11月

29

太陽の光

今朝は気温が3℃程度だったが、朝日がきれいだったのでベランダに出た。
素肌に黒い作務衣を一枚着ただけで、日に照らされてからだはポカポカだった。
しばらくそこで本を読んだがまったく寒くない。
太陽の光ってすごいな。

11月

28

美術手帳・アーティストのための宇宙論

美術手帳という雑誌の10月号が「アーティストのための宇宙論」というテーマだった。
普段ではあまり考えないことを考えるチャンスになった。
宇宙に行ってアートを作るとしたらどんなアートになるのか?
宇宙は地球の常識から離れた場所だ。
そこでさらにアートについて考える。
二段階でいまいる世界から離れていく。
でもさ、どう考えてもアートとして成立させるためには、人間の常識に戻ってしまう。
本当に超越してしまうと、ほとんどの人には理解不能になるしかない。
ごくわずかな人にうけるアート。
超通人向け。
宇宙人でも理解できるとさらにいい。

11月

27

鞄帰る

修理に出していた一澤信三郎帆布の鞄が帰って来た。
ところどころ縒れたり、色が抜けたりしているけど、一緒にいろんなところに行った相棒だ。
20年使っても修理してまだ使えるというのがありがたい。
肩かけバンドがボロボロになったので、交換してもらった。
交換する前に中国製の鞄を買ったが、数ヶ月で壊れてしまった。
壊れた部分を二回自分で修理したが、それでも壊れる。
力がかかる部分がうまく処理されてないために何度補強の縫い直してもまた壊れる。
20年使える鞄の凄さを思い知った。

11月

26

フランシスコ教皇の言葉

ローマ教皇が来日し、長崎、広島、東京と訪れた。
各地でミサを行い、言葉を残している。
核廃絶を訴え、戦争を撲滅し真の平和を希求した。
特に「生産性と消費への熱狂的な追求」についても批判した。
ありがたいことだ。
金銭を生み出さない「命の営み」に眼差しを向けるときが来た。

11月

25

紅龍さんを偲ぶ会

たくさんの人々が集まって「紅龍さんを偲ぶ会」。
開催二日前に「思い出の写真を下さい」と集めたら100枚以上集まった。
みんなで見つめるスライドショーにした思い出の写真たち。
遠方から来た人や、縁の深い方にお話しいただく。
しみじみと楽しい会でした。
紅龍さん、いろんなご縁をありがとう。

11月

22

INDIGO

大学生から就職した頃まで、よくハイ・ファイ・セットを聞いた。
一番好きなアルバムはなんといっても「Pasadena Park」だったけど、たまたま「INDIGO」というアルバムを見かけた。
僕の記憶からはすっかり消えていた。
でも、「聞いたことがあるかも」という感触があったのでネット上にあったそれを聞いてみた。
完全に覚えている訳ではないけど、断片的にメロディーを覚えている。
聞いているうちに心がなんかザワザワする。
この曲と一緒に忘れた思い出があるのだろう。

11月

21

香港ペニンシュラホテル

40年ほど前に香港を旅行した。
当時は香港のペニンシュラホテルが世界最高のホテルだと言われていた。
学生だった僕たちは、そういう高級ホテルに恐る恐る近づき、一階のカフェでお茶をした。
階上のバルコニーで弦楽四重奏が演奏されていた。
当時は香港がまだ英国領で、何年か後には中国に返還されるといわれていた。
香港の人たちは香港に留まるか、国外に行くか、考えていた。
そんな香港の中で、最高に贅沢な、そして国際的な場所だったペニンシュラホテル。
いまはどのようになっているのか?
ホームページには警告文が掲載されている。

11月

20

高速バス

外房に行くのに高速バスを利用した。
電車で行くと何度も乗り換えなければならない。
大きな鞄を持っていたので、都内から乗れば目的地までまっすぐ行くので楽。
景色ものんびり見れた。

11月

19

メモパッド

何かを忘れないようにチャチャッとメモが書けるメモパッド。
最近は携帯電話の中にもあって、紙でできたメモパッドか、電子的なメモパッドか、一瞬悩む。
ここに書くは紙製のもの。
切り取り線が入っていて、ピッと切り離せるのがいい。
「はい、これやっといてね」とメモを渡す。
ちょっとうれしい。

11月

18

なにこれ?なデザート

見たことのないデザートを食べた。
外見は卵形したシャンパンのムース。
なかにマスカットのシャーベットが入っていると聞いてスプーンを入れると、確かに輪切りにされたマスカットが入っているのだが、そのまわりはシャーベットなのに透明で柔らかい。
ゼリーかと思ったがゼリーではなく、確かに凍っているのにスプーンが入るし、それでいて透明なのが謎。
いったいどうやって作ったのか皆目検討がつかない。
シャンパンやマスカットの香りが立ち、美味しゅうございました。

11月

17

自家製アイスクリーム

作ったバニラエッセンスを使って、アイスクリームを作ってみた。
牛乳と卵、それにメイプルシロップを適量入れて、バニラエッセンスをチビッと加える。
ミキサーで混ぜて冷凍庫で凍らせる。
ある程度凍ったら、取り出してかき混ぜることを繰り返す。
幼い頃に母が作ってくれたアイスクリームに似たものになった。
口に含むとバニラを抽出した焼酎の香りがほのかにする。

11月

17

自家製バニラエッセンス

バニラビーンズをほぐして焼酎に漬け込み、自家製バニラエッセンスを作った。
作り方を調べずに適当に作ったので、果たして本当にバニラエッセンスになるのか心配だった。
ところが、見事にバニラエッセンスが出来上がった。
日毎に焼酎の色が濃くなって、いい香りを発しはじめた。
まずはミルクセーキにして飲んでみる。
焼酎のクセがちょっとだけ残っているな。

11月

15

一橋大学のキャンパス

授業を聴きに、一橋大学に行ってきた。
一橋大学には行ったことがなかったので、ちょっとワクワク。
国立駅に降りると、一橋大学までの大通りの名前が大学通り。
車道と歩道が分かれていて、その境には並木が植えてある。
若い人たちが行き来し、活気がある。
構内に入ると部外者だからまずは守衛さんにご挨拶。
教室の場所を確かめて中に入っていく。
時計台の前には池があり、日時計が置かれていた。
その日の授業は一橋大学の卒業生で、NHK福岡に勤務し、水俣病のドキュメンタリーを撮りつづけてきた吉崎健さん。
「30年ぶりに戻ってきました」と言っていたが、僕も自分の大学には卒業以来行ってない。
卒業した大学で授業ができるって、うれしいだろうな。

11月

14

古いデジタルカメラ

20年以上小型のデジタルカメラを使ってきた。
かつては小さくて、何枚でも撮影できて、動画も撮影できて、とても便利だった。
ところが、iPhoneが登場すると、わざわざデジタルカメラを持ち歩かなくなった。
壊れた訳でもなく、使えなくなった訳でもなく、ただ使う場面がなくなったというだけで使われなくなったデジタルカメラ。
使ってあげたいなとは思うけど、持ち歩かない限り使わない。
切ないなぁ。

11月

12

布の鞄

一澤信三郎帆布の鞄を愛用している。
20年以上は使っている。
肩掛けのバンドがぼろぼろになってしまったので、京都に行ったついでに修理に出した。
一ヶ月ほどかかるといわれた。
肩掛けバンドとそれを固定している部分の二カ所を直してもらって3,500円。
これでまた20年くらい使える。
ありがたい。
次に直すときまで僕の寿命が持つのか心配。

11月

11

弥勒菩薩

京都に行ったので、広隆寺を訪ね、弥勒菩薩に対面した。
諸仏に守られ、薄闇の中に佇む弥勒菩薩。
背中には千手観音。
外に出ると苔に囲われた池に日の光がきらきら。

11月

8

赤い部屋

目が覚めると部屋が真っ赤になっていた。
日が昇るのが遅くなり、朝焼けの時間に起きたから。
「部屋が赤いなぁ」と思いながら。いま見ていた夢を思い出す。
中東の人たちになぜか、僕の部屋の本を半分ほどと、机や椅子やPCを盗まれていた。
「なんでこんなものを盗んでいくんだろう?」と思いながら、日本の呪術で呪われると大変だよと思っていた。

11月

7

嘘とは何か?

嘘という言葉があるが、よく考えると嘘の中にいろんな種類がある。

1.意図的な嘘 言った人が聞いている人を騙そうとしてわざとつく嘘。
2.結果的な嘘 嘘をいうつもりはなくとも、環境などの変化によって話を聞いた人に嘘と解釈されてしまうこと。
3.微妙な嘘 聞いている人が傷つくのを恐れて、言う人が聞いている人を傷つけまいとしてつく嘘。

すぐに思いつくのはこの三つだが、ほかにもいろんな嘘があるかもしれない。
これら三つを全部「嘘」という言葉にまとめるのはどうかなと思う。
これらがごちゃ混ぜのおかげで、悲喜劇が起こる。

11月

5

朝日を浴びて本を読む

朝日が射すベランダで本を読む。
ちょっと薄着がいい。
日光が布地を通って肌に届く。
顔は照らされてチリチリする。

11月

2

ダジャレ

友達に会っている時、ダジャレをいう。
たいてい馬鹿にされる。
馬鹿にされてまた笑う。
ここでへこたれてはいけない。
さらにバカバカしいダジャレを連発する。

11月

1

耳鳴り

静かな部屋にひとりでいると耳鳴りが聞こえる。
とても高いチーという音。
家電製品の待機音とか、PCの冷却ファンの音も多少混ざっている。
それを聞きながら森の中を想像する。
風の音、葉のこすれる音、鳥の声、そんなことを想像していると、近くで実際に鳥が鳴きはじめた。
ありがとう。