縦書きブログについての簡単な考察

ブログは現在すべて横書きですが、縦書きのブログがあったらそれをぜひ使いたいと思っています。そこで、もし縦書きのブログがあったら、それがメディアとして何を伝えるのか考えてみました。マクルーハンが「メディアはメッセージである」と書いてますが、縦書きブログがどんな「隠されたメッセージ」を発することになるのかについての、とても短い考察です。

縦書きブログについて考える前に、横書きのブログがどんな隠されたメッセージを発しているかについて考えましょう。

まず横書きのブログはその多くが最新の書き込みを一番上に置き、古いものほど下に行き、さらに古いものはトップページからは消されて、何かの方法で探さないと読めなくなっています。ブログによってそのアクセス方法はいろいろとありますが、一般的なブログは時系列で追えるようにセットされています。そして、古い記事ほどアクセスが難しくなっています。多くの場合、トップページの下に「前のページへ」というリンクがあり、それをクリックしていくことで次第に古い記事にたどり着けるようになっています。だから古い記事ほど何回もクリックをしなければなりません。そのことはつまり古いものの価値が、新しい内容の価値よりないことをそれとなく伝えているのです。最新の記事がもっとも価値があり、過去の記事ほど読みにくいのですから。しかも、古い記事が下に流れていくことで、あたかも地面に埋もれていくような感覚を、静かに読者へ伝えているのです。もし机の上で横書きのブログを読んでいたとしたら、過去の記事はすべて机の下に流れていき、それはやがて土の中に入り、土と一緒に腐敗して、いつしか大地の養分となるようなイメージです。

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