11月

6

寒い朝

朝が少しずつ寒くなってきた。
まだ本当に寒い朝にはなっていないが、寒い朝が来ることを期待している。
水道が凍ってしまうような朝。
息は白くなり、指は凍える。
バケツの水に氷が張る。
地面には霜柱が立つ。
そういう、いても立ってもいられない寒い朝が懐かしい。

10月

9

カーディガン

薄手のカーディガンがちょうどいい季節になった。
シャツだけだと寒いけど、セーターを着ると暑過ぎる。
カーディガンを着て、少し暑ければボタンをはずす。
外出先では緊張しているせいか、カーディガンのボタンは閉めたまま。
うちにいるときだけ微調整が必要になる。

10月

3

最後の半ズボン

もう今年はこれが最後かなと思って半ズボンをはいた。
昨日は暑くなると言われていたので膝小僧を出してみたけど、うちの中は思ったより涼しかった。
外に出かけるときには長ズボンに履き替えた。
もう膝小僧が風邪を引きそうだ。
さよなら、半ズボン。
また来年。

9月

24

台風失速

台風が温帯低気圧に変わった。
関東にはあまり大きな影響を与えなかったようだ。
このところの台風はやたらと勢力が大きいので、これで一安心。

9月

12

暑い中の散歩

熱中症に注意と言われながらも、暑い日に散歩するのは案外気持ちいい。
36度を超えるような暑さではやめた方がいいだろうけど、30度前後ならきちんと水分をとって、無理をしないようにして散歩する。
汗をかくのは体にもいい。
気持ちいいものも見つかるかも。

9月

4

青い空に雲がぽかぽか

東京では、青い空に雲がぽかぽかと浮かんでいる。
台風が近づいているせいか、空が不安定なのかもしれないが、青い空にちぎれた雲がぽかぽか浮いているのは美しく感じる。
ネットでは、新型コロナウィルスはあまり過剰に心配する必要はないという書き込みがたくさんあるが、マスメディアでは死者が何人、罹患者が何人と注意喚起している。
このちぐはぐな感じが、美しい空と、これから来るだろう強大な台風とのコントラストに似ている。
なにごとも無事に終わりますように。

8月

16

帽子

以前から帽子が好きだった。
母がよく被っていた。
だけど恥ずかしかったので僕はあまり被らなかった。
学生の頃には帽子を被っている人はほとんどいなかったように思う。
会社勤めしているときに物は試しとスーツに合うフェルト製の中折れ帽を買った。
それを被っているとよく「ギャングか」といわれた。
以来、旅行先で帽子を買うようになった。
ケニアとか、アイルランドとか、ハワイとか、そこでなければ買えないような帽子を選んだ。
去年鎌倉で夏に良さそうなパナマ帽を買った。
この暑いのに出かけるときに被る。

7月

20

蜜の香り

梅雨の湿り気の中、林を歩いていると、蜜の香りがしてきた。
とても甘い香り。
林が生きている息遣い。

7月

15

森の雫

昔、屋久島に行ったことがある。
そこにいる間ほとんど天気は雨。
カッパを着て山に入ると、清水か雨かわからない水が鬱蒼とした木々の間から降り注ぐ。
木漏れ日のように差し込む日差しが雫を輝かせる。
七色に輝く森の雫に囲まれて、縄文杉に向かって歩いた。

6月

25

梅雨らしい梅雨

今日も雨が降り、今年は梅雨らしい梅雨になった。
ここのところ温暖化の影響か、暑くて梅雨らしい梅雨ではなかった。
今年は雨が降るとひんやりとしていい。
この気候はひょっとしてコロナウィルスのおかげか?
四季のある日本らしい気候に戻ってほしい。

6月

13

梅雨の空気

梅雨らしい空。
水分をたくさん含んでいて、しっとりとしている。
あらゆる微生物が元気になりそう。
体内の微生物にも元気になってもらおう。

6月

10

初夏の風

南からの風が、部屋の中を抜けて行く。
吹き抜ける初夏の風が気持ちいい。
服装はすっかり半袖半ズボン。
油断をするとつい居眠りをしそうだ。

6月

4

揺れる

昨日までは作務衣がよかった。
着ていて心地よかった。
今朝起きたら、なんとなく半ズボンかなと思う。
半ズボンをはいて窓を開けたら涼しい風が入って来て、やっぱり作務衣かなと思い始めている。
揺れるのが気持ちいい。
というか、揺れてもいいというのが気持ちいい、かな。
マスクも、してもいいし、しなくてもいいというのがいいよね。

5月

11

半ズボンの日

今日は温かいのでひさしぶりに半ズボンをはく。
白い膝小僧がにょろっと出て来て気持ちいい。
シャツも半袖。
青空に大声を出したくなる。

3月

25

桜が咲く

また今年も桜が咲き出した。
そうするとカメラを持ち出しパシャパシャ撮り始める。
もう飽きるほどに撮ったのに、それでもまだ撮る。
撮れば撮るほど、美しさの奥行きが広がる。

3月

12

山椒の葉っぱ

外は次第に温かくなり、桜は咲き、ベランダの山椒の木に小さな葉っぱが出てきた。
春だよ。
そろそろ自分の頭からあの言葉をはずしてもいいコロナ。
おお、はずれない。笑

11月

29

太陽の光

今朝は気温が3℃程度だったが、朝日がきれいだったのでベランダに出た。
素肌に黒い作務衣を一枚着ただけで、日に照らされてからだはポカポカだった。
しばらくそこで本を読んだがまったく寒くない。
太陽の光ってすごいな。

9月

29

人間の生き方

人間の生き方がどうであれ、地球にはあまり関係ない。
アリが別種同士で戦っても、人間にはあまり関係ないのと同じ。
人間の生き方が重要なのは、地球にとってではなく、人間にとって。
それなのに人間は、勝手に戦って死んでいく。
間違いはきちんと認めて、仲良く生きていこうよ。
間違えた人を「ぶっ殺す」なんて言わないでさ。
人間が生み出した熱や物質で熱くなった地球が、さらに熱くなってしまうよ。

9月

26

水の循環

水の循環が激しくなっている。
温暖化で増えた水蒸気が、地球全体を撹拌している。
いままでの穏やかな撹拌から、激しい撹拌へ。
熱くなったのだから対流が起きるのは自然なこと。
人はそこにどう住まわせてもらうのか。

9月

14

秋風

夜になって静かになると、秋の虫の声が聴こえる。
その音を聞きながら目をつぶる。
そよそよと秋の風。

8月

31

さよなら夏の日

今年も夏が終わる。
すでに五十数回夏を越えてきた。
もうすぐ秋が来て、冬が来る。
毎回まったく違う夏なのに、夏と名付けたことによって同じものが毎年来るかのような錯覚を起こす。
今年の夏はどんな夏だったのか。
いまはただ耳を澄ますのみ。

8月

27

窓を開ける

エアコンはつけずに窓を開け、足下に扇風機を置くようになった。
昔の夏は真夏でもこのくらいの日があった。
30度を超えずに過ごせる日。
窓が開いているから蝉の鳴き声がよく聴こえる。
ベランダに一匹来て鳴いていった。

8月

24

梨を食べる

今年はじめての梨を皮をむいて食べる。
果汁がしたたる。
コリッ、ショリショリ。
ほのかな梨の香り。
自然と上がる口角。

8月

21

夕立らしい夕立

昨日の夕方、夕立らしい夕立が降った。
遠くに雷が鳴り、ざっと降って、ぱっとやんだ。
降ったあとは涼しくなり、木立ではセミが大きな声で鳴き出した。
夕立らしい夕立はひさしぶりな気がする。

5月

29

風の通り道

暑いね。
窓開けて、部屋の中に風を通す。
風の通り道に自分がいると、なんと心地いいことやら。
していることに夢中で、窓締め切っていると熱中症になりそうだ。
風よ吹け。