7月

7

農耕神

バリ島の水田には、ほぼ必ずデウィ・スリの祠があるようだ。
僕が見たものは手のひらに載るくらいの小さな家のような形で、背丈より少し低いくらいの柱の上に置かれていた。
日本でいえばお稲荷様のようなもの。
昔は農耕がとても大切にされていた。
だから神様としても祀られる。
世界中に似た神様がいた。
宗教が低く見られるようになって、農耕の価値も落ちてしまった。
食べるものがなくなると困るのに。
農耕神がきちんと祀られているとウフッと思う。

6月

30

2020東京オリンピック

僕は2020東京オリンピックができるのか、それの開催が決まったときから心配でした。
なぜなら、1940年に開催予定だった東京オリンピックを思い出したからです。
もちろん僕は生まれていません。
話を聞いて知っていただけです。
あのオリンピックが中止になったのは、日本がある役目を負ったからではないかと思ったのです。
そして、今回も。
これは僕の勝手な推測です。
欧米社会とアジア社会の結節点としてやりとりする内容は、決して言葉だけでは説明のしようがない、複雑怪奇なものでしょう。
長年の摩擦や妥協が影響してる。
新型コロナウィルスが影を落としているように見えますが、それは見える部分の問題であって、本当の問題は、見えない部分にあるのだと思います。
どんなやりとりがなされるのか、観察していきたいと思います。

6月

24

堕天使

「堕天使」という言葉があります。
天使だったのに、悪魔になってしまった存在。
悪魔を演じるしかしようがない存在。
堕天使のみなさん、自分が天使であることを思い出してください。
あなたの力は強大です。
あなたの力で多くの人が救われます。

6月

15

5月15日と29日、ロンドンにて

2021年5月15日と29日、ロンドンにて、大規模な抗議活動がおこなわれた。
もちろん、アレへの抗議だ。
日本では打て打てとマスメディアで叫ばれているが、冷静な人たちは冷ややかな目を向けている。
社会的立場によって仕方なく打たなければならない人たちもたくさんいる。
なんとか自分を納得させて、打つ人もいる。
もちろんマスメディアのいうことを聞いて、喜んで打つ人もいるだろう。
そういう日本の状況下で、ロンドンの映像は力づけられる。
https://bit.ly/3voj4un

4月

28

月影が射す

昨晩、窓から影が射していた。
正しくは、影が射すのではなく、月明かりが射していて、それによってできた影が見えたのだ。
でも、最初にそれを見た印象は「なんで影が?」というものだった。
いまの世の中は、まさに月影が射している状態に思える。

4月

14

トリチウム水を飲むとどうなるの?

1年半ほど前に、僕のBlog「水のきらめき」に「トリチウム水を飲むとどうなるの?」という文章をアップした。
ここにいま、コメントが集まるようになってきた。
もちろん、福島のトリチウム水を海洋放出するというニュースを受けてのことだろう。
いろんな意見のやりとりから、有益な結果が導き出されるといいのだが。
https://bit.ly/3tiyqjR

2月

17

共鳴

いろんなところ、思わぬところで共鳴が起きる。
鳴き龍の下で手を叩くと、龍の声が聞こえるのは共鳴だ。
チチェン・イツァーのピラミッドにある階段前で手を叩くと、そこでも共鳴が起きる。
共鳴は音だけではない。
色が見えるのも、光の共鳴の結果と言えなくもない。
きっとあらゆる物質が共鳴でできている。
電子が陽子や中性子のまわりを包んでいるとき、そこにはきっと共鳴と似た現象が起きているはず。
だから、電子と陽子や中性子の間がとても離れているのに、そこに隙間を感じることはない。
複雑な共鳴の折り重なりの中で、僕たちは生きている。

2月

15

復興オリンピック

復興オリンピックという名前で2020東京オリンピックの準備は始まった。
当初は311の復興かのように思えたが、どんどん予算が膨らみ、「復興」の言葉は言われなくなった。
ところで、1940年、中止になった東京オリンピック。
当時はこれを機に、オリンピックのことを五輪と呼ぶようになった、
アジアで初、有色人種国家でも初のオリンピックは、日中戦争や当時の世界情勢のために中止となった。
その後、日独伊三国同盟と連合国がぶつかった。
結果として三国同盟は負けた。
2013年、2020東京五輪が決まったとき、なんとなく、このオリンピックも中止になるのではないかと思った。
なぜそう思ったのかは明確ではない。
当時はただ、「歴史が繰り返される」のではないかと思っただけだ。
最近、なぜそう思ったのかがうっすらと理解できるようになってきた。
それは、価値観の変更に関係があるなと。
三国同盟と連合国の対立と当時は見ていたが、戦争が終わってはっきりとなくなったのは帝国主義だった。
大国が小さな国を併合し、従えていく。
そんな帝国主義の流れが薄らいでいった。
しばらくは継続したが、植民地は次々と独立していった。
それと同じようなことが、今回のオリンピックを契機に起きてくるのではないか。
いまを生きている僕たちにははっきりとは見えない価値観が立ち上がり、古い価値観とすり替わっていく。
それがいったい何か、それを僕たちはいまうっすらと感じつつある。
心の復興となる、何ものかが。
それはNWOと呼ばれるものとは違う気がする。

1月

29

前大統領府

アメリカではトランプが「前大統領府」をフロリダのパームビーチに設立したそうだ。
まだ何をするのかは明確ではないが、大統領の時のホワイトハウスのスタッフが集まっているという。
大統領の時に約束したことを実現するそうだ。
あまりにも面白い話なので、笑ってしまった。
この話はフェイクではない。
ACU(The American Conservative Union Foundation)の日本支部的な一般社団法人JCUが発表している。

1月

20

幕引き

アメリカの大統領選は、今日の大統領就任式で一応の決着が付く。
トランプもメラニア夫人も最後の演説をホワイトハウスでおこなった。
いい演説だった。
だけど、たくさんの謎が残った。
解決すべき問題も浮上した。
それらはいったいどうなっていくのだろう?

1月

13

トランプ大統領のスピーチ

今朝、日本時間の五時頃、トランプ大統領のスピーチがYouTubeで流された。
とても静かな演説だった。
静かに世界が変化していく。
もうそれは止められない。

1月

12

大統領選の行方

アメリカの大統領選の行方が気になって仕方ない。
マスメディアではトランプが負けて、あとは大統領の座を譲れば終わりかのように伝えているが、米国の知り合いや一部のネットメディアの内容からすると、トランプはまだあきらめてはいない。
マスメディアではそのことが混乱の原因と伝えているが、米国民の多くはトランプが正しいことをしようとしていると思っている。
話は複雑なのでここでは説明しないが、どちらが勝っても混乱が始まるのはどうしようもなさそうだ。
日本にも影響が来るだろう。
世界の正直化の一歩であり、この混乱を越えて多くの人が幸せになれる社会に脱皮するよう祈る。

1月

2

新年明けましておめでとうございます

節目を付けるというのはいいこと。
日本はそのおかげで繁栄しているのだと思う。
混沌の中に節目を。
今年はそれがさらに求められるのだろうと思う。
内にも、外にも。

12月

22

フェイクニュース

流れて来る情報は、どれもフェイクかのような状態になっている。
アメリカでは不正選挙がおこなわれたらしい。
しかし、マスメディアはそれを無視している。
トランプ派の弁護士たちは弁護士生命をかけているので、まったくの虚偽を主張するはずはない。
もし不正選挙がおこなわれていたとしたら、世の中はどうなるんだろう?
新型コロナウィルスが蔓延している。
新型コロナウィルスが誰かの策略だとしたらどうなるのだろう?
マスメディアには出て来ないが、新型コロナウィルスが登場する以前にそれが蔓延した場合どうするべきかが国際会議で検討されていたという。
新型コロナウィルス用のワクチンが開発されたという。
新型コロナウィルス用のワクチンが害をもたらしたらどうなるのだろう?
そもそもどんな薬も、毒性がないかどうか入念に調べられるはずだが、それは数年かかるはずのもの。
その手続きを今回は緊急だからと解除してしまった。
こんなに時間が短ければ、催奇形性などは調べようがないはず。
日本では元首相が虚偽発言をしたことがほぼ確定的になってきた。
大臣クラスの人も賄賂を受けとったらしい。
政治が乱れれば人心も乱れる。
世の中のたががはずれてしまったようだ。
すべてがフェイクだったら、どんなにいいことか。
中身の正しい、明るいニュースを待ちましょう。

12月

7

正直化の進展

何年か前から、社会が正直化していくことを書いてきた。
しかし、「嘘も方便」の現代社会で「正直化する」とはどういうことか。
もし正直化しないと、AI社会にうまくなれないと思う。
もしAIが嘘を使いこなすようになったら、怖いよ。
だからまず社会は、人間にとって面倒だと思うほど正直化されて、そのあとでAIがwhite lieを覚えないと、きっと困ったことになる。

12月

7

資本主義が終わる?

資本主義社会は限界に来ていて、次の社会はどのようなモノかを考えないとならないという。
来年のダボス会議のテーマは「グレート・リセット」だそうだ。
どんなリセットが提案されるのだろう?
資本主義がどのように成立してきたかを学ぶと、確かに次の世界を考えないとならないのはわかる。
だけど、人の意識が次の社会に向けて成熟しないと、器は変わっても中身は変わらないだろう。
どういう成熟を目指すべきなのか考えよう。

11月

29

あるモノの意味

環境が変わると、そこに存在するモノの意味が変わる。

11月

22

トランプ大統領の弁護団

トランプとバイデンの大統領選は次第に混乱を極めている。
日本のマスメディアではトランプが一方的に駄々をこねて混乱を巻き起こしているように報道しているが、ネット上を調べるとそういうことだけではないことがわかる。
バイデンを擁立した民主党か、それともどこが主導したのかはまだ明確ではないが、かなりの規模の選挙不正がおこなわれたのは確かなことらしい。
なぜなら、トランプの弁護団が宣誓供述書とともにその証拠について説明しているからだ。
もし弁護団が虚偽の報告をしているとすれば、そこに参加している弁護士は弁護士の認可を剥奪される。
大手のマスコミがほとんどすべてバイデンの勝利を訴える中、弁護団がそのように声を上げるのは英雄的な行為であると僕は見ている。

11月

8

トランプとバイデンの大統領選

世の中のあり方が明るみに出てしまう出来事がある。
かつて911がそうだった。
もっと古くはケネディ大統領の暗殺もそうだろう。
しかし、どちらも事実は明るみには出ず、「陰謀論」というレッテルが貼られるたくさんの説が現れて終わりになる。
噴出してくる陰謀論のうち、どれかは正しい話だろうし、もしかしたら陰謀論に目を眩まされて掴めていない事実があったのかもしれない。
今回の大統領選もそういうことの一つになるのだろう。
そこから何を学ぶべきなのか?

11月

5

豊さとはたくさんの意味に気づいていること

アメリカの大統領選は混沌としてきた。
いろんな人がいろんな意見を言うだろう。
そして、どの意見が本当は正しいのか、よくわからなくなっていく。
アメリカにはすでにたくさんの謎が存在する。
なぜケネディ大統領が暗殺されたのか。
911の本当の主犯は誰なのか。
なぜ大量破壊兵器のないイラクが攻撃されたのか。
挙げていけばキリがない。
そして、そのような政治の在り方は、世界全体を包んでしまっている。
残念というしかないが、そのことをきちんと知っておく必要がある。
たった一つの真理を求めていくと、解釈や立場、見方の違いによる意見の相違を許容することができなくなっていく。
どちらが正しいか、戦わざるを得なくなる。
解釈や立場の違いによって見方の相違が生まれてくることは仕方のないことだ。
それを許容できないと暴力が行使されてしまう。
立場が違えば意味や解釈が違うことを許容し、その違いを越えて共同するためには時間がかかるだろう。
しかし、その時間を取ることで、豊かな結果を得られるよう努力していかないと、地球環境は荒れ、人々は無意味に殺され、荒涼とした世界に直面しなければならないだろう。
どんな出来事にもいろんな意味が生まれてしまう。
そのことに深く気づかない限り、無意味な争いが続くだけだ。

8月

16

終戦記念日

日本では今日が終戦記念日ということになっている。
他国では事情が違う。
日本は以来、戦争はしないことになっている。
大儲けしたい人たちが戦争をしたがるようだ。
金と命を引き換えないでくれ。
新たな終戦記念日はもういらない。

7月

20

夏休み

7月20日といえば、夏休みの始まる日。
ずっと東京に住んでいる僕にはそれが固定されているかのように思っていた。
でも地方によって夏休みの長さは違うそうだ。
特に今年は全国95%の教育委員会が夏休みの短縮をするそうだ。
夏休みの最短は4日間だとか。
一体それはどこなんだろう?
普段は何日だったのが、4日間になってしまうのか。
世田谷区では31日間、大田区、豊島区などは16日間だそうだ。
都内だから普段の7月20日から8月31日の43日間がそれぞれ31日間、16日間となるのだろう。
塾や予備校の夏季講習はどうなるのだろう?
人が集まらなくて困るだろうな。
親御さんたちはきっと受験について心配し、つい感情的になってしまうかもしれない。
自分の立場も安定せず、子供の将来も心配となったら、ついイライラしてしまうかも。
そうした感情を脇に置いておくことが大切なことになりそうだ。
特に子供は親の感情に左右されてしまうもの。
普段接する親以外の大人の感情も大切かもしれない。
思い出してみよう、気持ちの良い状態の自分の感情。

7月

12

理想の国

理想の国について考える。
ただ自分にとって都合の良い国ではない。
そこに住む人すべてが幸せになる国。
そんなことは不可能だと多くの人が考えている。
本当だろうか?
いい国を作ろうとすればするほど、自分自身のことを考えざるを得なくなる。

7月

11

新しい社会とは?

資本主義の考え方を内面化することで、僕たちは間違った道にはまりこもうとしている。
でもそれは単に資本主義が悪かったということを意味しない。
社会が成熟して別のフェーズに入りつつあるということだ。
僕たちは成人前の年齢なのに、まだ小学校で勉強しているようなものではないか?
きちんと中学と高校を作らなければ、大学に行くこともできない。
では、中学や高校はどんなものになるのか?
地方自治に今より大きな権限を与え、様々なトライ&エラーをしてもらえばいいと思う。
ネット社会になっていいことと悪いことがある。
それをうまく利用するとはどういうことか、それをトライ&エラーしていく。
これからももっと便利なものがどんどんと生まれるだろう。
それを社会が適正に使うためにはどうしてもトライ&エラーが必要だろう。
いろんなトライ&エラーができるように、地方自治でいろんなパターンの実験をすればいいと思う。
もちろんそこには利害が生じるので、無理な実験は誰もしたがらないだろう。
だから、いいアイデアに基づいたトライ&エラーが生じるはずだ。
それを各地方同士で学び合えばいい。
今はどうもどこかの誰かの権力を大きくするための歪みが見えてきたような気がする。
そうならないための中学なりの、今より高い倫理観が必要だろう。
中央政府はそのトライ&エラーがうまく行くためのバックアップとなる。
そこでのトライ&エラーがある程度できたら、またいつか中央政府と地方自治について、社会のデザインについて、高校になるための試論を繰り返せばいい。
権力を保持するためだけに作られた決まりとはおさらばだ。
そのためには個人の内面にある所有欲や執着について深く考えないとならない。
その上で、社会が生命体のように自らを保持し発展する可能性を与えよう。

6月

18

たくさんの意味

僕たちは言葉を持つことで何かにフォーカスすることができるようになった。
あれがしたいとか、これをしたいということを群れで共有できるようになった。
もちろん群れで何かの意図や目的を共有する動物はたくさんいる。
しかし、以前からある意味や行動以外の、新しい概念を共有することは難しい。
そのために言葉が役に立った。
ところが、あまりにもそれが発達したおかげで、「何かにフォーカスすること」以外の価値が見えにくくなってしまった。
たとえば「電話」という言葉。
僕が幼い頃は電話といえば二種類しかなかった。
黒電話か赤電話。
黒電話は家にある電話。
赤電話は公衆電話のこと。
しばらくすると公衆電話にもたくさんの種類が生まれ、黄色電話、ピンク電話、青電話、緑電話といろんな色が採用されて行った。
色が多様になるのと同時に、それぞれの色に象徴される電話の意味も生まれたはずだ。
だから、「電話」一言では、今の人たちはそれがどんな形状のものを指しているのか正確にはわからない。
ファックス付き電話かもしれず、グループ電話かもしれず、携帯電話かもしれず、スマートフォンかもしれない。スマートフォンの区別も考えると、いったい何種類の電話があるのか見当もつかない。
だけど、言葉上は「電話」でわかった気になる。
同じようなことがいろんな言葉で起きている。
「愛しているよ」という言葉の「愛」がどんな意味であるのか、よく聞いてみないとわからない。
ところが、自分が一番理解しやすいか受け取りやすいか、その微妙なところは人によってよくはわからないけど、たいてい人はどこかの意味に落ち着いている。
その意味の体系を組み直したり、壊してくれるのが文学的体験ということだろう。
他人と話しているとときどき自分の意味体系が壊れる。
「壊れる」と感じていることが、いかに自分の意味を強固に持ち続けているかを表している。
この世界にはたくさんの意味がある。
意味は次から次へと生まれてくる。
そのなかで、どうして自分の意味だけを大切にし続けるのか、よく考えなければならない。
言い方を変えると、なぜ自分の意味にだけしがみついているのか、ということになる。
自分を守るのと同様に、自分の意味も守らなければならない。
そう思い込んでいる結果、しなやかさを失っていることがあるかもしれない。