1月

6

勧善懲悪からの離脱

現実世界に「悪いだけ」の人はほとんどいない。
いたとしてもそれがどんな人なのか、あまり想像できない。
「悪い人」には悪い人になってしまった理由がある。
その理由を取り除いてあげられれば、悪い人になる必要はなかったのかもしれない。
悪人のはびこる社会は、その理由を取り除くことができない社会。
だとするならば、悪人ばかりが悪いと言い切れるのだろうか?
「善」とか「悪」とか、簡単なレッテルで判断していいのだろうか?
「善」が強調されればされるほど、「悪」が目立ってくる。

1月

6

不立文字

禅に不立文字という言葉がある。
意味は調べればわかるのだが、それこそその意味の真髄は伝えられない。
その真髄とは何かが少しずつわかってきた気がする。
「わかった」と言い切るつもりはない。

1月

4

背泳ぎ

半年ほど前から背泳ぎの練習をしている。
はじめのうちは25m泳ぐだけでハアハアゼイゼイしていた。
いまはかなり慣れてきて、100m難なく泳げる。
最近ではクロール、背泳ぎ、平泳ぎを100mずつ順に繰り返し泳いで2000m泳ぐ。
力の抜き方を覚えた。

1月

3

餅を焼く

コンロに網を載せて餅を焼く。
弱火でじっくりと焼いていく。
まずは片面にうっすらと焦げ目がつくまで焼き、ひっくり返す。
もう片面にも焦げ目がつく頃、餅が膨らみ始める。
ブーッと膨らみはじめたらひっくり返すとちょっとだけ落ち着く。
どちらの面を焼いても膨らむようになったら食べ頃。
表面カリカリ、アッチッチ、中の餅はのびーる。

1月

2

おせち料理

ほぼ毎年食べてきたおせち料理。
これを食べないと年が明けません。
コリコリとした食感の数の子。
甘い黒豆。
ちょっと固い田作り。
なくてはならない紅白のかまぼこ。
甘すぎて香りが嫌いな伊達巻き。
こちらも甘いけど嫌いではないきんとん。
お酢の具合によっておいしかったりおいしくなかったりする紅白なます。
あると豪華な伊勢エビ。
焼きたてはおいしい鯛の姿焼き。
冷えてもおいしい鰤の照り焼き。
甘くしない方が好きな車えびの艶煮。
最初に箸を付けることが多い昆布巻き。
ないと寂しい筑前煮。
今年もおいしくいただきました。

1月

1

初日の出

今年の初日の出は雲間からチロッと出てきた。
地平線からドーッと出てきてほしかったが、現実は違った。
雲の上から初日の出を見たら、きっと雲海が輝き、きれいだったことだろう。