからどんなに科学が進歩しようとも、変わることはないでしょう。

    ただ、日本は食糧を捨てすぎている傾向はあるかもしれませんが、だからイルカを食べなくてもいいというのは、道理に適ってないと思います。イルカを食べる人は必ず食料を粗末にするのですか?そうではないでしょう。

    人間は他の生物の命の恩恵を頂いて生きている以上、何を食べても良くて、これはダメと言う理論は存在しないように思いますし、人はそれぞれ様々な価値観を持っています。自分の主観を強引に押し付けることは、良い事であると私は思いませんし、無理に分からせた所で、その(分からせた側の)人は、それで本当に幸せと言えるのでしょうか?

    P.S. S.H.さんへ
    違うブログで全く同じ文章を見かけていたので、ちょっと面白かったです。ここにはStop Killing Dolphinはいませんよ?(苦笑)

  34. 映画の内容よりも、その周辺で発生する
    コメントによる格闘技の方が面白いという罠。
    どうせ読まれないと分かっているのに
    ついついコメントせずには居られないという
    私もその一人。

    私は映画を期待してます、早く見たいです。
    期待しているのは
    1,撮影隊によるミッションインポッシブル
    2,現地住民と撮影隊との攻防<<ジャパニーズマフィアw
    3,イルカ虐殺シーン<<TVじゃ絶対見れない

    このオバリーって人が兎に角凄いね!
    自分でまいた種を自分で刈り取るために人生掛けてるもんね。
    まだ公開されてないんでしょ?
    まずは映画見に行こうよ。

  35. 私は、最近になってこの映画を知り、イルカ問題について考え始めたところです。
    素晴らしい内容ですので、拙ブログで引用させて頂きました。

  36. イルカは鯨です。

    太地の漁師さんたちは別に隠れて活動しているわけではないです。漁期(漁期)になると毎年行われる鯨の追い込み漁です。

    水俣病は人間活動から出た工場排水によって引き起こされた反自然的なものです。生物濃縮によって蓄積された水銀など、セレン物質によって中和されることは古典的に認知されている事実です。
    ただ汚染海域の拡大、汚染度の急速な高まり等により、鯨肉だけでなくあらゆる魚介類などの水産物に対して関心は高まっていまるのは現状です。
    環境問題をニの次にして急速な発展を遂げる各国には国際枠での働きかけがなされているもの周知の事実です。

    水銀含有の鯨肉の問題について少しふれると、輸入肉やそこで大規模に使われる抗生物質やホルモン剤、収穫物の残留農薬や遺伝子組み換え食品等と同様に食の安全に関する私たちの立場や選択の問題としても考えるべきものでしょうね。捕鯨に反対する人たちには鯨肉のみが取り立てて利用されますが、その汚染が何か、何処から来ているのかと自身に問えば、ことさら捕鯨の問題に摩り替える意味はまったくないことに本来なら気づくはずです。それには盲目でいる一部の暴力に訴える組織や集団の意図をも注意し吟味する必要は益々あります。

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