2月

21

ホセ・マリア・アルゲダス

笹久保伸さんが研究したというペルーの国民的作家。
読んでいくとときどき意味のわからないところがある。
きっとペルーの文化がわからないと理解できないのだろう。
こういうことかなと想像で埋めて先を読む。
音楽を演奏するシーンがよくでてくる。
ペルーの人たちの体臭が香る。

2月

19

アンクルトリス

最近のトリスハイボールのCFにアンクルトリスが登場する。
しかもイラストのままのアンクルトリスではなく、円筒形が基本のズンドウなアンクルトリス。
僕が子供の頃、うちにあの形の楊枝入れがあった。
きっとオマケでもらったのだろう。
そっくりな人形が出てきて懐かしい。
思い出の遠近法だな。

2月

18

3768個の気持ちいいもの

僕がなぜ「気持ちいいもの」を書き続けているのか、その理由はここに書いた。
https://www.tsunabuchi.com/feelgoodblog/what_is_daily_feel_good/
そして、自分の心の中で様々なリフレーミングが現れるのだろうと期待していた。
3768個も書き続けてきて、そのリフレーミングが複雑に積み重なり、なんともいえない状態になりつつあることを感じる。
これはきっとある種の悟りなんだろうなと僕は思う。
ただし、ブッダの悟りとは明らかに違う。
いろんなお経にあるように、別世界へと僕の心は旅立つことはない。
かつてバリ島でニュピの瞑想をしていたとき、朝日とともに弥勒菩薩が飛んで来て、一体化した経験がある。
もちろん夢だと思うのだが、夢にしては生々しいし、それで一気に目が覚めた。
それ以来、ときどきそのときのことを思い出す。
もちろん、この「気持ちいいもの」を書いているときにもしばしば思い出した。
言葉にすることでできた森。
多次元な感覚を再生するための鍵。

2月

13

イルカのジャンプ

オアフ島の西、マカハの沖では、スピナードルフィンがよくジャンプしていた。
最近は行ってないが、彼らは元気かなぁと思い出す。
水面からジャンプした途端、クルクルクルとからだをねじって回る。
犬がずぶぬれになったときからだを震わせて水を飛ばすように、イルカが水面から飛び上がってクルクル回ると一緒に水しぶきが飛ぶ。
そういうイルカが何頭もいて楽しい。
命の躍動を見るのはいい。

2月

11

A3

紙の大きさではない。
森達也さんのオウム真理教に関するノンフィクションだ。
「A」と「A2」というオウムに関するドキュメンタリー映画を撮影した森さんだが、「A3」を途中まで撮影してやめ、ノンフィクションを月刊プレイボーイに連載した。
それが出版され、講談社ノンフィクション賞を受賞し、その作品を出版から十年以上過ぎてここで無料公開し始めた。
https://note.mu/morit2y/n/nde972b9f0eac
よっぽど伝えたいことがあるようなので、文庫の上下巻を買って読んでみた。
面白かった。
断片的に知っていることがまとめられているから読んでいて興奮する。
なぜ裁判を「どうしてサリンを撒いたのか」など、わからないことをたくさん残しながら、松本智津夫(麻原彰晃)の精神状態が明らかに裁判を続行できる状態ではないのに、無理矢理続行して終わらせてしまったのか。
なぜそのことについてマスメディアはほぼ沈黙してしまったのか。
謎に対する答えがある訳ではない。
ただ、はっきりとした視点を得ることになる。
オウム真理教の教団内では松本に対する忖度が行なわれていたようだが、その状況を丁寧に読んでいくと、現在の日本の状況に似ているのではないかとぞっとする。
オウムの残した歪みがフラクタルのように社会に広がっているのではないか?
窮屈な現在の状況から目を覚ましたい人は読むべき。

2月

8

世の中はあふれている

いい情報も悪い情報もゴッチャになって流れている。
その整理をつけるのがきっと人間の仕事だろう。
にもかかわらず本の読めない人が増えていると言う。
長い文章があると理解ができない人。
そういう人は短い文章から理解していけばいい。
文章はそもそも面倒なものだ。
一瞬で理解できることも、文章にするとどうしても時間がかかる。
でも、時間をかけたおかげで理解できることもある。
「一瞬で理解できる」というのは魔物だ。
「一瞬で理解できる」ことの深さを問わなければならないが、その深さは往々にして長い時間をかけて言語化をしてはじめて表に現れてくる。
その深さは人によって全く違うものだから、その深さについて論議することはとても時間のかかる仕事になる。
わかった気になって放置しておくと、些細な差があとで大きな差になってくる。
だから、繊細な人ほど文章が理解できないと思い込むのではないか?
同じ文章の解釈は丁寧に考えていくと百人百様。
表面上は同じ意味だが、その行間に分け入っていくと、読む人によって見ているものが異なってくる。
だから、わかるわからないなんかあまり気にせず、とにかく読んでみること。
僕が小学生の頃、親父が「ようじは江戸川乱歩が好きか?」というから、「好きだ」と答えた。
怪人二十面相などの子供向けの推理小説を読んでいた。
ところが、それから数日後に、大人向けの江戸川乱歩の全集が届いた。
小学生にはどうかじりついても読めない。
人間椅子になって女性に座られる喜びなんて、小学生には理解不能だ。
笑うしかない。
だけど少しずつ読んでいった。
小学生にこんな教育してもいいのかと思いながら、「こんなの読ませるなんて、変な親父」と思いながら読んでいった。
でも、そのおかげで、理解できないものを読んでも、いつか理解できる時が来ることへの信頼が僕のなかに生まれた。
いまだによく理解できない文章に出会う。
でもそれは、いつか理解されることを待っているのだ。
さあ、世の中にあふれている意味の渦に飛び込もう。

2月

7

新しいFAX

新しいFAX機を買った。
ひとまわり小さくて、軽くて、使いやすい。
でも、この時代にFAXなんて必要なのだろうか?
と思いつつ、仕事では案外便利。
最近のFAXは画面で見てから印刷するかどうか決められるし、スマホから画像を送ることもできるし、スマホで受け取ることもできる。
でも、その機種はちょっと値が張るから買わなかった。
僕はダイレクトにやりとりするのが好き。

2月

5

乱気流

このところ世の中は乱気流できりもみ状態。
いいなと思った次の瞬間に、どうしようもない流れがやってくる。
そのなかで飛行体制を整えていくのは骨が折れる。
でも、難しいことをしているという喜びが生まれる。

1月

31

こっそり覗く

とある雑誌にインタビュー記事を掲載した。
インタビューをした方がその記事を喜んでくださってFBに書き込んでいる。
こっそり覗いて僕も喜ぶ。
インタビューをした方を喜ばせるために書いた訳ではないけど、喜んでもらえるとやはりうれしい。

1月

28

武甲庵

秩父市役所の裏手に「武甲庵」というカフェギャラリーがオープンした。
一階がカフェ、二階がギャラリーである。
ここに3月17日まで清水武甲という写真家の作品が展示されている。
武甲庵の「武甲」は清水武甲の「武甲」なのだ。
秩父の写真を撮り続け1995年に亡くなる。
まだ雄大な武甲山や戦争中の秩父の様子も見られる。