2月

3

チューブラー・ベルズ

はじめて聞いたのは
「エクソシスト」のテーマ曲として。
不思議なメロディーに魅了された。
中学一年だった。
しばらくしてオリジナルな
マイク・オールドフィールドによる
「チューブラー・ベルズ」を
聞くようになった。
それから何回も
「チューブラー・ベルズ」は
マイク・オールドフィールドによって
改作される。
「ジ・オーケストラル
 ・チューブラー・ベルズ」
「チューブラー・ベルズⅡ」
「チューブラー・ベルズⅢ」
「チューブラー・ベルズ2003」
「チューブラー・ベルズ2009」
これらを僕はほとんど聞いた。
聞いてないのは
「チューブラー・ベルズ2009」だけ。
それは最初の
「チューブラー・ベルズ」の
リミックスだと聞いたから。
一番好きなのはなんといっても
最初の「チューブラー・ベルズ」。
でも新しいのが出ると
どうしても聞いてみたくなる。
常習性のある麻薬のような音楽だ。
僕にとっては
ゴッホの「ひまわり」、
モネの「睡蓮」に似て、
ほぼ同じものを描いているが、
わずかな違いが大きな意味を持ち、
繰り返されるたびに
なるほどと思う。
音楽でこれだけ同じテーマを
繰り返す人は少ない。

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