8月

31

金太の大冒険

高校生の時、昼休みに弁当を食べていた。
すると「金太の大冒険」が校内放送でかかる。
その時は聞いたことのない曲だったので、変わった曲かけるなとしか思わなかったが、サビに入って弁当を吹き出しそうになった。
「デカメロン」のことを書こうとして、ふと思い出したこと。

8月

31

トマトを切る

切れ味の良い包丁でトマトを切る。
スパッと切れて嬉しい。
輪切りもできる。

8月

31

曲がったキュウリ

八百屋に並ぶキュウリはたいていまっすぐで、長さも均一で、運びやすくなり、見目もいい。
それはそれで悪くないけど、ときどき曲がったりねじれたりしているキュウリを見ると嬉しくなる。
「お、頑張って生きてるな」と思う。

8月

28

クロアゲハ

とても大きなクロアゲハが、僕の周りを舞ってくれた。
「おー」と思って見上げながら、一緒にくるくると回ったら、すぐそばに止まったので写真を撮る。
その話を相方にしたら、「去年山椒の葉が蝶の幼虫に食い尽くされてたから、その御礼に来たんじゃない」というので笑った。
「そんなことあるわけないじゃないか」と思いつつ、念のためにクロアゲハの幼虫がどんなものを食べるのかを調べると柑橘系の葉っぱだという。
山椒はミカン科の植物なのだ。

8月

27

カーテンを開く

厚いカーテンを開く。
朝日が部屋に差し込む。
今日もいい日だ。

8月

26

環境が変わるという意味

環境が変わると言葉の意味が変わる。
リフレーミングを学ぶとき、そのことを深く考えないとならない。
同じ言葉を見て、読んで、聞いて、全く同じ意味を引き寄せることができるとは思わない方がいい。
環境が違うと言葉の意味(シニフィエ)は変わる。
かつてイスラエルとパレスチナのこどもたちを呼んでサッカー大会をしたとき、パレスチナのこどもが海をはじめて見て口をぽっかり開けて感動していた。
「海」という言葉は知っていたが、実際に見たことはなかった。
彼は日本に来て「海」の意味するところを少し知った。
しかし、海面下で泳ぐ魚がどのようかとか、漁はどうやってするのかとか、知らないことはまだたくさんあったはず。
それらを知ることで「海」の意味するところがどんどん変わっていっただろう。

8月

25

謎は、ある程度理解できないと、謎として現れない。
全く理解不能なことは、謎だとも思えない。
知ることのできる謎は、すでにたいした謎ではないのかもしれない。

8月

24

概念を伝える

新しい概念がきざしたとき、それを他人に伝えるのは難しい。
きっと誰の頭にも新しい概念が宿り、それを伝えたいとは思うけど、どう説明したらいいのかがわからず伝えられていないことがたくさんあるだろう。
どうしても伝えなければならないことは、伝えるための努力をしなければならない。
人間として生まれ、言葉を与えられたからには、そのような努力が、実は一番の喜びになるのではないか。

8月

24

考えを反芻する

毎朝この『日刊 気持ちいいもの』を書くために、瞑想したり、考えを反芻したりする。
いろんな思いや考えが現れては消えていく。
反芻した考えを理解するためにはその前提となることも理解しないとならない。
毎日少しずつ考えることは、実は物凄い価値を生む。
その大きな価値は、毎日少しずつ考え続けた人が得る。

8月

22

誰かのせいにしておく

「なんでこうなってしまうんだ」と思ったとき、とりあえず誰かのせいにしておく。
実際にはその人の責任ではないかもしれないことを知っているので、怒るわけにはいかないし、その人に向かって文句などは言わない。
時間を稼ぐことで感情の炎が燃え上がるのを一時止めておく。
そののち、推理力を働かせて、正しい犯人を探っていく。
明らかな犯人がわかれば、その人に対して話をする。
自分のせいだとわかったら、同じ過ちをしないように対策を練る。
わからなかった場合は、時間の経過が怒りや悔しさをやわらげてくれる。
これに気づいたのは、相方が何かというと僕のせいにするから。
ベランダのハーブが枯れたとき「あなたのせいよ」というし、料理の味付けがうまくいかなかったとき、「あなたのせいよ」と言われる。
はじめのうちは明らかに僕のせいではないとそこから言い合いになったが、最近ではもう慣れたので「はいはい」と返事をする。
相方は僕のせいにすることで気が楽になるようだ。

8月

21

丸みを帯びたもの

テーブルを選ぶとき、角が直角になっているものは選ばない。
角の部分には必ず丸みを帯びていて欲しい。
もしテーブルの角に頭などぶつけたら、直角なテーブルではひどい目に遭う。
だから丸みは緩やかほどいい。
家具でも街中のオブジェでも、曲面が広がっていると触ってみたくなる。
何度も撫でて、味わってみる。

8月

20

新月瞑想

久しぶりに新月に瞑想をした。
新月瞑想会をZOOM上で主催したが、平日の昼間だったせいか、一人も参加しなかった。
なので、僕一人でやった。
おかげさまで気持ちよかった。
これからも続けよう。

8月

20

なぜ文章を書くのか

文章を書く効用は色々とあるが、現時点でとても大切なことだろうと思うことを書く。
それは、自分の分裂した視点を全て抱えるためだ。
人間が考えることには限界がある。
一度にたくさんのことを吟味するのは難しい。
ところが、文章を書くことができると、並列してたくさんのことを考えることができる。
ある立場に立ったとき、自分はどう考えかるのか。
別の立場に立ったとき、どうなるのか。
そのようなことを積み重ねると、三つや四つくらいまでは頭の中で考えることができるかもしれないが、たくさんの立場について考えていくと、いつか区別が曖昧になる。
一つ一つの立場を書いておけば、いくつあってもあとでちゃんと思い出し、考えることができる。

8月

20

多次元な視点

多次元な視点について考え続けている。
日本のマスメディアは比較的一つの正解を追い求める。
しかし、これからの社会では、一つの正解よりも、多次元なそれぞれの正解を求めるようになるであろう。
僕の正解と、あなたの正解とでは違いがあっていい。
なぜなら、僕とあなたは立場が違うし、環境が違う。
あるイベントの案内にこんなことを書いた。

新型コロナウィルスへの対処___

いま僕たちは新型コロナウィルスの影響によって混乱の中にいます。
どの話が正しいのか、どの情報を基準にして考えなければならないのか、いろんな判断が可能だと思います。
波をモデルに考えると、いくつかの波長の違う波が同時に起きて、いろんな方向に揺らされているということでしょう。
それに適合するためには自分の立ち位置が明確でないとならないと思います。

年齢はどうか。
重症化しやすい疾患にかかっているかどうか。
同居している人たちとの関係はどうか。
仕事との関係はどうなっているか。
自らの社会的立場から、何を主張したいのか。
 
これらが複雑に絡み合い、新型コロナウィルスに対してはどう対処すべきなのか、一つの答えが生まれるような状況ではありません。
そこで当イベントは、もし社会的な状況が許すのであれば、(ロックダウンがなされてない、美術館やレストランが営業されているなど)このイベントを実行しようと思います。
その際の参加・不参加の判断は、ぜひみなさん個人で考えてください。
もし当イベントの主催者が一つの答えを責任を持って出すとしたら
「危険性があるからこのイベントはしない方がいい」となるでしょう。
しかし、もしこのまま自粛が続けば、社会全体に経済的ダメージが大きくなっていくのも明らかです。
「自粛さえしていればいい」という答えも出しにくい状況だと思います。
そこで、当イベントでは、マスクや手洗い、直接のコンタクトはしないなどの対応を考えた上で、実行する予定です。
もし何かイベントを中止せざるを得ない状況が生まれましたら、ご連絡いたします。
みなさんの判断も時期によって変わるかもしれません。
参加しようと思ったが、やはりしないという連絡も、いつもと同様受け入れます。
早く新型コロナウィルスを気にせず、いろんな活動ができる世の中になってほしいですね。
「もう以前のようには決してならない」というようなことを言う人もいますが、今までも何度も人類は新しいウィルスを乗り越えてきました。
それを思えば、なぜ今回だけ無理だと言うのか、不思議に思います。
難しい状況にも対応し、楽しく生き延びていきましょう。
お申し込みをお待ちしております。
___

そう、それぞれに違う判断をすることを肯定的にとらえた。
マスメディアでは一つの正解を追い求める。
それはメディアの性質上仕方ないのかもしれない。
それはそれとして、僕たちは他人の視点も理解した上で、自分の選択をしなければならない。
このとき、多次元な視点が必要となる。

8月

20

鉄腕アトム

幼い頃、鉄腕アトムが大好きだった。
鉄腕アトムのつもりになって車の前に飛び出したりするので、母は冷や冷やしていたという。
子供には子供の見方があったが、大人になると鉄腕アトムの別の面が見えてくる。
なぜ原子力で動いたのか。
ロボットという存在はどう扱われるべきか。
善と悪はどのような関係か。
人間同士の対立に、ロボットという存在が介入するとどうなるのか。

8月

16

逆説の日本史

逆説の日本史25巻を読んだ。
作者の井沢元彦は歴史学者のことをよく批判する。
その批判はもっともだと思う。
でも、歴史学者も大変なのだと思う。
皇統に関する公に認められていること以外のことを発表すると何をされるのかわからない。
きっと天皇がそんなことをしているのではないだろう。
取り巻きが変な忖度をしているのだと思う。
それがどこの誰かもわからない。
だからとても怖い。
もし天皇が「歴史と神話は切り離しましょう」とひとこと言ってくれたら、きっと日本の歴史学は急速な進歩をするのだと思う。

8月

16

終戦記念日

日本では今日が終戦記念日ということになっている。
他国では事情が違う。
日本は以来、戦争はしないことになっている。
大儲けしたい人たちが戦争をしたがるようだ。
金と命を引き換えないでくれ。
新たな終戦記念日はもういらない。

8月

16

帽子

以前から帽子が好きだった。
母がよく被っていた。
だけど恥ずかしかったので僕はあまり被らなかった。
学生の頃には帽子を被っている人はほとんどいなかったように思う。
会社勤めしているときに物は試しとスーツに合うフェルト製の中折れ帽を買った。
それを被っているとよく「ギャングか」といわれた。
以来、旅行先で帽子を買うようになった。
ケニアとか、アイルランドとか、ハワイとか、そこでなければ買えないような帽子を選んだ。
去年鎌倉で夏に良さそうなパナマ帽を買った。
この暑いのに出かけるときに被る。

8月

13

横須賀美術館

建物自体が作品のような美術館がいくつもあるが、横須賀美術館もいい。
展示作品は土地にゆかりの作者のものを中心に集めているので、この美術館独特の雰囲気がある。
撮影した写真を編集してスライドショーにしました。

8月

12

チーズの酒粕漬け

銀座三越で「チーズの酒粕漬け」を見つけた。
カリッと焼いたパンの上に載せて食べる。
飲みすぎてはいけないと思っているビールが止まらなくなる。

8月

12

暗渠の上を散歩

近所にある暗渠上の緑道を散歩した。
区域によってデザインが違って面白い。
かつてそこにあった川の存在がほのかに感じられる。
https://www.tsunabuchi.com/hikawadai/200810-01/

8月

12

銀座三越のライオン像

用があって銀座に行った。
三越前を通ると、ライオン像がマスクをしていた。
ユーモアがあっていい。

8月

9

冷やご飯

「冷や飯を食う」というのはあまりいいことではないとされている。
だけど最近、冷や飯を食う機会がない。
電子ジャーのおかげだ。
いつも熱々のご飯が食べられる。
一方で、ないものねだりの僕は、ときどき冷やご飯を思い出す。
幼い頃、電子ジャーがうちにはなく、炊飯器でご飯を炊くと、翌日には冷やご飯になった。
母に「冷やご飯は嫌だな」というと「我慢しなさい」と言われるときもあったが、チャーハンやお茶漬けにしてもらうこともあった。
手間をかけてもらうのが嬉しかった。

8月

8

Magic Mouse 2

Appleの新しいマウスは充電式だが、充電してするときがちょっとおかしい。
マウスの下面に充電用のコネクタがあり、そこにUSBを差して充電するが、そのときマウスが仰向きになる。
普段マウスをそんな状態に置かないので、その様に何かおかしみを感じる。
亀やカブトムシが仰向けになって起きようとしているような感じに見える。

8月

7

新月瞑想会

新月の日に瞑想会をしていたことがある。
環境の良い部屋を借りて、そこで瞑想会をした。
いろんな人が来てくれたが、しばらくして嫌になってやめた。
「なぜ新月に瞑想するのですか?」と聞く人が現れた。
バリ島のニュピがほぼ新月の日だったというのが僕のなかでの理由だが、質問する人はその効用を聞きたがる。
「そんなもの知らん」と答えるのもどうかなと思っていたので、色々と言葉を濁したが、それが嫌だった。
今にして思えば「そんなものは知らん」と答えればよかったと思っている。
「僕がそうしたいから」でもよかった。
でも面白いもので、今ではネット上で「新月 瞑想」と検索すると、いろんな理由を読むことができる。
僕はそれらを「本当か?」と思っている。
新月に瞑想するのは、僕がなんとなく良いと思うから、それだけだ。
自分一人だと新月の日に瞑想をするというのはなかなか難しい。
なおざりになってしまったりする。
そこで、ここで宣言をして新月瞑想を再開することにした。
そもそも『日刊 気持ちいいもの』も、自分一人でこっそりやっていたら長続きはしないなと思って始めたこと。
それと同じだ。
天文学的に最も新月である時間というものがある。
それを調べてその時間に瞑想する。
昼間だったり、深夜だったりすることもあるが、都合が悪くてできない時にはそれを伝えます。
もし一緒にやりたい人はやってみてください。
次の新月は8月19日(水) 11:42 です。
「一人でやるのはなぁ」とか「やり方がわからない」という方には、ネット上でZOOMを利用して誘導瞑想をいたします。
こちらからお申し込みください。
https://www.tsunabuchi.com/waterinspiration/contact/
題名に「8月19日の新月瞑想に参加希望」と書いてください。
返信いたします。
そこにZOOMのURLや、参加のための手引きなどを書いて送ります。
参加費は無料です。
どんな宗教とも関係ありません。
8月19日(水) 11:42 に瞑想状態でいられるように、11:32から誘導を始めます。
11:30にはご入室ください。
11:30を過ぎるとご入室いただけなくなります。
瞑想は11:50頃には終了し、少しだけ皆さんの感想などを聞き、12:10には閉会します。
「なぜ新月に瞑想するのですか?」という質問はしないでください。w