3月

4

知ってはいけない2

矢部宏治氏の著書『知ってはいけない』の続編。
非常に面白かった。
しかし、内容を理解すると、たとえば辺野古の工事が官邸によって中止にはできないだろうと予測できるようになってしまう。
そんな予測は許したくはないが、『知ってはいけない2』を読むとそういうことかと理屈を知って諦めを受け容れそうになってしまう。
ウラの事情を知るのはいいことだが、それに納得してはならない。
日本とアメリカの関係をどう変えるのかを考えるのが大事。

2月

27

神様はいてもいいし、いなくてもいい

あるとき、神様はいるのかいないのかという話になって、みんないるとかいないとか意見を言い合ったのですが、僕はなぜか「いてもいいし、いなくてもいい」のではないかと思ったのです。
でも、なぜそう思うのかがうまく説明できなかった。
「神様はいるという人がいるし、そうは思わない人もいるから」とは考えたけど、まだあまりうまい説明ではないなと感じていた。
それが、2月24日に秩父でおこなわれた「武甲山未来フォーラム」に参加して、哲学者の内山節さんの話を聞いて、思わず膝を叩いてしまった。「なるほど」と。
そこで内山さんはこんな説明をしたんです。
「ヨーロッパの考え方は霊というものが存在してそれが人や社会を守っていると考えた。ところが日本ではそのようには考えなかった。どう考えたかというと、かつて生きていた死者がいる。その人とどのような関係を取り結ぶのかが重視された。神様を大切にする人には神様との関係ができて神様がいるし、神様なんかいないという人には神様はいない。世の中に男と女はたくさんいるが、夫や妻は一人だけ。それはその人と関係を結んだから。それと同じ」
ひとつの謎が解けてすっきりしました。
この講演の概要はこちら。
https://www.tsunabuchi.com/waterinspiration/190225-01/

12月

27

人新世の投げかける問題

2000年2月、メキシコでおこなわれた地球圏・生物圏国際共同研究計画(IGBP)の席上、オゾン層研究でノーベル賞を受賞したパウル・クルッツェンが叫んだ。
「我々は完新世ではなく、すでに人新世の中にいるんだ」
その二年後、クルッツェンは科学雑誌『ネイチャー』に論文を投稿する。
その論文で彼は1784年から人新世という地質時代を加えるべきだと主張した。
地質時代はそもそも数百万年から数億年の単位で変化してきた。
それに比して人新世はたった200年程度のものでしかない。
本当に地質時代に見合うものなのか?
クリストフ・ボヌイユとジャン=バティスト・フレソズはそれを擁護する共著書『人新世とは何か』を発表する。
読むと確かに納得させられる。
僕たち人類は地層も大気圏も水圏も、1784年以降どれほど変化させてしまったのか読むことができる。
地球に対する知性の影響は斯くも大きなものであった。
当時の知性は社会と自然の関係に目隠しをする「欲望の裏返し」だった。
それにやっと気づくときが来た。

9月

25

ホモ・デウス

ユヴァル・ノア・ハラリの
『ホモ・デウス』を読んだ。
面白かった。
ただし、未来がかなり悲観的。
そこに書かれていたようなことを
20年以上考え続けてきた。
その内容の一部がここに。
http://www.houshouakira.com/resonance/?p=594
かなりはしょってあるので
理解しにくいかもしれませんけど、
いつかもっと丁寧に書きます。
で、この続きを10月10日に話します。
http://www.houshouakira.com/resonance/?p=672
『ホモ・デウス』で
疑問に残されたことに対して
僕なりの解答を出します。
ただ心配なのは、
説明する時間が足りるのかってこと。

6月

18

すべてのものは発達段階

ときどき人類はもう進化しないと聞くけど、
まだまだきっと進化する。
いまいる生物たちも
環境の変化に伴いどんどん変化し
進化していく。
なかにはもちろん絶滅するものも
いるだろう、いままでと同じように。
ただ心配なのは
人類が生まれて絶滅のスピードが
上がったということ。
人類はほかの生命が
絶滅してしまうような要因を
生み出している。
そのことについて
謙虚に考えてみなければならない。
あらゆるものが進化の途上であり、
発達段階にあるとすると
僕たちは何をなすべきか?
何に向かって
伸びあがっていくべきか。
最近映画などで
人口が増え過ぎて困るので
人口を減らそうという考えを
よく聞かされる。
それって正しい考えなのかな?
正しいビジョンなのかな?
世界人口が30億になり、
仕事の多くはロボットがしている
というビジョンがある。
でも、世界人口は100億を
超えるけど、
人類自体のパラダイムが
そのことで変化し、
いまの僕たちには理解しようがない
価値観のようなものが生まれ
生命圏を
発達進化させていくように
できるはず。
それを可能にするためには
広くて深い話を多くの人と
継続的にする必要がある。
簡単に理解できる話だけで
未来を決めていいのかな?

6月

13

米朝首脳会談

無事に終わってよかったと思う。
メディアでは
失敗だったという記事が多いけど、
細かいことまでチェックしてったら
一日では終わらないでしょう。
まずはよかったと喜びたい。

5月

11

未来を変える目標

上田壮一さんのお話しを聞いた。
上田さんは Think The Earth の理事で
SDGs for schoolの実行委員。
『未来を変える目標
  SDGsアイデアブック』
という本を出版した。
Think The Earth とは何かは
こちらをご覧ください。
http://www.thinktheearth.net/jp/
SDGとは
Sustainable Development Goals の
略で、2015年に国連で採択された
2030年までに達成すべき
ゴールのこと。17項目ある。

1.貧困をなくそう
2.飢饉をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに
  そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤を作ろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで
  目標を達成しよう

それぞれ簡単にできることでは
ないのですけど、
『未来を変える目標』には、
これらを実現するために
人々がやっている
簡単な例が載せられ、
これら17のゴールを実現するために
知るべきことが
クイズで提示されます。