7月

31

COSMIC BIRTH

地球交響曲第一番でラッセル・シュワイカートが語っていた「COSMIC BIRTH」。
人類が宇宙に飛び出していくことは、まるで地球という母胎から生まれでてきた「COSMIC BIRTH」という意味合いで語られる。
しかし、それをSUDIO VOICEという雑誌は「宇宙的覚醒」と訳していた。
もう26年も前のこと。
本当に宇宙的覚醒の時代になるかと思いきや、いまのところ挫折しているように思える。
しかし、その準備は見えないところで着々と進んでいるのだろう。
「COSMIC BIRTH」に必要なのは、一見矛盾するコトたちのゆるやかなつながりと、その全体性への覚醒。
かつて細胞として独立していたモノたちが、いまの生物の細胞の中に見事に組み込まれ宇宙を作っているように、かつて反発していた考えや価値観が融和して、ひとつの体系を作ること。
そんなこと可能なのか?
これから出来上がる、いま生まれつつあるコスモが生まれてはじめて、それが可能だということがわかるようなものになるのだろう。
地球交響曲第九番がクランクインしたとのこと。
第一番で提示された問いの答えが、そこに表れるのだろうか。
それを楽しみに待つ。

7月

10

気持ちいいのかどうか

お化け屋敷に入った人は、そこで恐怖を体験する。
だから、その体験は恐怖であって楽しみではない。
だけど、お化け屋敷に行く人は必ずその体験を楽しむために行く。
恐怖を感じることを楽しんでいるのだ。
僕たちはいろんな感情を体験する。
その体験は、そのある状況に投げ込まれたから。
たまたまその状況に居合わせたからその体験をする。
しかし、もしお化け屋敷のように、その状況に自分から入っていたのだとしたら、どうだろうか?
いろいろな感情を楽しむ、味わうわたし。

7月

5

ひなた28号

鉄腕アトムが原子力で動くように、もしソーラーパワーで動くロボットがあったらどうなるかと空想してみた。
名付けて「ひなた28号」。
28号に至るまで、27の試作機が作られてきた。
28号でやっと作者の満足のいくロボットができる。
まず、日に当たってないとパワーが足りないので、曇りの日は必ず休む。
とても有能だが、お天道様の下にいないとかなり仕事がアバウトになる。
ちからを出し尽くすと「身の程を知りましょう」といって日向ぼっこをする。

4月

26

ブラック・ジャック

高校生の頃、週刊チャンピオンに連載されていた「ブラック・ジャック」を、いきつけのラーメン屋さんで読むのが楽しみだった。
数ページの連載枠に毎週一話をコンパクトにまとめ、しかも面白くて感動できるという手塚治虫の能力に毎回驚いていた。
手塚治虫が医学部出身だったからというのもあるだろうが、それでもすごいことだと思う。
単行本が出るたびに買い続け、全巻揃えたが、就職するときに古本屋に売ってしまった。
先日入ったそば屋の片隅に、ブラック・ジャックの文庫版単行本が置いてあり、そばを待つ間に一話読んだ。
涙目になる。w

4月

23

何度か見る、何度か見たい

最近はビデオとかDVDとか、便利なものができたので、映画を何度も見るようになった。
といってもそんなに何度も見ないのだが、かつて映画は映画館で見て、ときどきテレビの洋画番組で見た頃に比べれば、何度も見るようになった。
そのおかげか、最近の映画は一度見ただけでは気がつかないようなギミックがこっそりと用意されていたりする。
何度も見るためにかつての映画なら「ミスがあった」で済んだところが、かえってそれが話題になってのちのちヒットしたりする。
好きな映画は何度か見るが、細部を忘れた頃に見る。
頻度が高いのは007とスター・ウォーズだな。
新作が公開される前に見直したりしてね。
連作ではなくてよく見るのは「サウンド・オブ・ミュージック」と「プリティ・ウーマン」。
相方が好きなんだよねぇ。
休日に見ているのを隣で見ていたりする。
僕が何度か見たいと思っている映画は「ニューシネマ・パラダイス」と「クラウド・アトラス」。
でも実際にはそれぞれ映画館で一回と、あと一度見た程度だ。
「ニューシネマ・パラダイス」は173分のディレクターズカット版のDVDを持っているのだが、まだ一度も見ていない。
いつか見ようと思ったまま、いつかがなかなか来ない。

4月

11

言祝ぐ

おめでとうございます。
この文章を読んでいるあなたは世界でたったひとりのあなた。
この世界であなたにしかできない経験を積んでいる。
その貴重な経験はあなたこそのもの。
だからこそ、おめでとうございます。
あなたが生きていることに万歳。

3月

15

エンジェルくみさん

二十数年前、はじめてお会いしたとき、変わった元気なおばさんだなとしか思わなかった。
手書きの天使の絵が書いてある名刺に「エンジェルくみ」と書かれていた。
それから二十年以上して再会した。
人の真の姿は一度や二度会った程度ではとてもわかるものではない。
でも、エンジェルくみさんは明らかに進化していた。
いま69歳だというが、下手な30代よりよっぽど元気だ。
いや、いまの10代の子もエンジェルくみさんの元気さにかなう人は少ないかもしれない。
そばにいる人をワクワクさせてくれる。
「私は地球に遊びに来たの」といって「遊びに来たの」という歌を歌う。
人生の苦楽を語って「いまを生きる」と歌う。
極めつけは「ミトコンドリア4G」という歌。
細胞内のミトコンドリアが活性化するという。
これを一緒に歌うと確かに大笑いして元気になれる。
どんな病気も治してしまいそうだ。
レゾナンスCafeでお話してくれた内容がこちらに。
http://www.houshouakira.com/resonance/?p=783

3月

12

PORTRAIT IN BLACK AND WHITE

ヒロ川島の新作CDが「PORTRAIT IN BLACK AND WHITE」。
この曲はウクレレのオオタサンとも録音している。
どちらもいい演奏だ。
だけど、なぜこの曲を何度も演奏するのか、その理由がこの新作アルバムのインナースリーブに書かれていた。
素敵な話だ。
ヒロ川島とチェット・ベイカーの見えないつながりは、とても濃厚で驚くばかりだ。
いくつかの逸話を聞かせてもらったが、インナースリーブにある話は聞いたことがなかった。
その話で、なぜヒロ川島がアルバムのタイトルに「PORTRAIT IN BLACK AND WHITE」を選んだのかがわかる。
インナースリーブの文章に近いエッセイがここで読める。
きっとこれを推敲してインナースリーブにしたのだろう。
http://www.lovenotesjoy.com/hiro/mono.html
これを読んで興味をもったら、アルバムを買うといい。
演奏とともに調えられた文章を読むと、じわっと来る。

1月

20

アイ・ウェイウェイ

両親が詩人で、文化大革命のときに一家で新疆ウイグル自治区の労働改造所、つまり強制収容所に送られてしまう。
その後、北京電影学院で前衛芸術を始めるが、そこでも中国の圧力を受ける。
以来、中国に批判的な作品を多数生み出す。
2009年、森美術館での展覧会はイマイチな感じがした。
それが何故かをここに書いた。
https://www.tsunabuchi.com/waterinspiration/p1395/
国から弾圧されても屈しない頑固な魂。
映画「アイ・ウェイウェイは謝らない」には感動した。
アイ・ウェイウェイが監督している「ヒューマン・フロー」という映画が上映されている。
まだ見てないが、感動するに違いない。
現在はドイツに住んでいるらしい。

1月

16

ある愛の詩

ひさしぶりに「ある愛の詩」のテーマ曲を聞いた。
とても懐かしい。
上映は僕が小学生のころだ。
兄がレコードを買ってきたので聴いた。
そののちいろんな人がカバーした。
僕もピアノで弾いたな。

11月

27

映画『ボヘミアン・ラプソディー』

中学二年の時、僕はQueenのライブに行った。
場所は日本武道館。
1976年、二度目の来日ライブ。
「預言者の唄」が特に印象に残った。
間奏のコーラスと最後のギターソロにしびれた。
中二と言えばいろんなことが強烈な思い出として残っていて、
普段はすっかり忘れているようなことが
ときどき何かの拍子に飛び出してくる。
Queenの音楽はそのような思い出を
フラッシュバックさせる強烈なスイッチだ。
映画『ボヘミアン・ラプソディー』を見て、
たくさんのスイッチを一度に押された。
ストーリー自体も面白いものだが、
その感動とともにいろんなスイッチが押される。
僕はすっかり泣かされた。
ほかにも僕にはビートルズとかカーペンターズとか
スイッチが隠されている音楽がある。
それらの映画ができたら、
そしてそれの質が良かったら、
絶対またボロ泣きするんだろうなと思う。
この映画の成功で、
しばらくかつてヒットした音楽にまつわる映画が
作られるようになるのだろうと思う。

9月

30

孤独のグルメ

ケーブルテレビで流れている『孤独のグルメ』。
テレビ東京で放映されたものの
再放送をまとめて流している。
一本見るとつい次々と見てしまう。
中毒性のある番組だ。
原作者の久住昌之さんが
美味しそうに食べる
エンディングもいい。
久住さんの演奏するゆるい音楽が
よく似合っている。

9月

23

卒塔婆小町

Prayers studioのドラマトライアル
「卒塔婆小町」を見た。
主演の小池恵理子の演技が見事で
驚いた。
芝居の中で小池は老婆になったり
鹿鳴館の舞踏会での
噂の美女になったりするのだが、
薄暗い舞台の上で一瞬にして
老婆から美女へ、美女から老婆へと
変化する。
その変化は
衣装や照明で変わるのではなく、
小池の発する声と姿勢で
変化させるのだ。
見事だった。
ここにもう少し詳しく書いた。
https://www.tsunabuchi.com/waterinspiration/180923-01/

9月

6

ロバート・ワイズ

1951年に制作された映画
「地球の静止する日」を調べていて
その監督ロバート・ワイズが
「ウエストサイド物語」
「サウンド・オブ・ミュージック」
「アンドロメダ…」
「スタートレック」の
監督もしていたのに驚いた。
みんなそれぞれに作風が違うように感じる。

6月

3

大きな親書

北朝鮮からトランプ大統領に
大きな親書が手渡された。
メディアの反応を期待してのものだろう。
まるで政治の場が
バラエティ番組のようだ。
でも、僕はこれはいいことだと思う。
北朝鮮はトランプ大統領に
親書を渡してはいるが、
その様子を報道している
マスメディアのひとたちを通じて、
マスメディアを見ている
世界中の一般の人たちに対しても
メッセージを送ったと言える。
それが吉とでればいい。

5月

4

ケチャ

バリ島に行くと
ケチャをどこかでやっている。
声によってさざ波が生まれ、
そのモアレに頭がしびれる。
声の干渉は色彩をもたらし、
丸く座った男たちの上に
風を呼び起こす。
バリ島全体がキュビズムのように
視点の定まらない高次元立体物に
なっていく。
時を超え、場所を超え、
意味すらも超えた迷宮に包まれる。

2月

27

喜ぶ子ども

トレッサ横浜でバルシューレの
イベントのお手伝いをした。
バルシューレジャパンの
福士唯男さんの指導のもと、
子供たちを集めてバルシューレ。
子供たちはバルシューレが楽しくて
ただ立っているのではなく、
その場でぴょんぴょん跳びはねる。
楽しいと思わず飛び跳ねるよねぇ。
その様を見て、
こっちも飛び跳ねたくなった。

2月

22

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

ヒマラヤの聖者を思い出す。
フォースのご利用はほどほどに。

1月

11

トランプの国

小学一年の頃、
母の知人の俳優さんが
「トランプの国」とか言う
子ども向けの演劇をしたので
見に行った。
いまにして思えば豪勢な舞台だった。
主人公の姉弟がいる。
弟が降った雪を食べて、
なぜかトランプの国に行く。
そこはその名の通り
トランプのキャラクターが
城を守っている。
そこでどんな事件が起きるのかは
忘れてしまったが、
姉弟で難局を乗り越えていく。
そのときのテーマ曲を
いまだに覚えている。
「ごまかし札はやっつけろ
 ジャックとクイーンも勢揃い
 ハートの国のカーニバル
 さあさあジャックのお出ましだ
 今日は楽しいカーニバル」
という歌だった。
はじめて見た舞台だったので
興奮したのを覚えている。
あれから50年ほどたち、
実際にアメリカが
トランプの国になるとは
夢にも思わなかった。