9月

23

青竹踏み

昔、両親が青竹踏みをしていた。
二十歳くらいの僕は「そんなことしてもたいした効果はない」と思っていた。
ところが歳をとり、来年還暦となると、なぜか青竹踏みがしたくなる。
そのことを相方に話したら、それ用の竹を買ってくれた。
せっせと踏もう。

9月

8

ハリオのフィルターインボトル

千駄木を歩いていたとき、一緒にいた友人が急に「お茶を買いたい」と言い出して、近くのお茶屋さんに入った。
彼はお茶を買ったが、僕は特に必要とは思わなかったので、店内をふらふらと見て回った。
すると、冷茶サーバーなるものが売られていた。
ガラスのボトルの上部にシリコンゴムの注ぎ口が付いている。
そこにはフィルターも埋め込まれていて、ガラスのボトルに茶葉を入れ、あとは水を注ぐだけで冷茶ができるという。
注ぐときにはフィルターがついているので、茶葉が出てくることはない。
これは便利そうだと買って帰った。
以前は冷茶を作るためには茶葉をティーバックに包んだり、濾すために茶こしを使ったりしたが、これはそれらの手間を省いてくれる。
うちでの冷茶使用量がグッと上がった。

9月

3

介護施設とテレビ電話

相方の母が介護施設に入っている。
体調を崩して病院からそちらに移った。
新型コロナのおかげで面会ができない。
二週間に一度くらい、相方とその姉が母と facetime を使って会話する。
はたで見ていてもとても楽しそう。
直接会えたほうがもっと楽しいかもしれないけど。

8月

21

丸みを帯びたもの

テーブルを選ぶとき、角が直角になっているものは選ばない。
角の部分には必ず丸みを帯びていて欲しい。
もしテーブルの角に頭などぶつけたら、直角なテーブルではひどい目に遭う。
だから丸みは緩やかほどいい。
家具でも街中のオブジェでも、曲面が広がっていると触ってみたくなる。
何度も撫でて、味わってみる。

8月

16

帽子

以前から帽子が好きだった。
母がよく被っていた。
だけど恥ずかしかったので僕はあまり被らなかった。
学生の頃には帽子を被っている人はほとんどいなかったように思う。
会社勤めしているときに物は試しとスーツに合うフェルト製の中折れ帽を買った。
それを被っているとよく「ギャングか」といわれた。
以来、旅行先で帽子を買うようになった。
ケニアとか、アイルランドとか、ハワイとか、そこでなければ買えないような帽子を選んだ。
去年鎌倉で夏に良さそうなパナマ帽を買った。
この暑いのに出かけるときに被る。

8月

8

Magic Mouse 2

Appleの新しいマウスは充電式だが、充電してするときがちょっとおかしい。
マウスの下面に充電用のコネクタがあり、そこにUSBを差して充電するが、そのときマウスが仰向きになる。
普段マウスをそんな状態に置かないので、その様に何かおかしみを感じる。
亀やカブトムシが仰向けになって起きようとしているような感じに見える。

8月

4

一澤だより

「一澤だより」が届いた。
一澤信三郎帆布のDMだ。
ここのカバンが大好きで、No.03664にその話を書いた。
そのカバン屋さんから創立115年を記念して「一澤だより」というDMが届いた。
「いいごえん(創立115年)」ということで、はじめて作るDMだそうだ。
手作り感満載の12ページ。
信三郎さんはどの写真も登場するのは後ろ姿だけ。
余程照れ臭いのだろうか。
届けてもらって嬉しいDMというのは珍しい。

6月

14

血圧計

新しい血圧計を買った。
前のはもう20年も使って来た。
新しい血圧計は作動がとても静かだ。
前のは空気排泄の「ブブブブ」という音がうるさかったが、新しいのは耳を澄まさないと聞こえないほど静かだ。
しかも前のは脈に合わせた電子音が「ビッピッピッ」と鳴っていたが、新しいのはそういう電子音がまったくない。
前の血圧計には愛着がある。
捨てるのはもったいないと思う。
でも、保持していても仕方ない。
悲しいが捨てる。
いままで測ってくれてありがとう。
新しい血圧計、ようこそ。

6月

12

スマッジを焚く

ひさしぶりにスマッジを焚いた。
気分一新、気持ちが軽くなる。
ここのところ世相は暗いことばかり。
膿を出し切って気持ちよい世界の到来を期待したい。

6月

10

ティンシャ

ヒーリング・ライティングのワークショップを始めた頃、いい音のティンシャが欲しくて、お店で見つけると鳴らしていた。
なかなか気に入った音のが見つからず、あるとき安曇野のシャンティクティで見つけて、それを使った。
10年ほど使って、バリ島で見つけたティンシャに変えた。
以前のものはひとに譲った。
ふたつの鐘の音程が微妙に違うのがいい。
ワウワウワウと、音のモアレが生まれる。
今使っているものも、かつて使っていたものも、すぐにその音を思い出すことができる。

3月

6

トイレットペーパー1200個

毎週おいしい食材を届けてくれるお兄さんがやってきて「すみません」という。
どうしたの?と聞くと、「今日のトイレットペーパーは届けられましたけど、来週からもしかしたら届けられないかもしれません」。
「おや、あの騒ぎで?」
「そうなんです、人によっては100組とかの注文もあるんです」
そこのトイレットペーパーは12個一組。
ということは一度に1200個もトイレットペーパを注文するのか。
「大変ですね。使い切るのに何年かかるんだろう?」
お兄さんは謝りながら笑うしかない。

2月

8

白熱灯

机のスタンドの電球が切れた。
うちにはLEDの電球しか取り置いてなかったのでそれを使う。
「ビー」という微妙な音がするし、なんか目が疲れる。
白熱灯を買ってこよう。

12月

15

ネリ・オックスマン

MITにいるネリ・オックスマンのドキュメンタリーを見た。
ネットを検索するとブラッド・ピットと噂があるとか、美人であるとか、離婚しているとか、どうでもいいことばかりが出てくるが、そのやっていることを紹介している「アート・オブ・デザイン」というドキュメンタリーの第二回目、「ネリ・オックスマン:バイオ建築家」を見て、感激してしまった。
ネットフリックスで見られるので、見られる人は見るべきだと思う。
アート、サイエンス、デザイン、エンジニアリングを行き来し、ある領域の入力が他の領域の出力となるような仕事をしている。
蚕に巨大な構造物を作らせたり、生体デザインを建築に取り入れようとしたり、ガラスで描かれるプリンターを作ろうとしたり、凡人ではやろうとも思わないことに挑戦している。
ネリの父からの教え。
「創造のときは少し居心地が悪い。居心地が悪いとその方向性は正しい」
最初はたくさんの批判を受け、自分たちの居場所を死守したという。
はたから見ると作品はきれいで優雅だが、現場は汚くてゴチャゴチャできついという。
しかも、世の中の風向きに逆らうためにはかなりの根性がいるとも。
台風の目の中にいると静かだが、孤独で安らぎがあるという。
大きなゴールは、仲間を守り、台風の目の内側に置くこと。
そうやって他の人には成し遂げられない独特の創作物をチームで実現して行く。
彼女が大切にしているアインシュタインの言葉。
二通りの生き方がある。
ひとつは奇跡を否定する生き方。
もうひとつはすべて奇跡だと思う生き方。
彼女はすべてが奇跡だと思って生きている。

12月

3

1枚の布

僕は鞄に大きめの布を一枚入れておく。
1999年からバリ島に通い、大きな布を腰に巻くことを覚えてから。
行くたびに一枚ずつ買っていたら、何枚か集まった。
しかもその布は、いろんなデザインが施されている。
年に一度だけではもったいないので、何かに使えないかと思うようになった。
そこで、いつからか一枚持ち歩くようになる。
するといろいろと便利であることがわかった。
あるとき友人宅でテーブルクロスとして敷いてみた。
なかなかいい。
雨がパラパラと降ってきたときに傘をもってなかったら、広げて頭にかけた。
これもいい。
ちょっと肌寒いとき肩にかける。
ありがたい。
芝生で寝転がるとき広げてみた。
とてもいい。
誰かと一緒にベンチに座るときに敷く。
相手はビックリ、感動してくれる。
誰かに急に何かをもらったとき、風呂敷代わりになる。
最高だ。
それで1枚の布の虜になった。
1枚の布はきれいにたためば荷物にならない。
鞄のポケットに平たくしていれれば普段はまったく気にならない。
気にならないどころか、鞄の外側のポケットに入れておくと、ポケットチーフのように鞄がちょっとおしゃれになる。
いざというときいろんな役に立つ。

11月

27

鞄帰る

修理に出していた一澤信三郎帆布の鞄が帰って来た。
ところどころ縒れたり、色が抜けたりしているけど、一緒にいろんなところに行った相棒だ。
20年使っても修理してまだ使えるというのがありがたい。
肩かけバンドがボロボロになったので、交換してもらった。
交換する前に中国製の鞄を買ったが、数ヶ月で壊れてしまった。
壊れた部分を二回自分で修理したが、それでも壊れる。
力がかかる部分がうまく処理されてないために何度補強の縫い直してもまた壊れる。
20年使える鞄の凄さを思い知った。

11月

19

メモパッド

何かを忘れないようにチャチャッとメモが書けるメモパッド。
最近は携帯電話の中にもあって、紙でできたメモパッドか、電子的なメモパッドか、一瞬悩む。
ここに書くは紙製のもの。
切り取り線が入っていて、ピッと切り離せるのがいい。
「はい、これやっといてね」とメモを渡す。
ちょっとうれしい。

11月

14

古いデジタルカメラ

20年以上小型のデジタルカメラを使ってきた。
かつては小さくて、何枚でも撮影できて、動画も撮影できて、とても便利だった。
ところが、iPhoneが登場すると、わざわざデジタルカメラを持ち歩かなくなった。
壊れた訳でもなく、使えなくなった訳でもなく、ただ使う場面がなくなったというだけで使われなくなったデジタルカメラ。
使ってあげたいなとは思うけど、持ち歩かない限り使わない。
切ないなぁ。

11月

12

布の鞄

一澤信三郎帆布の鞄を愛用している。
20年以上は使っている。
肩掛けのバンドがぼろぼろになってしまったので、京都に行ったついでに修理に出した。
一ヶ月ほどかかるといわれた。
肩掛けバンドとそれを固定している部分の二カ所を直してもらって3,500円。
これでまた20年くらい使える。
ありがたい。
次に直すときまで僕の寿命が持つのか心配。

10月

19

共通の悩み

昨日の「気持ちいいもの」を書くのに、「麦茶ポット」をなんと呼べばいいかわからなかった。
そこで適当に検索して「麦茶ポット」の名称は何かを探す。
するといろんな名前が出てきた。
麦茶ポット
冷水筒
サーバー
ジャグ
ドリンクサーバー
冷水ポット
ピッチャー
カラフェ
みんななんと呼べばいいのか悩んでいるんだなぁ。

7月

3

アイスピックの思い出

アイスピックのことをここに書こうと思った。
しかし、あまり記憶が明確ではない。
サラリーマンの頃、バーで丸い氷のロックを飲んだ。
あれをうちでも真似したかった。
それで、丸い氷ができる器を買った。
でも満足しなかった。
そこで大きな氷を作って、バーでやっているように削ってみようと思った。
だからアイスピックを買った、のだと思う。
しかし、いつどこで買ったのかはっきりしない。
もう二十年以上使っていることだけははっきりしている。
こうして記憶は失われていくのだな。
いいこともある。
自分にとって都合の悪いことは忘れてしまうということだ。
こうして僕は、自分が思うような理想的な人間になっていく。(笑)

5月

21

バリ島の指輪

十数年前にバリ島で銀の指輪を買った。
ひさしぶりに見つけたら銀が黒ずんでいた。
このまま真っ黒にしてしまうのも忍びないと思い、指でこすってみたがなかなか黒ずみは取れない。
だけど少しだけ銀らしさを取り戻した。
しばらく指にしているとだんだんと輝いてきて、いまではすっかり黒ずみは取れた。
書斎にいるときだけでも指にしていると取れてくるものなのかと驚く。
持っているものはきちんと使ってあげなければなと思う。

5月

13

バリシャツで外出

暑い日に、バリで買ったシャツを着て外出する。
布が薄くて風にはためく。
風が服と肌の間をすり抜ける。
はたはたと肌を撫でる心地よさ。

5月

10

電動歯ブラシのブラシ部分を新しくする

電動歯ブラシを愛用しているが、そのブラシ部分が古くなったので交換した。
三ヶ月に一回は交換してくださいとパッケージには書かれているが、実際に交換するのはどのくらいぶりだろう?
よく覚えていない。
一年くらい前のことだったような気がするが、定かではない。
換えると歯を磨く感触が変わる。
前はムニューという感じだったが、いまはガーッという感じに変わった。
説明すると、前はブラシ部分が柔らかくて、歯や歯茎に当てるとムニューッとブラシ部分が歯にめり込むような感覚だったが、いまはブラシ部分が固くなって、電動歯ブラシの振動が歯や歯茎にダイレクトに伝わってくるのでガーッという感じになった、ということだ。
感触は前の方が好きだったけど、歯を磨くのに効果的なのはいまの方だろうなと思う。

3月

30

リストレスト一体型マウスパッド

「りすとれすと」と入力したら「リスとレスと」と表示された。
違うよ「リスト・レスト」だよとつぶやいて「やれやれ」と思う。
どうでもいいけど。
10年以上愛用の「リストレスト一体型マウスパッド」を使ってきたが、汚れてしまい、一番困ったのは「リストレスト」のジェル部分が溶解し始めたことだ。
ベタベタしてきたので使っていて気持ち悪い。
愛用していたがこうなっては仕方ないと買い替えた。
新しいのはさすがに使い心地がいい。
机にピタッとくっついて動かない。
マウスの動き具合も軽快になった。

3月

17

ジェットバス

ジェットバスの気持ちいいところは一体何か?
入りながら考えた。
勢い良く泡が出てくるので、その肌の感触がいいというのは当然だが、それよりも僕は、水面で泡がはじける音の方に気持ちよさがある気がする。
なぜだか知らないけど、水の音には癒される。
肌の感覚はしばらくすると麻痺して感じなくなるが、ゴワーッという音が心に沁みてくる。