10月

27

魚屋さん

歩いてちょっと行ったところに、いい魚屋を見つけた。
スーパーの魚はどうもうまくない。
かといって、かつてのような魚屋はなくなってしまったと思っていた。
ところが見つけた。
頼むとその場で切ってくれる。
週に一度は二人で歩いて行く。
刺身も焼き魚もおいしい。

9月

22

市原ぞうの国

ひさしぶりに象に会った。
それだけでうれしい。
さらにもっと嬉しかったのは、象が絵を描くところを見られたこと。
象が絵を描くんだよ。
数十年前には信じられないことだった。
いまでは当たり前のようにしているけど、人間以外の動物が絵を描くんだよ。
すごいことだよ。
象は人間の言葉もちきんと理解する。
猿の惑星になる前に、象の惑星になったりして。
でも、象は手を使えないから、それはないな。
手の代わりに鼻を使うのかな。
鼻がとても器用だった。

8月

30

ほのかやかすかを楽しむ

山崎美弥子さんの個展「Night Rainbow」に行ってきた。
山崎さんの絵はその多くが水平線のような絵。
海と空の色が描かれる。
それが微妙に一枚ずつ違う。
似た色の絵が集められたところがいくつかあったが、そうするとわずかな違いが際立ってくる。
ところで、会場となった青山スパイラルの一階はカフェで、そこに個展中は特別メニューがふたつある。
ひとつはサンセット ハーブティーレモンソーダ。
ひとつはエディブルフラワーの白ワインジュレとババロア。
甘すぎると嫌だなと思ったが、ふたつを頼んでみた。
味がとても繊細。
甘すぎることはまったくない。
まずはハーブティーソーダ。
レモンソーダのような味に、そえられたシロップを入れると、レモンソーダの色が次第に紫色のサンセットに。
シロップの味は独特のハーブの香りで満たされ、少しずつ足すことでほのかな味の変化を楽しめる。
ジュレとババロアもかすかな味わいで、Night Rainbowのようにこちらの感覚を研ぎ澄ますことで浮かび上がってくるような繊細な味。
ほのかやかすかを楽しむことができると、きっと生活は楽しいことで溢れている。

8月

26

古式フラ

青山スパイラルでおこなわれている山崎美弥子さんの個展「Night Rainbow」で、友人に「写真を撮ってあげるから好きな絵の前に立って」と言われて立ったとき、ふと古式フラの格好を真似してみた。
山崎美弥子さんはモロカイ島に住んでいる。
絵からはハワイのエネルギーが流れ出ているのかもしれない。
古式フラはお相撲の土俵入りのような格好をする。
男によって踊られる、力強い祈りだ。
相撲でも古式フラでも、踏ん張るのは大切なこと。

8月

26

夜の虹

ハワイ・モロカイ島在住のアーティスト山崎美弥子さんは2020年1月1日から三日間、毎晩夜の虹を見たそうだ。
夜の虹は月の光でできる白い虹。
ハワイでは夜の虹は先祖からのメッセージだと考えられ、それを見ると夢が叶うそうだ。
滅多に見られないその虹を、三日連続で見てしまった山崎さんは、「Night Rainbow」という個展を開く。
9月6日まで青山スパイラルでおこなわれている。
山崎さんはここ十数年、千年後の世界を描き続けてきた。
それはモロカイ島の朝焼けや夕焼けの風景にしか表面上は見えないのだが、そこには千年後に世界中の子供たちが幸せに暮らしているビジョンが込められている。
三晩にわたる夜の虹は、その願いが叶うものとして現れたという。

8月

18

経済循環

経済も回っていれば利益が生まれる。
回ってないとどこにも利益は生まれようがない。
IT業界の人たちは、すべての経済循環をネット上に絡み取りたいようだ。
両立させて欲しい、Eコマースと街角の商売。
多様性の時代でしょ?

7月

31

黙浴

スポーツジムのお風呂の入口にこう書いてあった。
「黙浴」
要するに黙ってお風呂に入れということ。
思わず笑ってしまった。

7月

22

東京オリンピックに対する先見の明

東京オリンピック2020オリンピックスタジアムは、観客が入らなくても目立たないように観客席が彩色されている。
先見の明があったな。
誰がオリンピックに人が入らないって考えたんだろう?

7月

15

KOMEDA is

東銀座の KOMEDA is という喫茶店に入った。
正しくは is のあとに横長の四角が入るのだが、そんなのどうやって表現していいのかわからないので省く。
その喫茶店で「アボ照り」というハンバーガーを食べた。
アボカドの照り焼きハンバーガー。
肉の部分が大豆でできているが、知らないと気づかずに普通に食べてしまう。
全部植物由来のものしか出さないというのがコンセプト。
KOMEDA is も「コメダイズ」と読み「米大豆」にかけてある。
だからコーヒーのミルクも豆乳を投入。
店員さんの対応が細やかで気持ちよかった。

7月

6

思い浮かばない

この数日、気持ちいいものが思い浮かばない。
そういうことはときどきある。
でもなんで?と思ったとき、ふと思い出した。
二十年以上前、箱根に行ってある場所をお酒とお米で供養したこと。
また箱根に行ってみるかな。

6月

28

モロカイ島

ときどき、モロカイ島を思い出す。
どこまでも続く土の道。
広い青空。
沖にはクジラ。
輝く星空。
小高い丘からは足元に星が見えた。

5月

7

居酒屋で食事

昨晩、近所の馴染みの居酒屋で、夕飯を食べた。
いつもに比べてすいていた。
普段は夜七時頃に行くと、満席に近く、座れるかどうかが心配だが、この状況ではあいた席が目立った。
普段ならお酒と一緒につまみを頼むのだが、ご飯を食べたら終わりだ。
八時には閉店してしまう。
普段よりずっと安くて済む。
店頭でお客さんが「お酒は飲めないの?」と質問し帰っていった。
店にとっては大打撃だ。
前に海鮮丼を食べ、おいしかったのでそれにしようかとも思ったが、お品書きのローストビーフ丼なるものに目が留まった。
それを頼み、掻き込む。

4月

26

話し合える人にお互いになり合う

コミュニティ作りをしようとしている人から、面白い話を聞いた。
コミュニティを作ろうとしても、たいてい一、二年でうまくいかなくなるという。
意見の対立が生まれて喧嘩別れしてしまうのだ。
ところが、20年ほどコミュニティを継続している人の考えに「話し合える人にお互いなり合う」というものがあるそうだ。
たいてい人は思い込みで自分が正しいと決めつけ、相手と対立する。
そうなると話はどこにも行かない。
その決めつけを手放して、相手の感情を聞き、「話し合える人にお互いなり合う」のだそうだ。
人間は言葉によって作りあげたフィクションがたくさんある。
それを見出していく作業なのだとか。
多くの人がそれをできるようになったら、世の中も少しは楽になるだろう。

4月

26

リンツ ショコラ ブティック

光が丘に「リンツ ショコラ ブティック」ができていた。
お店のデザインがあまりにも魅力的だったので思わず入った。
中央にはお手頃な価格の何種類ものチョコが盛られている。
好きなだけ取って量り売りされている。
高級なチョコは棚に飾られていた。
商品にとって見た目や売るための工夫がいかに大切かがよくわかる。

3月

7

緊急事態宣言下の飲食店

緊急事態宣言が延長された。
それでも営業している飲食店の人たちは、いろんな工夫を重ね、頑張っている。
すごいなぁ。
http://bit.ly/3bpMLVg

2月

26

非物質化

いろんなものがデータだけでできてしまう。
たとえば本。
電子ブックはもう存在する。
同じようにいろんなものが、サービスが、これから非物質化されていく。
非物質化されたものは不足することがない。
というか、自由にコピーできれば過剰になる。
不足のない世界が一部実現している。

2月

20

吉祥寺

吉祥寺の地図を見ると、いろんな思い出があふれてきた。
ここでこんなことがあった、あそこにあの人が住んでいた、ここで買い物したなどということ。
それで不思議に思う。
普段よく行く場所ではそんなふうにはならない、
たとえば、池袋の地図を見ても、たくさんの思い出があふれてくるとは思えない。
なぜ吉祥寺ではそんなことが起きるのか?
滅多に行かないからかな。
行くときはそれぞれに鮮明な理由があり、思い出が残るからかな。

12月

30

練馬小松屋

練馬の駅前に小松屋という乾物屋さんがある。
古い二階建ての二階の雨戸に「豆・昆布・煮干・鰹節」と素人の手で書かれているのが印象的だ。
店内に入ると様々な乾物が並べられている。
最近のスーパーなどでは手に入りにくいような乾物たち。
年越しそばのつゆを作るために、削られた鰹節とさば節を買った。
年始にあぶりたい肉厚なエイヒレも。
こういうお店がいまもあるのはとても有難い。

11月

2

ヘミングウェイの家

ショーン・コネリーの訃報を聞いてふと思い出したのは、キーウエストにあるヘミングウェイの家だ。
ショーン・コネリーはバハマで亡くなった。
あのあたりは僕の頭の中でごっちゃになっている。
まず、バハマとハバナを混同する。
混同するたびに「葉巻はハバナ」と思い出して、ハバナはキューバだと思う。
キューバにはヘミングウェイのゆかりの場所がたくさんある。
それで行ったことのあるキーウェストの家を僕は思い出すのだろう。
バハマもハバナもキーウエストも、気候は似たり寄ったりだろうし。
007の舞台としてもあのあたりはよく登場する。
「007消されたライセンス」でMとボンドが会うシーンにヘミングウェイの家が使われていた。
それを見て懐かしいと思ったことを覚えているが、1989年に公開された映画なので、公開時にそう思ったのではないようだ。
そこに行ったのは確か1995年。
これも僕の記憶の曖昧さを表している。

10月

3

タケノとおはぎ

曲げわっぱの蓋に「タケノとおはぎ」と書かれたおはぎをいただいた。
もう外観からして「これ何?!」と言いたくなる。
最近では滅多に見かけぬ曲げわっぱ。
それをわざわざ使っているところに、中身の凄さが窺われる。
蓋を開けると、色とりどりの球体が顔を覗かせる。
二つだけおはぎに見えるおはぎがあった。
それはこしあんとつぶあんのおはぎ。
もしこの二つがなかったら、これが全ておはぎだとは思わなかっただろう。
あまりにも衝撃的だったのでどんなお店かネットで調べた。
お店は究極のミニマル。
入り口が全面ガラス張り。
あとは店内に机と、おはぎが入っていると思われる茶箱のような木製の箱、そして一本だけ植木があるだけ。
入り口の外にその日提供される7種類のおはぎのお品書き。
この簡素さがおはぎの中身を想像させる。

9月

19

ディア・ハンターのテーマ曲「カヴァティーナ」

理髪店に行った。
高校生の頃から通っている理髪店。
来月、開店から115年になるそうだ。
20歳ほど年上のマスターが、僕が来年還暦だと言ったら、「もうすぐ僕に追いつくね」と言う。
思わず「絶対追いつかない」と言った。w
顔を剃ってもらっている時、ディア・ハンターのテーマ曲「カヴァティーナ」がBGMでかかる。
高校生の時、その切ない映画を劇場で見た。

9月

1

としまえん

昨日、としまえんが閉園した。
相方と「閉園するまでに一度は行こう」と言っていたが、結局行けなかった。
幼い頃、母と兄とで行った覚えがある。
その時の写真が残っている。
暑い日だったらしく、炭酸飲料の瓶にストローをさして飲んでいた。
僕は幼稚園の制帽となった麦わらでできたポーラーハットをかぶっていた。
ミステリーゾーンは怖くて入れなかった。
アフリカ館は途中に出てくる象と、最後のスチュワーデスが特に印象的だった。
花火は何度も見た。
素敵な思い出をありがとうございました。

8月

13

横須賀美術館

建物自体が作品のような美術館がいくつもあるが、横須賀美術館もいい。
展示作品は土地にゆかりの作者のものを中心に集めているので、この美術館独特の雰囲気がある。
撮影した写真を編集してスライドショーにしました。

8月

12

銀座三越のライオン像

用があって銀座に行った。
三越前を通ると、ライオン像がマスクをしていた。
ユーモアがあっていい。

7月

15

森の雫

昔、屋久島に行ったことがある。
そこにいる間ほとんど天気は雨。
カッパを着て山に入ると、清水か雨かわからない水が鬱蒼とした木々の間から降り注ぐ。
木漏れ日のように差し込む日差しが雫を輝かせる。
七色に輝く森の雫に囲まれて、縄文杉に向かって歩いた。