AIと死
AIはいま、本当のAIと疑似AIの
ごた混ぜ状況が続いている。
もっと正しく言えば、
何がAIで、何がAIでないのか、
曖昧に過ぎて
話題にもできない状態だ。
詳しい人はそういうことが
わかっているはずなのに、
その話題が面倒なために
そっちに話題を
持っていくことがない。
死とは何かを話題にするのと同じだ。
死とは、心臓が止まったときか、
それとも脳波が止まったときか、
はたまたもっと別なことなのか?
これも話題にはなりにくい。
なぜかというと、
人間にとっては
不可知の領域だからだ。
人間を越えた知性というのも
越えた段階で不可知のものとなる。
それをいま知ろうというのは
無理な話なのだ。
死が怖いというのと同じレベルで
AIを恐れても疲れるだけ。