7月

12

理想の国

理想の国について考える。
ただ自分にとって都合の良い国ではない。
そこに住む人すべてが幸せになる国。
そんなことは不可能だと多くの人が考えている。
本当だろうか?
いい国を作ろうとすればするほど、自分自身のことを考えざるを得なくなる。

7月

11

新しい社会とは?

資本主義の考え方を内面化することで、僕たちは間違った道にはまりこもうとしている。
でもそれは単に資本主義が悪かったということを意味しない。
社会が成熟して別のフェーズに入りつつあるということだ。
僕たちは成人前の年齢なのに、まだ小学校で勉強しているようなものではないか?
きちんと中学と高校を作らなければ、大学に行くこともできない。
では、中学や高校はどんなものになるのか?
地方自治に今より大きな権限を与え、様々なトライ&エラーをしてもらえばいいと思う。
ネット社会になっていいことと悪いことがある。
それをうまく利用するとはどういうことか、それをトライ&エラーしていく。
これからももっと便利なものがどんどんと生まれるだろう。
それを社会が適正に使うためにはどうしてもトライ&エラーが必要だろう。
いろんなトライ&エラーができるように、地方自治でいろんなパターンの実験をすればいいと思う。
もちろんそこには利害が生じるので、無理な実験は誰もしたがらないだろう。
だから、いいアイデアに基づいたトライ&エラーが生じるはずだ。
それを各地方同士で学び合えばいい。
今はどうもどこかの誰かの権力を大きくするための歪みが見えてきたような気がする。
そうならないための中学なりの、今より高い倫理観が必要だろう。
中央政府はそのトライ&エラーがうまく行くためのバックアップとなる。
そこでのトライ&エラーがある程度できたら、またいつか中央政府と地方自治について、社会のデザインについて、高校になるための試論を繰り返せばいい。
権力を保持するためだけに作られた決まりとはおさらばだ。
そのためには個人の内面にある所有欲や執着について深く考えないとならない。
その上で、社会が生命体のように自らを保持し発展する可能性を与えよう。

7月

10

世界が、ひっくり返ろうとしている

ふと、そう思った。
なんの根拠もない。
夢で見たわけでもない。
言語化できない思いをどう表現しようかと考えて出てきた言葉。

7月

9

たくさんのハローとグッドバイ

「人生にはたくさんのハローとたくさんのグッドバイがある」
友達の小柳晶嗣さんが三年前にカミーノ巡礼に行ってきて、帰って語った感想。
まったくそうだなぁと思う。
その時のYouTubeがこちらに。
https://www.youtube.com/watch?v=wqRhX8I3M5M

7月

8

亡くなった方を思い出す

時々、亡くなった方を思い出す。
何かのきっかけで思い出したり、ぼうっとしていたら思い浮かんだり。
それを「気持ちいい」というのは少々抵抗があるが、しみじみとしてよかったり、うるっとしたりする。
「あんなことしなければ死なずにすんだのに」とか「一緒にあれをすればよかった」とか、文句や悔いも思いつつ、最後に「出会えてよかった」と思う。

7月

7

四季〜ユートピアノ〜

1980年に製作されNHKで放映された単発ドラマ。
2000年を過ぎた頃に一度再放送された。
それを一度だけ見たのだが、とても印象に残った。
主人公の女性が調律師としていろんなピアノを調律していく。
淡々としたドラマだが、ピアノの音が印象に残った。
ピアノによってあんなにも音色が違うのかとはじめて知った。
もちろんピアノによって音の違いがあるのは知っていたが、置かれている場所によって響きが違う。
調律していくことでも音が変わる。
その些細な違いに気付かされていく。
ピアノの音が流れるたびに「うちのピアノの音と違うな」と思う。
うちのピアノの音と思い出の大切さをかみしめた。

7月

7

騎手がチラッと見るように

昔、イェイツのお墓に行ったことがある。
スライゴーのドラムクリフ教会にある。
墓石に詩が彫られている。
とても印象的だった。
Cast a cold eye on life. on death.
Horseman pass by !

7月

5

Jeff Peterson のギター

ホノルルのはずれを散歩していたとき、疲れたのでカフェにでも入ろうと思い、知らないホテル内のアーケードに入った。
そこにはCDショップがあり、ふらっと入るとギターの素敵な音が聞こえてきた。
きっとハワイアン・スラッキーギターだろう。
ハワイにはスラッキーギターの名手が何人かいる。
前にハワイに行ったとき、スラッキーギターの名手によるベスト盤のようなアルバムを買っていた。
店員に「この曲は誰のなんていう曲ですか?」と質問すると、カウンターに立てかけてあったCDケースを指差して「それだよ」という。
オレンジ色の丘の先に霧に包まれた暗い森が写っている抽象的な表紙だった。
「有名なひとなんですか?」
「いや、新人だよ。いい音だすよねぇ」
そこではじめて Jeff Peterson を知った。
飾られていた「Slak key Guitar ~ The Artistotry of Jeff Peterson」を買った。
以来、何枚かのアルバムを買い、朝によく聞く。

7月

4

iMacの音

新しいiMacが到着した。
予定より二週間早かった。
正面から見ると10年前のiMacとほとんど何も変わらない。
デザインは10年前にほぼ完成されていた。
一番大きく変わったのは音だ。
かつてのiMacだと、スピーカーを繋がないと「音楽がどうも」という感じだったが、新しいマックはスピーカーを繋げなくてもある程度聴ける音になってきた。
アルミでできたコンピューター全体がスピーカーになっている。

7月

3

埴谷雄高の『虚空』

大学生の頃、古本屋に行くと必ず目にする本があった。
それは埴谷雄高の『死霊』。
当時は名前の読み方すら知らず、いったいどんな本なのか極めて謎だったので、読むだけ読んでみようと買ってみた。
当時の『死霊』は五章までしかなかった。
その時点ではまだ未完であることも知らなかった。
とにかく読んだが、何が何だかよくわからない。
この作品の何が面白いのか?
何十年も本棚に飾られた状態だった。
それを再び読む気になった。
安藤礼二の『光の曼陀羅』のおかげ。
九章で絶筆になり、全三巻の文庫が出ている。
埴谷雄高はいくつかの短編と『死霊』くらいしか作品がないと言われている。
まずは短編集『虚空』を読んでいる。