2月

19

アンクルトリス

最近のトリスハイボールのCFにアンクルトリスが登場する。
しかもイラストのままのアンクルトリスではなく、円筒形が基本のズンドウなアンクルトリス。
僕が子供の頃、うちにあの形の楊枝入れがあった。
きっとオマケでもらったのだろう。
そっくりな人形が出てきて懐かしい。
思い出の遠近法だな。

11月

1

鉛筆と同じ長さのシャープペン

新品の鉛筆と同じ長さのシャープペンを愛用している。
中学か高校の頃から使っている。
書いている感触が新品の鉛筆そのもの。
長い鉛筆で字を書くと
鉛筆が指で振られるその感触に
わずかな遠心力によるもたつきが生まれる。
その感覚がいい。
新品の鉛筆を使ったときの
ほのかな喜びが再現される。
その名はOHTO PENCIL。

10月

19

初代iPod shuffle

2005年に買ったiPod shuffleが出てきた。
充電してスイッチを入れると
懐かしい曲が聞こえてくる。
曲を入れ替えることはできないけど
すでに録音してある曲を
聞き続けるのには問題ない。
今日、持ち歩いてみようかな。

8月

25

一澤信三郎帆布のカバン

十数年前に
京都の信三郎帆布のお店で
カバンを買った。
もちろん帆布製のカバンだ。
この店では「カバン」という漢字に
「鞄」という文字は使わず、
「布」偏に「包」と書いて
「カバン」と読ませる。
もちろんそんな漢字はない。
この店だけで使っている特製漢字だ。
そんなこだわりのお店だから
商品自体もなかなか味がある。
それを二十年近く使ってきた。
肩ひもがすり切れてきたので
修理に出そうかなと思う。
この時代にカバンを
修理してくれる会社など滅多にない。
たいていは使い捨てだ。
ところが一澤信三郎帆布は
きちんと修理してくれる。
自社の商品をきちんと修理する
というのは、この時代とてもいい
ブランド戦略になる。
でも、
「ブランド戦略のために修理する」
というのは本末転倒な気がする。
昔からそうしてきたら
それがたまたま
ブランド構築に役立ったというのが
正道だろう。
この店は明治の頃から続いていて、
職人用のカバンを作っていたので
修理も当然のように
手がけていたようだ。
修理してもらうのに
どうしたらいいのか
ホームページを読んでいて
感激してしまった。
https://www.ichizawa.co.jp/

7月

18

スイミングゴーグル

子どもの頃には
スイミングゴーグルなんてなかった。
プールに入ると上がったあとで
目が痛かった。
必ず水道水で目を洗った。
いつ頃からだろうか、
スイミングゴーグルを
するようになった。
水中がよく見えるし、
目は痛くならないのでとても助かる。
スイミングゴーグルが壊れると
新しいのが手に入らない限り
泳ぐのをやめてしまう。
それなしでは泳がない。

6月

30

パラフィン紙

箱から出した本に
パラフィン紙がかぶせてあった。
この暑さで手につく。
きれいに本に
かぶせ直すことができない。
汗についてきてちょっとずつずれる。
下手にかぶせて箱に入れると
破けたりするから
何度も何度もかぶせ直す。
しかたない、エアコンつけるか。
部屋の温度と湿度が落ち着くまで
本はそのままにしておこう。

5月

7

こいのぼり

こいのぼりが風に吹かれて
ゆらりるらりと揺れるのは
見ていて気持ちがよい。
こいのぼりは大きいほど
その動きが艶かしい。
ときどきバサッと
布があおられる音がして、
腰を曲げてゆらめくこいのぼり。
うちではあげたことがなかったので
よそのうちであげられた
こいのぼりが、
きっとうらやましかったと思うけど、
あまりうらやんだ覚えがない。

2月

25

USBメモリー

昔はカセットテープや
フロッピーディスクなんてものに
頼っていたけど、
1990年代後半からUSBメモリーが
使われるようになった。
はじめのうちはMB程度だったのが、
時がたつに従いGBへと変わり、
便利になっていった。
いまでは携帯用メモリー
として使うのは
小さくて容量のあるこれぱかり。
これからもまだ容量が増えるのかな。

2月

21

小さな熊手

東京芸術劇場の一階に
シアターアートショップという
グッズショップがある。
アート・演劇・音楽に関連した
グッズを売っている。
変わったものがたくさんあるので
ときどき覗く。
どこかの美術館のグッズだとか、
アーティストの作ったメモ用紙や
一筆箋、ブリキで作った
エジプトの棺に入った色鉛筆だとか、
つい「これなに?」と
言いたくなるようなものが
たくさんある。
その中に「作曲キット」
というものを見つけた。
箱の中に三本のペン先と、ノートと、
小さな熊手のようなものが
入っている。
三種類のペン先はきっと
楽譜用のペン先なのだろう。
昔、僕も愛用していた。
ペン先が平らに削ってあって、
縦に書くと太い線が、
横に書くと細い線が引ける。
それで音符の先の玉の部分を
太い線で書き、軸になる細い部分を
細い線で書く。
あとの二本はなんだかよく
わからなかったけど、
きっと太さが違うんだろうと思った。
しかし、小さな熊手のようなものが
なんだかわからない。
店員に聞くと、
「五線を引くペンです」という。
なるほど、これで一度に
五本の平行な線が引けるのか。
キットにあったノートを開くと
無地のノートだった。
なるほど、五線譜ノートを
作るところから始めるのね。

2月

7

最後のパーカーGEL

最後のパーカーGELの
リフィルを使うことにした。
ずっとこれを愛用していたが、
何年か前に製造中止になり、
最後のリフィルを使わずに
大切にとっておいた。
大事にしていても古くなるばかりで、
いつか書けなくなってしまうだろう。
それよりも使ってやる方がいい。
最後の書き味を楽しんでいく。

1月

23

靴用着脱式スパイク

昨日の雪で朝は道が雪だらけ。
普通に歩いて行ったら
滑って危ない。
前回大雪が降ったとき、
たまたま靴屋で
靴用の着脱式スパイクを
見つけて買った。
それを靴箱から取りだして
靴に着けていく。
なんと歩きやすいことか。
買ったばかりの頃は
着けたりはずしたりするのが
大変だったが、
古くなってゴムが柔らかくなったのか
簡単に着脱できた。
着けると雪の上も氷の上も
安心して歩ける。
歩道でツルツルとして
困っているひとは
買えばいいよ。
ネットで検索すればすぐに見つかる。

1月

16

新しい柄杓

朝に参拝する近所の神社には
しばらくのあいだ手水舎に
金属でできた柄杓しかなかった。
去年、烏に襲われた頃を境に
木製の柄杓がなくなった。
きっと烏が近くに巣を作り、
その材料として
持って行ってしまったのだろうと
推測している。
なぜか烏は金属製の柄杓は
持っていかなかった、
ということだと思う。
初詣客を見込んでか
神社は新しい柄杓を用意した。
柄の長い新しい柄杓で手と口を濯ぐ。
あの烏、
どうしたのかなぁと思いながら。

1月

13

アランセーター

かつてアイルランドの
アラン諸島に行ったとき、
アランセーターを買った。
ダボダボな大きなセーターを選んだ。
二十年近くたつが、
いまでもよく着る。
暖かいと風が通って涼しく、
寒いと保温がいい。
漁師たちが防寒・防水のために
着ていたというのがよくわかる。
二十年着てこの状態なら
一生ものと言ってもいいだろう。
買ったとき、編んだ人のサインが
タグに入っていた。
あと二十年も楽にもちそうだ。