白龍トマト館について

僕は白龍トマト館という中華料理屋さんのホームページを作っている。だから、これから書く話は、そのことを考慮して、差し引いて読んでもらえたらと思う。僕は嘘を書くつもりはない。でもひいき目に見てしまうことはあるかもしれない。

このところのコロナウィルスのおかげで、どこのお店に行ってもお客さんがかつてほどはいない。おいしいお店も、人気のお店も、お客さんが少なくなっている。ところが、白龍トマト館はお客さんがほとんど減らない。以前から、混む日と混まない日があったが、同じように混む日と混まない日がある。僕にはそれがすごいことだなと思える。いったいなんでそうなるのか考えた。

いくつかの飲食店のホームページを作ったけど、白龍トマト館だけ際立って違う点がある。それは、無理に売ろうとしないこと。身の丈にあった表現をしようと考え、それ以上を望まないこと。たいていのお店は「お金をかけたのだからその分の利益が増えるように」と考える。ところが白龍トマト館は2006年からホームページを作り、メールマガジンを発行しているが、身の丈にあったことしか言おうとしない。

それのどこがいいのか?

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食べるラー油

ご飯と一緒に食べるためのラー油が流行っている。先日新江古田の白龍トマト館に行ったら、ママさんが六種類のラー油を取り寄せて味をくらべ研究していたので僕も食べさせてもらった。

ちょっとずつご飯に垂らして食べたが、どれもさほど辛くない。ブランドによっては甘く感じるものもある。香りが微妙に違うので、ついあれもこれもと食べ、お茶碗一杯のご飯はあっという間になくなった。

六種類を食べ終わると、どれもさほど辛くないと思っていたのだが、頭から汗が流れ落ちてきた。ハンカチを出して拭いたが、拭いても拭いても流れてくる。きっとからだはその辛さを検知していたのだろう。

しかし、ご飯をラー油だけで食べるのはからだにはあまりよくないだろう。カロリーの取りすぎになる。このあとしばらくお腹がもたれた。若い頃にはきっと平気だっただろう。ラー油くらい簡単に消化してしまう胃液が欲しい。

高校生の頃、上井草駅のそばにあった中華料理店「いぐさ」によく行った。そこではラー油を自家製で作っていた。大きな中華鍋でごま油を熱し、唐辛子や胡麻を入れて作っていた。高校では僕は吹奏楽部だった。その部の伝統で、いぐさのもやしそばに驚くほど大量のラー油を入れて食べさせられた。最初は辛くて涙を流しながら食べたが、しばらくすると慣れてしまった。あのときのラー油入りもやしそばはもう食べられないだろうな。僕のからだがもたないし、そこの主人は10年以上前に亡くなった。