11月

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古い常識

常識はいつも同じもののように感じてしまうが、時代とともに変化する。
変化してしまった過去の常識はたいてい忘れられる。
ところが、毎日のように文章を書いていたり、古い本を読むことでそれを思い出す。
長く生きていると大切なこと。

11月

2

ヘミングウェイの家

ショーン・コネリーの訃報を聞いてふと思い出したのは、キーウエストにあるヘミングウェイの家だ。
ショーン・コネリーはバハマで亡くなった。
あのあたりは僕の頭の中でごっちゃになっている。
まず、バハマとハバナを混同する。
混同するたびに「葉巻はハバナ」と思い出して、ハバナはキューバだと思う。
キューバにはヘミングウェイのゆかりの場所がたくさんある。
それで行ったことのあるキーウェストの家を僕は思い出すのだろう。
バハマもハバナもキーウエストも、気候は似たり寄ったりだろうし。
007の舞台としてもあのあたりはよく登場する。
「007消されたライセンス」でMとボンドが会うシーンにヘミングウェイの家が使われていた。
それを見て懐かしいと思ったことを覚えているが、1989年に公開された映画なので、公開時にそう思ったのではないようだ。
そこに行ったのは確か1995年。
これも僕の記憶の曖昧さを表している。

11月

2

ショーン・コネリー

ショーン・コネリーの映画をたくさん見ていた。
007はもちろん、他にも。
そう思っていたけど、実際に出演映画のリストを見ると、まだ見ていない映画もたくさんある。
楽しみはまだまだ続く。