4月

22

干焼蝦仁

レシピをにらみながらはじめて作った。
途中で少々不安だったが、完成品は美味しかった。
ぷりぷりの海老がネギニンニク生姜と溶き玉子のうっすらオレンジ色のあんかけに漂う。
また作ろう。

4月

11

歌舞伎揚

小袋の中にある歌舞伎揚をパリッと割って一口大にして、小袋を裂いて中身を食べる。
シャリシャリとした歯ごたえと甘い醤油味が美味しくてにんまり。
小学生のころから食べ続けている。

4月

5

樹下のさくら餅

桜並木に沿って歩いていた時、ひとりの男性が背中を向けて黙って立っていた。
きっと桜を見ているのだろうと思って通り過ぎようとした。
そのとき、彼の口元にさくら餅があった。
咲いた桜を見上げながら、さくら餅を頬張っている。
それ、いいなと思った。

4月

2

ボイルストン

大学生の頃から会社員だった頃まで通っていた店が高田馬場にあった。
バーボン専門店のボイルストンだ。
いつも何十種類かのバーボンが置かれていて、片っ端から飲んでいった。
そこで僕はバーボンの味を覚える。
残念ながら高田馬場のボイルストンは閉店してしまったが、数十年ぶりに本店のボイルストンに行った。
いまもたくさんのバーボンがある。
そこのオーナーの家には千本くらい、かつて名品といわれたボトルが保存されているそうだ。

4月

1

さくら餅

ふと桜餅を食べたいと思う。
塩漬けにした桜の葉に包まれた和菓子。
桜餅には二種類あって、関東では長命寺餅、関西では道明寺餅という。
両方食べたがどちらもいい。
あの塩漬けになった桜の葉っぱが大切だ。
ほのかに香るのがいい。

3月

31

炭酸飲料のシュワーッとはじける泡

グラスに氷をカラリと入れて、柑橘系の果汁を搾り、炭酸水を注ぎ入れる。
シュワーッと泡がはじける。
大きな泡が先にはじけ、小さな泡があとにはじけるためか、泡のはじける音は次第に高くなっていきながら、静かになっていく。
手に持つと手の甲にはじけたドリンクがうっすらとかかる。
泡が落ち着いたら飲む。

3月

26

マルセイバターサンド

ひとつひとつ銀色の包みに包まれたその姿。
背中の切り口を指で開くと、ツツーと裂かれる包みから、崩れやすいクッキーが顔を出す。
形のまま出てくるようにそろりそろりと銀色を脱がし、崩れ落ちないようにそっと唇へ。
口のなかではらはらと帯を解くクッキーの、内側に眠るバターとホワイトチョコクリームのささやかな塩味と甘さ、そこに挟まったレーズンの歯触り。
北海道の大地に鎮まる人々の夢。
はかないものを味わう悦び。

3月

20

ふきの煮物

ひさしぶりにふきの煮物を食べた。
子供の頃は好きではなかった。
なんでこんなものを食べるのかと思っていた。
歳を取っておいしいと思うようになった。
不思議だなぁと思う。

3月

14

ムラサキイモのパン

朝起きて天気が良くて気が向くと、近所の神社にお参りに行き、ついでに散歩する。
その散歩コースの途中に一軒のパン屋さんがある。
朝の七時にはもう営業しているで、そこで朝ご飯のパンを買うことがある。
いろんなパンが売られているが、必ず買うのはムラサキイモのパン。
ムラサキイモが練りこまれていて、ほのかに甘くておいしい。

1月

21

ゴディバ パールミント

ゴディバのパールズ、ダークチョコ・ウィズ・ミントをもらった。
小さな缶に真珠くらいの大きさのチョコレートが入っている。
口にいれるとミントの香り。
ダークチョコというけどしっかり甘い。
コリッと噛めばミントの香りが口に溢れる。

12月

30

アーモンドフィッシュ

小袋に入っていたアーモンドフィッシュを手に取って口に放り込む。
バリバリと噛むときに尖った小魚の尻尾などが口のなかに刺さる。
ちょっと痛いなと思いつつも、アーモンドのカリカリとした歯触りと、小魚の表面の甘さと、小魚のパリパリと噛み砕かれていく食感に陶然としながら、よく噛んで飲み込む。
ウィスキーが合う。

12月

22

味噌汁

鰹節と昆布でとった出汁で豆腐とワカメを煮る。
それに三年醸造の味噌を溶かしてできあがり。
発酵食品の不思議なことはよく噂されるが、熟成した味噌は放射能の影響を弱めることが科学的エビデンスとなっていることはあまり流布されていない。
ヨーロッパでは有名らしく、チェルノブイリ原発事故の際には味噌が飛ぶように売れたそうだ。
味噌汁を飲む人は胃癌の率が低くなり、動物実験では肺癌、胃癌、乳癌、肝臓癌、大腸癌に抑制効果があるそうだ。
不思議なことに、味噌の熟成度が高いほど効果があるのだとか。
そういう効能は実はどうでもよく、おいしいおそ汁があれば幸せ。
朝、目が覚めると味噌汁ができているととてもうれしい。

12月

16

たいやき

ときどき買うたいやき。
一時期中身にいろんなものが入っていた頃があった。
クリームやチョコはもちろん、お好み焼きなんてのもあったな。
一番インパクトのあったのが麻布十番のたいやき屋浪花総本店。
普通たいやきは一度に三匹とか五匹とか焼けるような鋳型で作るが、浪花屋総本店では一匹ずつ長いトングの先に鋳型がついたようなもので焼いていた。
そのせいか、皮の部分はカリカリ、柔らかいところはほとんどなく、すぐに餡子なっていた。
ひさしぶりに食べたくなったぞ。

12月

4

ちちぶ餅

秩父夜祭でちちぶ餅を買った。
No.03706に書いた「なが餅」と同じで、
餡が餅に包まれている。
それはまったく同じだが、
「なが餅」は「なが餅」だし、
「ちちぶ餅」は「ちちぶ餅」だ。
形とか、噛み心地とか、
餡と餅の割合が違うことで、
しっかりと個性的だ。
大福餅とも似ているが、
やっぱり違っている。
ちちぶ餅はとてもやわらかく、
ちょっと食べにくいほどの柔らかさに頬が緩む。

12月

1

ハイボール

ウィスキーを飲むのはロックかストレートと相場は決まっていたが、
最近はそこにハイボールが割り込んできた。
以前は水割りも好まず、
バーボンならロック、
シングルモルトならストレートと決めていたが、
最近はすぐに酔ってしまうので
ハイボールが安心だ。

11月

28

ビン入りノンホモジナイズ牛乳

ときどき牛乳が飲みたくなるとスーパーに行き、
ビン入りノンホモジナイズ牛乳を買う。
65℃30分殺菌だそうだ。
とても美味しいので
あっという間に飲んでしまう。
ときどきクリームの固まりが出てきたり、
味が変わったりするが、
それが自然というものなのだろう。

11月

13

なが餅

四日市に行ってきたので
なが餅を買った。
ペロンと細長い餅に
餡子が包まれている。
柔らかい餅の感触がうれしい。
賞味期限内に食べるのが
もちろんいいが、
過ぎてしまうと少しずつ固くなる。
一日二日過ぎたなが餅は
少し固くて
それはそれなりに美味しい。
甘過ぎないのもいい。

10月

30

朝散歩しながら朝ご飯を考える

早朝に散歩しながら
朝ご飯を何にしようか考える。
今日の調子ならあれがいいかな?
それともこれにしようかな?
もしあれにするとすれば
材料が足りないからどうしよう?
あそこまで買いに行くか?
それとも別の物にするか?
代用できるもの何かあったかな?

10月

29

豆豉醤で新スープ

味噌汁を作ろうとしたら味噌がなかった。
しかたないので豆豉醤で味噌の代用。
飲み方のコツは味噌汁とは思わないこと。
味噌汁だと思って飲むと ? だが
新しいスープと思って飲めば悪くない。

10月

25

チョコのひとかけら

歩き回ってへとへとになったとき、
チョコのひとかけらがうれしい。
ひとかけら食べるだけで
しばらくは元気になれる。

9月

17

四角いあんぱん

ひさしぶりに鎌倉に行った。
駅前に鳩サブレーで有名な
豊島屋がある。
いつものように
鳩サブレーを買おうと
お店に入ると
一角になぜか
パン屋さんができていた。
覗くと四角いパンがいくつかある。
気になったので買ってみた。
四角いあんぱん三種類と
四角い焼きそばパン。
うちに帰って食べる。
おいしいというよりは
楽しかった。
四角いから少し食べにくい。
口の開け方も
どこを食べるかによって変わる。
「ンガー」とか「アー」とかいう
雰囲気で四角いパンを食べる。
そういう自分がおかしかった。
お上品にちぎって食べるのが
正解かな。

9月

15

わらびもち

わらびもちをいただいた。
きな粉をまぶしたものと
抹茶ときな粉をまぶしたものの
二種類が、箱の中に収まっていた。
そこに黒蜜をかけて食べる。
歯ごたえグニュー、もぐもぐ。
きな粉にむせ返りそうになる。
口のまわりにきな粉と抹茶が
いっぱいついた。
おいしかった。

9月

5

コーヒーモヒート

日差しが強く暑い日に
外を歩いた。
自動販売機で水を買おうとするが、
どこの自販機も売り切れ。
ヘトヘトになって歩いていると
上島珈琲店を見つける。
アイスコーヒーを飲もうかと思うが、
メニューに
コーヒーモヒートを見つける。
ノンアルコールだというので
大きなサイズを頼む。
ゴクゴク飲んでのどの渇きを癒す。

8月

29

フカヒレ姿煮込み麺

白龍トマト館で
夏に数量限定でやっている
フカヒレ姿煮込み麺を
初日に食べてきた。
フカヒレの大きさは小振りだが、
もし大きいのを使っていたら
この値段では収まらないだろう。
普段フカヒレの姿煮込みは
予約のお客様にしか出さず、
しかも値段は夏の記念期間より高くなる。
二千円せずにフカヒレ姿煮込みを
食べられるなんて幸せ。
ゆっくりと噛めば噛むほど
味が出てくる。

8月

24

赤いトマト

熟れ切った赤いトマトは
ずっしりとしていていい。
砂地で水も与えられず、
ギラギラの太陽に照らされた
過酷な環境のトマトほど
赤く美味しくなるという。