水の音

波の音、ザブン

 

雨の音、ザー

 

滝の音、ドーッ

 

みんなおんなじ水の音

 

鼓動の音、トクトク

 

わたしのなかに、トクトク

 

あなたのなかに、トクトク

 

地球の上の 誰の胸にも、トクトク

 

トクトクも、実はやっぱり水の音

 

あなたの心が揺れるとき

わたしの心に波紋が広がる

 

みんなおんなじ水だから

 

あなたの耳に懐かしい

やさしいきれいな水の音

心の底から湧き出るように

 

あなたのために祈ります

 

母さんからいただいた、トクトク

 

父さんからいただいた、トクトク

 

いつまでも安らかに続きますように

 

 

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この詩「水の音」は2004年8月14日、ピース・キッズ・サッカーの大会に参加するため、イスラエルとパレスチナから来た子供たちの歓迎会で朗読したものです。それぞれの節で日本語、ヘブライ語、アラビア語で輪唱のようにして朗読されました。当時のイスラエル大使エリ・コーヘン氏や駐日パレスチナ総代表部代表のワリド・シアム氏にもご臨席いただきました。