9月

10

立方体のパン

今年も鎌倉で立方体のパンを買った。
鎌倉駅前にある鳩サブレで有名な豊島屋の一階で売っている。
食パンが立方体なのではない。
アンパンや焼きそばパンが立方体なのだ。
特にものすごく美味しいというわけではない。
だけど、ちょっと楽しい。
微妙に食べにくいから。

9月

6

ベランダのパクチー

なかなか芽を出さなかったベランダのパクチーが、やっと育った。
少し摘んで料理に使う。
香り高いパクチーになった。
相方の苦労が報われた。

8月

31

曲がったキュウリ

八百屋に並ぶキュウリはたいていまっすぐで、長さも均一で、運びやすくなり、見目もいい。
それはそれで悪くないけど、ときどき曲がったりねじれたりしているキュウリを見ると嬉しくなる。
「お、頑張って生きてるな」と思う。

8月

12

チーズの酒粕漬け

銀座三越で「チーズの酒粕漬け」を見つけた。
カリッと焼いたパンの上に載せて食べる。
飲みすぎてはいけないと思っているビールが止まらなくなる。

8月

9

冷やご飯

「冷や飯を食う」というのはあまりいいことではないとされている。
だけど最近、冷や飯を食う機会がない。
電子ジャーのおかげだ。
いつも熱々のご飯が食べられる。
一方で、ないものねだりの僕は、ときどき冷やご飯を思い出す。
幼い頃、電子ジャーがうちにはなく、炊飯器でご飯を炊くと、翌日には冷やご飯になった。
母に「冷やご飯は嫌だな」というと「我慢しなさい」と言われるときもあったが、チャーハンやお茶漬けにしてもらうこともあった。
手間をかけてもらうのが嬉しかった。

6月

22

ロータス ビスコフ

包みを開けるとシナモンの香り。
口に含んでサクッと噛めばカラメルの風味と独特の甘さ。
あっという間に一枚は食べ、すぐに二枚目に手を出す。
三枚目は血糖値のことを考えて我慢する。

6月

1

パラダイス酵母

パラダイス酵母という酵母をいただいた。
この酵母でパンも焼けるのだそうだ。
リンゴジュースで培養する。
酵母を少量入れると、しばらくしてリンゴジュースが炭酸飲料のようになる。
それを飲むと体の調子がよくなる。
飲む量と健康状態によっては好転反応が出るそうだ。
あまり大量には飲んでないせいか、僕にはたいした反応は起きていない。
リンゴジュース以外のジュースで培養しているひともいるようだ。
培養しているとちょっと楽しい。

5月

28

佃煮

佃煮の詰め合わせをいただいた。
何種類もの詰め合わせなので、ひとつずつ食べている。
じっくりと噛んでいると、ほのかに黒糖の香りがする。

4月

27

ミニドーナッツ

コンビニでミニドーナッツを買った。
このところ運動してない。
一日椅子に座りっ放し。
血糖値の高い僕が口にするものではない。
でも、ぱくり。
毒ほどうまいものはない。

4月

23

近所のレストランからお持ち帰り

近所に馴染みのレストランが何軒かある。
そういうところがこのところのコロナウィルス騒ぎで、営業中止、またはお持ち帰り専門になっている。
普段だったらお持ち帰りはしないけど、お店がなくなったら困るので買いに行く。
お店ごとの工夫があって面白い。

4月

14

山椒の葉

うちのベランダで相方が山椒を育てている。
今年も葉が出てきた。
それを拝借して新タケノコを使って木の芽和え。
うますぎて涙出る。

4月

14

イチゴ

スーパーにイチゴが並んでいたので買った。
ケーキに入っているのはときどき食べるが、イチゴを単独で食べるのは今年初だ。
噛むとタネがプツプツとするあの食感がいい。
イチゴの香りと甘酸っぱい味。
うれしい。

3月

31

和菓子

僕が幼い頃、桜台駅前に和菓子店があった。
そこでは毎日職人さんが和菓子を作っていた。
お茶を点てる母に連れられてよく行った。
その頃の和菓子屋さんはどこもお店の工房で作っていたように思う。
上生菓子はひとつひとつ丁寧に形を作る。
あんな繊細な作り物をしていくのは大変だろうと思っていたが、最近はあまり見かけなくなった。
もちろんデパートなんかに行けばあるだろうけど、昔はどこの駅にも一軒や二軒の上生菓子を出す和菓子屋さんがあったように思う。
最近はたいていは店舗だけで、どこかで作って持ってくる。
上生菓子があるお店は珍しくて、お饅頭とかせんべいとか、機械でも作れるようなお菓子が優勢になった。
売り子の背後にある窓から、職人の和菓子を作る姿をひさしぶりに見たい。

3月

13

コーヒーを淹れる

生まれてこの方、何回コーヒーを淹れたんだろう?
何百回ではきかない。
きっと何千回のオーダー。
毎日淹れたとして30年続けていたらと考えると、そろそろ一万回に近づいているかも。
大学生くらいまではインスタントコーヒーだったけど、就職してからはほぼ豆から淹れている。
そう考えると一万回になったかもな。
サイフォンはいちいち洗うのが面倒なので、ほぼいつもドリップで楽しむ。
最後にサイフォンで淹れたのはいつだろう?
10年くらい前かな。
こう書くと、ひさしぶりにサイフォンで淹れてみたくなる。
あのポコポコという音がいいよね。
サイフォンで淹れたのは数十回程度かな。
それ以外、ほぼいつもドリップ。
かつて実家には挽いた豆をセットすれば自動でコーヒーを淹れる簡単なマシンがあった。
懐かしいな。
今は手で淹れる。
挽き立ての豆にお湯を落とすと、フワッと豆が盛り上がるのがいい。
香りもたつ。
かつて母さんは僕がコーヒーを淹れると喜んでくれた。
だけど基本的にはコーヒーを好まなかった。
飲むときは胃にやさしいと言って牛乳を入れた。
僕も何杯も飲む時はその教えを守っている。
いまは相方に淹れている。
相方も喜んでくれるが、牛乳を好まないので僕のように何杯もは飲まない。

3月

12

山椒の葉っぱ

外は次第に温かくなり、桜は咲き、ベランダの山椒の木に小さな葉っぱが出てきた。
春だよ。
そろそろ自分の頭からあの言葉をはずしてもいいコロナ。
おお、はずれない。笑

3月

10

味の濃い蕗味噌

相方が蕗味噌を作ってくれた。
が、食べさせてもらう前に「失敗した。砂糖と塩を間違えて、塩をたくさんいれたので、そのあとで砂糖をさらにたくさんいれた。味が濃すぎる」という。
食べて見るとあまり気にならない。
確かに味が濃いが、ふきの香りもちゃんとして、食べるときに量を少なめにすればおいしく食べられる。
ところが、食べるたびに「味濃いでしょう」と隣で言う。
落ち着かないので、相方がいないときに静かに楽しむ。

3月

7

ふれあいの里のたくあん

近所にJAの総合園芸センター「ふれあいの里」がある。
そこでは練馬で作られた野菜や花が売られているが、ときどきこれはすごいというものが売り出される。
最近感激したのがたくあんだ。
普段は化学調味料が入っている、どこにでも売っているようなたくあんが売られているのだが、この前見つけたたくあんは、大根丸ごと一本が抱えるほどの大きなパックに入れられて、原材料には大根、糠、塩、昆布、鷹の爪、柿の皮、鰹節と書かれていた。
これは絶対おいしいだろうと思い買った。
うちに帰って糠を落とし、切って食べるとうまい。
懐かしいたくあんの味。
うますぎるのでご飯とこのたくあんだけでも幸せ。
ビールのつまみにもいい。

3月

6

食卓のゴマ

数年前からゴマのサプリのコマーシャルをよく見る。
それを見るたびに「ゴマ、最近食べてないかも」と思っていた。
半年くらい前から食卓にゴマを置くようになった。
ふりかけ用のガラスの容器にゴマを入れ、食べたいときにサッとご飯にかける。
きっと健康にもいいだろう。
ゴマのサプリのコマーシャルのおかげ。

3月

4

普通の桜餅

相方が桜餅を買ってきた。
透明なパッケージの中身は三つあった。
二種類の桜餅と草餅。
相方は「道明寺と普通の桜餅と草餅買ってきた」と言った。
そう、普通の。
僕も幼い頃から桜餅といえば普通の桜餅だった。
ときどき形が違う桜餅があり、なんで二種類の桜餅があるのか謎だった。
あるとき、形が違う桜餅は関西のものという認識になり、いつの間にかそれは道明寺という名だと知る。
それで、普通の桜餅は「普通の桜餅」になった。
この文を書くのにネット検索した。
普通の桜餅は「長明寺」という名前で、江戸時代享保二年(1717年)に向島の長明寺の門前で発売されたそうだ。
いまでもその発祥の店「山本や」が向島の長明寺前にあるとのこと。
自分にとって馴染みのあるものは「普通」になる。
いつか「山本や」の普通の桜餅を食べてみたい。
かつては調べようのなかった「普通の桜餅」の謎。
もちろん知る人ぞ知るということだったのだろう。
グーグルマップでお店の場所を調べたら、すぐ近くに言問団子の発祥店があり、お菓子を味わうたびに行こうかと思う。

3月

2

あんぱんの話

近所にあるパン屋さん「アンジェリーナ」のあんぱんには、桜の塩漬けが載せてある。
相方はひとつしかないあんぱんをふたつに割って、両手に持ち、「どっちがいい?」と聞く。
僕から見て左側のあんぱんが不自然に揺れている。
左を選べということか?
そこで反対を選ぶ。
「じゃあ右」
「えっ? こっち?」と言って、僕から見て右を振る。
「そう」
「えーっ」と不満げな顔をして、お皿に右のあんぱんを置く。
そして、そこに乗っていた桜の塩漬けを二つにちぎって分けた。
相方は桜の塩漬けが好きなのだ。
「黙ってそっちから見て右側を出せばいいじゃないか」
「やだ」
「なんで?」
「こういうやりとりが面白いから」

1月

27

たらふく食べる

血糖値が気になるお年頃なので、あまりたくさんは食べないようにしているし、かつてほどの食欲はなくなってきているが、それでもときどきたらふく食べるとうれしい。
いろんな栄養が血になり肉となる。
どんなウィルスもこれで撃退だ。

1月

24

ココアを飲む

お湯に溶かせばそれでできるようなお手軽なココアではなく、きちんとお湯に溶かして牛乳を加えて鍋で作るココアはおいしい。
だけど、作ったあとの鍋にココアがこびりつき、洗い落とすのに手間がかかる。
なのでうちでココアを飲むためにはある心理的ハードルを越える必要がある。
あの手間をかけてもココアを飲みたいか?
それであきらめることもある。
それで飲むこともある。
飲むときは一層うまく感じる。

1月

3

餅を焼く

コンロに網を載せて餅を焼く。
弱火でじっくりと焼いていく。
まずは片面にうっすらと焦げ目がつくまで焼き、ひっくり返す。
もう片面にも焦げ目がつく頃、餅が膨らみ始める。
ブーッと膨らみはじめたらひっくり返すとちょっとだけ落ち着く。
どちらの面を焼いても膨らむようになったら食べ頃。
表面カリカリ、アッチッチ、中の餅はのびーる。

1月

2

おせち料理

ほぼ毎年食べてきたおせち料理。
これを食べないと年が明けません。
コリコリとした食感の数の子。
甘い黒豆。
ちょっと固い田作り。
なくてはならない紅白のかまぼこ。
甘すぎて香りが嫌いな伊達巻き。
こちらも甘いけど嫌いではないきんとん。
お酢の具合によっておいしかったりおいしくなかったりする紅白なます。
あると豪華な伊勢エビ。
焼きたてはおいしい鯛の姿焼き。
冷えてもおいしい鰤の照り焼き。
甘くしない方が好きな車えびの艶煮。
最初に箸を付けることが多い昆布巻き。
ないと寂しい筑前煮。
今年もおいしくいただきました。

12月

27

オニオングラタンスープ

ひさしぶりにオニオングラタンスープを作った。
タマネギをただただ丁寧に炒める。
鍋肌にタマネギの甘味成分がこびりつく。
それでもじっくりと炒めていくと、次第にタマネギが飴色になる。
飴色から茶色に変わるくらいで炒めるのをやめて水を加えて煮る。
このときに鍋肌の甘味成分をヘラでこそげ落としていく。
塩と胡椒で味を調える。
オーブンで焼くことのできる器にスープを入れて、バゲットの薄切りを載せ、上にチーズをまぶす。
オーブンで焼いてできあがり。
うまかった。