8月

21

人気の樹

近所に桜の木がある。
春には奇麗な花を咲かせる。
なぜかその木にだけ、夏には蝉がたくさんとまって鳴く。
おいしい蜜が吸えるのか、雄と雌の出会いがたくさんあるのか、それとも?
なんにせよ、賑わいがあるのがいい。

8月

20

はじめて海を見た少年

パレスチナから来た少年。
関空に降り立ちはじめて海を見た。
口と目を開く。

8月

18

雨音

テレビを消して、
雨の音を聴く。

8月

9

物干し竿でのダンス

物干し竿では洗濯物がダンス。
暑くて、風と日差しが強くて、激しく動く洗濯物が軽やかに乾いていく。

7月

11

木陰

若い頃にはなんとも思わなかった木陰が、病み上がりの身体にはありがたい。
日照りの中を散歩して、木陰を見つけると、涼みに入る。
気温が30℃程度なら、十分涼しく感じる。

7月

4

雨の中の鳥

今朝、雨が降っていた。
そのなかで、小鳥が鳴いている。
晴れているときのように心地よく。
雨のおかげで暑さが和らいだ。

6月

30

バリ島での散歩

今朝、すでに気温は31℃だという。
そのなか、散歩に行ってきた。
でも、案外涼しかった。
バリ島の散歩を思い出した。
暑い上に湿度が高かったのでつらかった。
バリ島では昼間、人は外をあまり歩かない。
車や乗り合いバスのようなものを使う。
長い距離を歩くのはあまり賢いことではない。
そのあとに冷房の効いたレストランに入ると温度差で具合が悪くなる。
オープンエアの風通しのいいレストランのほうが居心地がよかった。
東京での散歩も、あとでシャワーを浴びて、風に吹かれる。

6月

29

暑さに耐える練習

今日は40℃になるところがあるとか。
まだ6月末なのに。
そこでいまから暑さに耐える練習。
首には水を含ませるとひんやりとするタオルを保冷剤を巻き込んで巻く。
足元には扇風機。
半袖のバリシャツに半ズボン。
もしこれでも耐えられなくなったら、エアコンが故障したときに使った奥の手を用意。
サファリベストのポケットに保冷剤を詰め込んで着る。w
案外快適だよ。

6月

28

森の冷気

近所に小さな崖があり、その上にお寺と神社があり、森がある。
その崖の下を自転車で通った。
35度を越える暑さの中、森から降りてくる冷気が涼しかった。
森は偉大だ。

6月

27

エアコン

今日はもう気温が37℃になったようだ。
体温より気温が高くなったらエアコンにお世話になる。
35℃くらいまでは窓を開けて扇風機で涼しく感じるが、36℃になったらそうはいかない。
エアコンの有り難さをしみじみ感じる。
エアコンをつけたままだと28℃でも暑く感じるが、外に出て37℃を体験してから部屋に入ると、28℃はとてもありがたい。

6月

26

32℃

夕方に32℃になった。
36℃では外に出る気はしないが、32℃なら自転車で走るのにはいい。
半袖半ズボンに帽子をかぶって、夕焼けを眺めながらチャリンチャリン。

6月

21

サーモス真空断熱タンブラー

2012年にスターバックスでフロストロゴダブルウォールグラスというのを買った。
ガラスが二重になっていて、アイスコーヒーを入れてもグラスの表面に結露しない。
とても重宝した。
しかし、ガラス製だったので4年で割れてしまった。
同じようなものを探すと、ステンレス製のサーモス真空断熱タンブラーを見つけた。
これがとても重宝している。
熱いの入れても、冷たいのでも、いい。
特にいいのは冷たいもの。
結露しないので、アイスコーヒーを入れて机の上に置いておいても、まわりがびしょびしょになることはない。
でも、お客様に出すときはびしょびしょになるかもしれないグラスをコースターに載せて使う。
そのほうがアイスコーヒーらしいから。
この使い分けを自然としていて、あるときそのことに気づく。
自分の行動を面白いなと思う。

6月

9

ラリる

病気の治療として薬を飲んでいる。
もちろん医師に処方された薬だ。
しかし、それを飲むと血圧が下がってフラフラする。
朝飲まなければならないので、このフラフラ状態で「日刊 気持ちいいもの」を書くのはつらい。
だけど、この「日刊 気持ちいいもの」を再開した2011年3月11日、東日本大震災が起きた。
そのときに「気持ちいいもの」なんてどうやって書いたらいいんだと悩んだように、いままた薬でフラフラしながら書いていく。
そこに心地よさが生まれるのかも。w
モネが睡蓮を描き続けたように、新たな地平を見つけていこう。

6月

8

テントウムシ

洗面所に入るドアに、テントウムシがいた。
黒い羽に赤い星が二つついている。
ひさしぶりだ。
ティッシュで包んで窓の外に放した。
元気でな。

6月

7

降りそうな雨

空模様が怪しい、もうすぐ雨が降りそうな空の下、自転車で走った。
家が近づいたときにポツリポツリと降り出す。
「頼むから家に着くまで待ってよ」と言いながらペダルを踏む。
自転車置き場に自転車を置いたらザーッと降り出した。
待ってくれてありがとう。

5月

30

Feelgood01 

ある日、単純なメロディーを思いついた。
11年前の5月の昼過ぎ。
12小節の短いメロディー。
どうしてもそれを演奏したくなって、クローゼットの奥にあった鍵盤を取り出し、コンピューターに繋いでDTMで演奏した。
それを演奏しながら、この世界がすべてつながっていることを思う。
だとしたら、なぜ人はそれらを好悪を持って見つめるのだろう?
あらゆるものが、何かのために生まれた。
あらゆるものが、何かのためになっている。
どんな存在も請われてここに来た。
https://soundcloud.com/tsunabuchi-yoji/feelgood01

4月

23

春瀬央季ラストステージ

10年以上応援してきた宝塚宙組の春瀬央季さんが最後の舞台に立っている。
その舞台「NEVER SAY GOODBYE」を見て来た。
Front Lineで歌って踊る春瀬さんを見て感動した。
お疲れ様。
ありがとう。

4月

22

うつらうつら

暖かくなってきたせいか、昼間でも眠くなる。
うつらうつら。
さっき読んだ本の内容が夢になって出てきた。

4月

21

水の音

波の音、ザブン

雨の音、ザー

滝の音、ドーッ

みんなおんなじ水の音

鼓動の音、トクトク

わたしのなかに、トクトク

あなたのなかに、トクトク

地球の上の 誰の胸にも、トクトク

トクトクも、実はやっぱり水の音

あなたの心が揺れるとき
わたしの心に波紋が広がる

みんなおんなじ水だから

あなたの耳に懐かしい
やさしいきれいな水の音
心の底から湧き出るように

あなたのために祈ります

母さんからいただいた、トクトク

父さんからいただいた、トクトク

いつまでも安らかに続きますように

—————–

この詩「水の音」は2004年8月14日、ピース・キッズ・サッカーの大会に参加するため、イスラエルとパレスチナから来た子供たちの歓迎会で朗読したものです。
それぞれの節で日本語、ヘブライ語、アラビア語で輪唱のようにして朗読されました。
当時のイスラエル大使エリ・コーヘン氏や駐日パレスチナ総代表部代表のワリド・シアム氏にもご臨席いただきました。
世界が平和であるよう祈ります。

4月

20

春の鉢植え

相方が毎年、春になると花の鉢植えをする。
近所のJAで仕入れて、大きめの鉢に植え替える。
今年もその時期になったので、せっせと作業。
根付いた頃を見計らって玄関前に出す。

4月

19

小さな仏様

下駄箱の奥から、小さな仏様の頭が出てきた。
なぜそんなところにこんなものがあるのかわからない。
はじめて見るもので記憶にない。
いつか買ったのか? もらったのか? それとも天からの授かり物?
頭だけではかわいそうなので、うちにあった石を胴体にしてあげた。

4月

16

瞳のシャッター

青空を背景に八重桜がきれいに咲いていた。
写真を撮ろうと鞄を開けたら、スマホがない。
うちに忘れてきたようだ。
仕方ないので目に焼き付けた。
瞳のシャッター、パシャリ。
でも、きっと忘れるんだろうな。

4月

8

杉山和一

「杉山和一」と聞いて、「あ、あの人」と思う人は少ないのではないか。
鍼灸師はみんな知っている。
ふと杉山和一のことを思い出した。
不思議な偶然で知ることになった。
その話しはこちらに。
https://www.tsunabuchi.com/waterinspiration/p3689/

4月

5

桜吹雪

桜を見ながら桜吹雪に吹かれた。
はらはらと流れる。
空間が流れるかのようなその感覚。
川面には花筏。
いのちの営み。

3月

27

砂曼陀羅

昔、護国寺でおこなわれたチベット・フェスティバルで、砂曼陀羅の写真を撮る許可をもらった。
それはチベット僧たちが数日間、息を殺して描き上げたものだった。
初日の儀式を見学し、書き上げられた砂曼陀羅の写真を撮った。
近づくと、砂がもっこりと盛り上がっているのがわかった。
真上から撮影した写真しか見たことがなかったので、そのもっこりを撮るべく、横から何枚も撮影した。
結界となっている城壁や、如来や菩薩が佇んでいる場所が立体となって浮かび上がった。