1月

20

よりよき世界へ

ジャコモ・コルネオの『よりよき世界へ』を読み出した。
父親と娘の対話でどんな経済システムが理想かを考えていく。
現在の資本主義に不満を持つ娘。
浪費がおこなわれ、不公正であり、疎外が生まれる資本主義に愛想をつかしている娘に、経済システムについて詳しい父親が、経済学の歴史から代替システムのモデルまで語っていく。
親娘両者が満足のいく答えは見つかるのか?

1月

20

アイ・ウェイウェイ

両親が詩人で、文化大革命のときに一家で新疆ウイグル自治区の労働改造所、つまり強制収容所に送られてしまう。
その後、北京電影学院で前衛芸術を始めるが、そこでも中国の圧力を受ける。
以来、中国に批判的な作品を多数生み出す。
2009年、森美術館での展覧会はイマイチな感じがした。
それが何故かをここに書いた。
https://www.tsunabuchi.com/waterinspiration/p1395/
国から弾圧されても屈しない頑固な魂。
映画「アイ・ウェイウェイは謝らない」には感動した。
アイ・ウェイウェイが監督している「ヒューマン・フロー」という映画が上映されている。
まだ見てないが、感動するに違いない。
現在はドイツに住んでいるらしい。

1月

18

平成31年1月18日東京の朝日

突き刺すような朝日が昇ってきた。
ビルの谷間から。
濃紺の空を明るい青に染めながら。

1月

17

誰が世界を支配しているのか?

一年ほど前に出たノーム・チョムスキーの日本語訳書を読んだ。
日本で流れているニュースでは知りようのないことがたくさん載っている。
きっとそういうことなのではないかということを、チョムスキーが実証付きで説明していく。
そんな文書があることを、アメリカではきちんと追っていけるんだ。
いいなあ。

1月

16

ある愛の詩

ひさしぶりに「ある愛の詩」のテーマ曲を聞いた。
とても懐かしい。
上映は僕が小学生のころだ。
兄がレコードを買ってきたので聴いた。
そののちいろんな人がカバーした。
僕もピアノで弾いたな。

1月

15

笹久保伸さんのギター

笹久保伸さんはギタリスト。
南米でギターを学び帰国する。
南米でどんなにギターがうまくなっても、何かが違うと感じていた。
その何かとは「出自」。
帰国して「秩父前衛派」を立ち上げる。
笹久保さんの出身は秩父だ。
秩父とは何かをアートに昇華していく。
笹久保さんの演奏しているギターをはじめて聞いてすぐに秩父を連想する人は少ないだろう。
しかし、いくつもの作品を聞いていくうちに秩父と笹久保さんのギターの音につながりが生まれてくる。

1月

15

海鳴りの島から

「海鳴りの島から」というBlogをときどき見る。
芥川賞作家目取真俊のBlogだ。
だけど、そこには小説作品の話はほとんど出てこない。
何が書かれているのかというと、辺野古の基地建設反対運動についての日誌が書かれている。
ほぼ毎日、辺野古でどれだけ理不尽なことがなされているかを書き続けている。
読んでいると切なくなる。
なぜ沖縄だけに基地が集中するのか。
なぜ沖縄の人たちが嫌だと訴えても聞き入れてもらえないのか。
「海鳴りの島から」は沖縄のアイデンティティーが見えてくる。
特に、沖縄以外が沖縄に押し付けているアイデンティティーが。
では、東京のアイデンティティーとは何なんだろう?

1月

14

ピタゴラスの数秘術

数秘術というものを以前から噂では聞いていた。
調べるとそれはピタゴラスが発祥らしい。
しかも、その真髄をプラトンが『国家』に書いているという。
調べると面白かった。
http://bit.ly/2tRjLSM

1月

12

武甲山かつての山容

秩父に通うようになった。
はじめて行ったとき、武甲山を見ても何とも思わなかった。
だけど、1970年頃から急激に形を変えたと聞いてなるほどと思う。
かつての山容はもこもこもっこりとして、頼もしい山だった。
現在は山のてっぺんがピラミッドのようになっている。
かつての武甲山の写真を見ると、今の武甲山が痛々しい。
日本三大曳山祭のひとつである秩父夜祭では、いまでも武甲山に向かって祈りを捧げる。
神の住む山が削り取られ続けている。
もこもこもっこりの山の写真を見て慰める。

1月

11

サーキットを走る

かつてサーキットを走ったことがある。
いつもは速度制限があり、安全運転をするのが当然とされているが、いざどれだけ速く走ってもいいとなると、速度の上限は恐怖心との戦いになる。
速度を超過するとカーブが曲がれない。
タイヤをキュルキュルと軋ませながら、タイヤのこげる匂いを嗅ぎながら走る。