5月

2

ファウストを読み始める

ゲーテの『ファウスト』を
読み始めた。
いつかは読まなくてはと
思っていた。
『若きウェルテルの悩み』は
中学生の頃に読んだ。
恋はしても自殺はできないなと
身もふたもないことを考えていた。
40になる前に『色彩論』を読んだ。
当時の科学的な思考を
批判した書だったが、
僕にはピンと来なかった。
そして『ファウスト』だ。
再びゲーテの考えとは
対立するのだろうか。
今回は数ページしか
まだ読んでないが、
面白そうだ。

5月

2

YouもMeも宇宙人

地湧社の新刊を献本していただいた。
いけのりという著者の
軽口な文体による宇宙生物学の本。
難しいのか簡単なのか
読んでいて混乱する。
それがいけのり氏のうまいところ。
プラトンの『パイドン』に出て来る
アナクサゴラスが登場して
ちょっと興奮。
アナクサゴラスは
「ヌース(智恵)」が
物質を寄り合わせ、
生命を生み出したということを
紀元前500年頃に言っていた人。
パンスペルミア説を最初に唱えた人
と書かれていてびっくり。
まあ、そういうふうに
読めなくもない。