日本はいじめの土壌でできている?

反原発運動が盛り上がりを見せている。以前にも表明したとおり、僕は原子力発電を完全に止めるべきだと思っている。そのために「TohokuBlogs.com」を立ち上げた。しかし、最近はあまり反原発の活動をしていない。なぜかというと、次のことを考えるべきだなと思うから。反原発はこのまま行ってきちんと原発が稼働停止するかどうか微妙だ。なぜ微妙なのかを考え、その理由を可能であれば取り除きたいと思っている。いきなり書くと不思議に思われるかもしれないが、原発完全停止の歯止めになっている問題のひとつは、いじめ問題なのではないかと思う。なぜかを書いていこう。

大津市のいじめ

今朝のニュース番組を見ていてふと思ったのは「日本の精神的土壌はいじめなのか?」ということだ。そのきっかけはもちろん大津市のいじめ問題だ。そのニュース番組ではこんなことを言っていた。
教育の現場ではいじめをした生徒を守ろうとする。なぜならば、教師側の問題を露呈したくないから。
とてもわかりやすい。そして、これなら大津市の教師たちを糾弾できるだろう。しかし、それだけでいいのだろうか? 何かここにも割り切れないものを感じる。なにが割り切れないのか。もしかしたら、立場さえ違えば、自分がその当事者になってしまうのではないかという疑念だ。

2012年の天体ショー、金環食、月食、金星日面通過、木星食、金星食

当たり年

去年12月10日の皆既月食に続き、今年は様々な天体ショーが観測されます。まさに当たり年。マヤ歴で2012年が世界の終わりの年とされたのがうなずけるほどいろんなことが起きますね。

3月26日には金星と木星のあいだに月が見られました。トップの写真がそれです。

これからの予定は5月21日の金環食。次は6月4日の部分月食。そして6月6日の金星日面通過。7月15日には木星食。8月14日に金星食。すごいです。

金環食はあちこちで噂になっているので詳しく書く必要はないと思いますが、東京では173年ぶりで、つまりは前に起きたのは東京がまだ江戸の頃。次に起きるのは300年後だそうです。そのときに「東京」はまだ東京なのでしょうか?

5/21は朝からこれを見る準備をして、しっかり観察するつもりです。そのために太陽観察用のグラスと写真撮影用のフィルターを用意しました。あとは晴れてくれるのを待つばかり。ドリカムのファンが今回の金環食を強く待ち望んでいるそうですね。「時間旅行」という歌に今回の金環食が登場するのです。懐かしい。

6月4日の部分月食は1/3程度が欠けるとのこと。月食はまあたびたび見られますからね。そんなに珍しいことではない。

その二日後の金星日面通過が珍しい現象なんですね。前回は2004年6月8日に起きたので、たいして珍しいものではないように感じるかもしれませんが、金星日面通過はたいてい8年あいだをおいて二回、対のように起きる現象なのだそうです。だから、2004年から以前は1882年12月6日に起きたそうです。そのときにはマーチ王と呼ばれたスーザが「金星の日面通過」というマーチを作曲したそうです。どんなものか興味があったので探したら音声ファイルを見つけました。どんな式典で演奏されたのでしょう?

その8年前(1874年12月9日)には日本に欧米の観測隊がやってきて観測したそうです。そのときの記念碑が神奈川県横浜市西区の紅葉坂と長崎県金比羅山にあります。

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